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竹内志朗

日本の舞台装置家 ウィキペディアから

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竹内 志朗(たけうち しろう、1933年[1][2] - )は、日本の舞台装置家グラフィックデザイナー関西を拠点に、劇場公演のセットデザインを多く手がけるかたわら、テレビ番組・舞台公演・映画などの題字ロゴタイプを多数提供した[3]

日本グラフィックデザイナー協会会員、劇場芸術国際組織(OISTAT)日本センター会員[2]。社団法人関西芸術アカデミー理事、日本舞台美術家協会理事、NPO法人関西舞台文化懇話会理事を歴任[2]

略歴

大阪府出身[1][2]。中学時代に見た演劇をきっかけに舞台装置スタッフに憧れ[4]、高校通学のかたわら関西演劇映画アカデミー(のちの関西芸術アカデミー)に入学[5]劇団アカデミーかもめ座新春座などで謄写版台本の版下作成、ポスターデザイン、舞台監督などに従事し、基礎技術を身につけるかたわら、先輩の舞台装置をスケッチし、道具帳(舞台装置の構成を指示した資料)づくりを独学した[5]

舞台装置家としての修業のかたわら、高校卒業後、「手に職をつけようと[6]」、大阪市内の図案会社「サンPR工房」[7]レタリング印画紙焼き付けの技術[8]を学ぶ。

1956年、「字をやってきたから字がやりたい[6]」として、知人のつてで、大阪テレビ放送(現・朝日放送テレビ)の試験放送[9]から、ニュース番組など[10]テロップカードの手書き作業に従事[4][11]。同社だけでなく、在阪テレビ局いずれでも、開局時のテロップ業務に関わったという[11][3]

以来、本業の舞台装置デザインのかたわら、テレビ番組等のロゴタイプデザイン、コマーシャルメッセージの企画・制作などを手がけている。1971年、自身のデザインスタジオ「シュプール」を設立[2]

受賞歴

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人物

主な仕事

[3][19][20][21][22]

テレビ番組名ロゴデザイン

朝日放送テレビ
その他の放送局

テレビ番組内サブタイトルなど

映画題字

著書

下記いずれも竹内の好意により、シュプールの特設サイトでPDFファイルでのダウンロードが可能[25]

  • 舞台道具帳 大阪市内の劇場散歩(たる出版、2006年)
  • テレビと芝居の手書き文字(イグザミナ、2010年)

外部リンク

関連項目

  • 篠原榮太 - 竹内同様、手書きによるテレビ番組のタイトルロゴを多数製作した人物。

脚注

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