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筑後草野駅
福岡県久留米市草野町紅桃林にある九州旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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筑後草野駅(ちくごくさのえき)は、福岡県久留米市草野町紅桃林(ことばやし)にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である[1]。
歴史

- 1928年(昭和3年)12月24日:鉄道省(国有鉄道)の駅として開業[2][3]。常磐線と福知山線に存在する「草野駅」と混同することから、「筑後」を加えて「筑後草野」と名付けられた。
- 1945年(昭和20年):駅舎がシロアリの被害に遭ったため改築[4]。
- 1963年(昭和38年)2月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:荷物扱い廃止[5]。駅員無配置駅となる[6]。
- 1972年(昭和47年)5月:駅舎および土地が草野町商工振興会に払い下げされる[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2][3]。
- 1989年(平成元年)4月1日:無人駅となる[8]。
- 1992年(平成4年)
- 1994年(平成6年)6月7日:午前2時10分頃、不審火により駅舎全焼[7][8]。
- 1996年(平成8年)11月上旬:駅舎再建[10]。
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駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]、上下線ともに乗り越し分岐器により安全側線が分岐している。以前は棒線駅であったが、1992年(平成4年)に久大本線で特急運行を開始する際の高速化工事により2面2線化された[9]。
1971年(昭和46年)に駅員無配置駅となったが、1972年(昭和47年)5月に駅舎および土地が草野地区商工振興会に払い下げられた[7]後に、宿直室に1名が住み込み、切符の販売と駅の清掃を行っていた[注釈 1]。小荷物取り扱いは、西久大運送の久留米支店員が10時から12時まで詰めて行っていた[4]。
旧駅舎は1994年(平成6年)に火災で焼失したため、1996年(平成8年)に現在の駅舎が久留米市の負担で建築された。しかし、このことが地方財政再建促進特別措置法第24条に抵触するおそれがあったため、落成後しばらくの間は「筑後草野駅」の看板・表記をすることができなかった[10]。草野観光会館を兼ねており、かつては古道具屋が駅舎内で営業をしていたが、空き部屋となっており、駅員も常駐しない無人駅である[1]。待合ベンチと時刻表、便所以外の設備は一切無い。また、本駅から乗車する際は車内で整理券を受け取り、降車時に運賃を支払うか、駅窓口で精算する必要がある。
のりば
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利用状況
2016年度の1日平均乗車人員は120人である[12]。
駅周辺
駅前には駐車場を兼ねた広場がある。駅前の道路を直進するとT字路があり、そこで県道151号(通称:草野並)と交差する。国道210号線を走っていると「筑後草野駅」の所在を示す標識があるが、国道からかなり外れた場所に位置することと、丁字路に出てきたところで駅の所在を示す標識がないため、どこに所在しているのか分かりにくい。「筑後草野駅」の標識が立っている交差点を左折し、道を上っていくと県道151号線の『矢作』という場所に出てくるので、丁字路を左折して道をまっすぐ進んでいくと駅に到着する。
草野並沿いは「草野・紅桃林地区の伝統的町並み」として保存されており、民家が立ち並ぶ中に古民家が保存されている。
- 西鉄バス久留米「草野駅前」バス停 - 県道151号線上。
- 耳納連山登山口
- 久留米市立草野歴史資料館(旧草野銀行本店、国登録有形文化財)
- 山辺道文化館(旧中野病院診療等及び倉庫、国登録有形文化財)
- 船田工業久留米営業所
- 久留米市立草野歴史資料館
- 山辺道文化館
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隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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