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立野和明
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立野 和明(たての かずあき、1998年4月3日 - )は、愛知県西春日井郡豊山町出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
名古屋市立楠西小学校時代に野球を始め、豊山町に転居後は豊山フェニックスに所属[2]。豊山町立豊山中学校時代は、東海チャレンジャーに所属する[3][4]。
中部大第一高校に進学し、2年秋からエースになるものの、在学時は甲子園出場経験はなかった[3]。高校卒業後は少しでも早いプロ入りを志望し、大学進学ではなく社会人野球の道に進んだ[3]。
東海理化では、チームとしては都市対抗野球大会への出場経験はないが、補強選手として3度出場している[5]。2年目の第44回社会人野球日本選手権大会では1回戦の室蘭シャークス戦に登板し、12回1失点と完投勝利を収める[5]。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議にでは、北海道日本ハムファイターズから2位指名を受け、11月8日に契約金7000万円、年俸1100万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[6]。背番号は33。
日本ハム時代
2020年はイースタン・リーグでは12試合の登板で2勝3敗1セーブ・防御率3.81という成績を残したが[7]、一軍登板は無かった。
2021年は6月5日の読売ジャイアンツ戦でプロ初登板初先発を果たし[8]、5回3安打1失点の内容で勝敗は付かなかった[9]。3試合目の先発登板となった同30日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、5回3安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げた[10]。その後は中10日で7月11日の千葉ロッテマリーンズ戦に先発予定であったものの、雨天中止となり、登板機会が無いまま前半戦を終えた[11]。五輪による中断期間を経て、後半戦の開幕を中継ぎとして一軍で迎え[12]、8月18日のオリックス・バファローズ戦でプロ初のリリーフ登板となったが、1回3安打2失点を喫し[13]、同23日に登録抹消[14]。9月5日に先発として一軍再昇格すると[15]、シーズン終盤は先発陣の一角を担い[16][17]、この年は11試合(10先発)の一軍登板で4勝3敗・防御率2.45を記録した[18]。オフに700万円増となる推定年俸1700万円で契約を更改した[19]。
2022年は開幕5試合目の埼玉西武ライオンズ戦でシーズン初登板初先発[20]。5回4安打3四死球4奪三振2失点という内容で勝利投手となり[21]、これが新監督・BIGBOSSの初勝利となった[22]。ただ、その後は2試合連続で打ち込まれ[23][24]、4月22日に出場選手登録を抹消された[25]。抹消後は二軍でも35回2/3で被安打54と打ち込まれ[26]、夏場には右肘の故障もあって[27]一軍再昇格は果たせずにシーズンを終え、この年は3試合の先発登板で1勝2敗・防御率10.13という成績に終わった。オフに100万円減となる推定年俸1600万円で契約を更改した[28]。
2023年は7月28日に出場選手登録され[29]、同30日のオリックス戦で1年3か月ぶりとなる一軍登板を果たした[30]。ただ、4試合に登板して0勝1敗・防御率6.00という成績[31]で8月10日に出場選手登録を抹消されて[32]以降の一軍登板は無くシーズンを終えた。オフにはフェニックス・リーグに参加していたものの、10月29日に球団から戦力外通告を受けた[33]。現役続行を希望して、11月15日には12球団合同トライアウトに参加したが、シート打撃での打者3人との対戦では2者連続四球を与える結果に終わった[34]。
NLB・富山時代
2023年11月22日、独立リーグ・日本海リーグ(NLB)に所属する富山GRNサンダーバーズへの入団が発表された[35]。背番号は13。入団後、9試合に出場し、5勝2敗・防御率2.89を記録するが、日本野球機構12球団の補強期間終了を契機に、シーズン中の2024年8月1日付で退団を発表[36]。プロ野球選手としての現役を引退した。シーズン途中での退団であったが、リーグの規定投球回数を満たし、シーズン終了後に最優秀WHIPのタイトルを獲得した[37]。退団後は野球から離れて新たな挑戦をする意向を示している[36]。
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選手としての特徴
ダイナミックな投球フォームからカーブ・スライダー・カットボール・スプリットを投じる[38]。ストレートの最速は社会人時代に152km/h[3]、プロ入り後は149km/hを計測している[39]。
人物
立野の母も同じく豊山町出身であり、中学時代にイチローの2つ上の先輩だった[40]。なお立野は、イチロー以来の豊山町出身のプロ野球選手である[40][41]。
詳細情報
年度別投手成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2021年6月5日、対読売ジャイアンツ2回戦(東京ドーム)、5回1失点で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回裏に重信慎之介から空振り三振
- 初勝利・初先発勝利:2021年6月30日、対東北楽天ゴールデンイーグルス14回戦(楽天生命パーク宮城)、5回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2021年6月5日、対読売ジャイアンツ2回戦(東京ドーム)、3回表に戸郷翔征から一ゴロ
独立リーグでの投手成績
出典は一球速報.com[42]。
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 33(2020年 - 2023年)
- 13(2024年 - 同年7月)
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脚注
関連項目
外部リンク
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