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私は告白する
1953年アルフレッド・ヒッチコック監督のアメリカの映画 ウィキペディアから
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『私は告白する』(わたしはこくはくする、I Confess)は、 1953年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はモンゴメリー・クリフトとアン・バクスターなど。強盗殺人を告白された神父が、自分に容疑がかかりながらも、戒律によって真犯人を明かすことができずに追い詰められていく姿を描いている。原作はポール・アンセルムの1902年初演のフランスの戯曲『Nos Deux Consciences(私たちの2つの良心)』[2]。
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ストーリー
カナダ・ケベック市の敬虔な神父マイケル・ローガンは、ある夜、教会で働くオットー・ケラーから強盗殺人を犯したとの告解を聞く。事件を担当するラルー警視は犯行時に犯人が僧衣をまとっていたことを突き止め、マイケルに疑いがかかる。だが、マイケルはケラーの告白を他言することができない。そのうえ、犯行のあった夜にマイケルが国会議員の妻ルースと逢っていたことがわかり、警察からの容疑が深まってしまう。
ルースはマイケルの無実を証明するために良人、検事、警視、マイケルらの前で、マイケルが聖職を志す以前の過去の恋を打ちあける。そして、事件の被害者であるヴィレット弁護士が、この過去の恋を材料にして2人を脅喝し続けていた事実も判明する。ヴィレット弁護士が殺害された晩は、その対策を相談するために逢っていたのである。
マイケルは起訴されたが、確証がないため無罪の判決を受けた。だが民衆は承知せず、マイケルに罵声をあびせかけた。事件の真実を知るケラーの妻が真相を話そうとしたが、ケラーに拳銃で撃たれ殺されてしまう。ケラーはホテルへ逃げ込み、ラルー警視はマイケルらとともにケラーを追った。マイケルはケラーを説得しようとしたが、逆上したケラーは自らの罪をラルー警視の前で暴露し、マイケルに拳銃を撃ってきた。ケラーはラルー警視の命令によって包囲する警官の銃弾に倒れた。
ヒッチコック登場シーン
映画冒頭で階段の上の道を横切る人物として登場している。
→「アルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演一覧」も参照
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登場人物
キャスト
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、30件の評論のうち高評価は83%にあたる25件で、平均点は10点満点中7点となっている[4]。
脚注
外部リンク
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