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笠原神明宮
岐阜県多治見市笠原町にある神社 ウィキペディアから
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笠原神明宮(かさはらしんめいぐう)は、岐阜県多治見市笠原町にある神社。旧社格は郷社。笠原町の産土神とされている。
祭神
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
例祭
- 毎年10月第2日曜日に行われる例祭は、笠原神明宮秋季祭礼という。
- 山車馬(山車のように華やかに飾った馬)等が奉納され、境内を駆け回るものである。
沿革
古くからこの地に祀られているが、寛政5年(1793年)の火災により記録が焼失し詳細は不明である。
伝承によれば、奈良時代、天武天皇の皇子の磯城皇子末裔にあたる笠原真人が、伊勢神宮から分霊し、この地に祀ったのが最初という。
また、笠原の地名は笠原真人に由来する。
寛政5年(1793年)の火災により建物は全て焼失したため、寛政6年(1794年)に社殿が再建された。
明治になると神明宮から神明神社に改称された。
現在の社殿はコンクリート製である。笠原町ではタイルの製造が盛んであることから、階段や壁はタイル張りである。壁にはモザイクタイルを利用したレリーフがあり、白馬、山車馬、立願馬をモチーフにしている。
昭和61年(1986年)、神明神社から笠原神明宮に改称した。
指定文化財・天然記念物
多治見市指定文化財
- 笠原神明宮四角型丸竿灯籠
(建造物) 正徳3年(1713年)花崗岩 全高192㎝ 笠幅53㎝ 指定年月日:平成元年(1989年)12月10日
- 手洗石
(彫刻) 寛延2年(1749年)花崗岩 高さ60cm 幅84.5cm 奥行52.cm 指定年月日:平成元年(1989年)12月10日
- 笠原神明宮 陶製狛犬一対
(工芸) 寛政6年(1794年) 高66.5cm 妻木陶工 山本治良八宗和作 指定年月日:平成元年(1989年)12月10日
- 笠原神明宮 陶製狛犬一対
(工芸) 文久2年(1862年) 高33.8cm 笠原陶工 加藤佐助作 指定年月日:平成元年(1989年)12月10日
- 笠原神明宮 陶製狛犬一対
(工芸) 元治元年(1864年)または翌年 高86.5cm 笠原陶工 加藤佐助作 指定年月日:平成元年(1989年)12月10日
- 旧日光寺陶製狛犬一対
(工芸) 元治2年(1865年)【阿形】高さ42.8cm 横21.2cm 奥行26.0cm 【吽形】高さ44.8cm 横22.3cm 奥行24.5cm 加藤佐助作 指定年月日:令和6年(2024年)3月21日
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現地情報
- アクセス
- 東鉄バス笠原線「下神戸」バス停下車。
- 多治見駅前バスターミナル(中央本線多治見駅南口)2番のりば、「東草口」行き
外部リンク
参考文献
- 『笠原町史 その5 (かさはらの歴史)』 第四章 近世 第九節 笠原の寺社 六 神明宮 p215~p219
脚注
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