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第1期王将戦
1951年度の王将戦 ウィキペディアから
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第1期王将戦(だい1きおうしょうせん)は、1951年度の王将戦である。前回は一般棋戦として開催され、今期よりタイトル戦に格上げされた[1]。
概要
今期は前回と同様に順位戦A級上位5名によるリーグ戦で挑戦者を決定し、木村義雄名人との七番勝負が行われる。今期より七番勝負の勝者に王将位が贈られることとなった[2]。また、各1局であったリーグ戦は先後各1局の2局ずつ指されることとなった[3][4]。
今期のリーグ戦出場棋士は、第6期順位戦A級1位の升田幸三八段、A級2位の大山康晴九段、A級3位の丸田祐三八段、A級4位の坂口允彦八段、A級6位の塚田正夫前名人。なお、塚田はA級5位の高柳敏夫八段が休場のため、繰り上げ出場となった[3]。
挑戦者決定リーグでは升田幸三八段と塚田正夫前名人が6勝2敗で並び、挑戦者決定プレーオフが行われた。結果は升田が勝利し、挑戦権を獲得した[3]。
七番勝負では5局目の時点で升田幸三八段の4勝1敗となり、三番勝ち越したため、升田が初代王将となることが決まった[3][4][5]。
王将戦は「三番手直り」の指し込み制を採用していたため、第6局は木村義雄名人が香落ちで指すこととなった[4]。しかし、升田が対局を拒否したことで、升田の1年間の出場停止、理事会総辞職に発展。最終的に木村名人の裁定により、升田の復帰、理事の辞表は受理されない結果となった[3][6]。
→詳細は「陣屋事件」を参照
第6局は升田の不戦敗となり、第7局は平手番として行われ、升田が勝利した。最終成績は升田の5勝2敗[3]。
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第1期王将戦七番勝負
挑戦者決定プレーオフ
プレーオフ | |||||
升田幸三八段◎ | ○ | 挑戦者 | |||
塚田正夫前名人 | ● | ||||
挑戦者決定リーグ
脚注
参考文献
外部リンク
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