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裏サンデー

日本のオンライン漫画プラットフォーム ウィキペディアから

裏サンデー
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裏サンデー』(うらサンデー)は、2012年より小学館が配信するウェブコミック配信サイト。通称『裏サン』。

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概要

2012年4月18日、「掟破りの無料WEBマンガサイト」「脱獄型WEBコミックサイト」と題し、石橋和章をはじめとする編集者数名が立ち上げ、配信開始した無料コミック配信サイト[1][2]。開始時は週刊少年サンデー編集部が運営していたが、後に独立し、現在は裏サンデー編集部が運営している[3]

クラブサンデーとは異なり、WEB漫画作家を中心に起用されており、同年5月7日より平日日替わりで各連載作品を更新する。各作品には1日1回投票可能な投票ボタンが付いており、作品毎の訪問数や得票数も公開され、読者がコメントをつけることが出来る機能も付与されている。配信形式は電子書籍ビューワなどは使用せず、ダウンロード制限のないJPEG画像で掲載されている[4][5]

サイト開設以来、単行本が発売されても全話掲載をしてきたが、2013年9月2日のリニューアル後、最新話と一部過去掲載分のみを公開することに変更された[6]

マスコットキャラはナマズの「ゲンコウ・ビリー」[7]

2014年12月、裏サンデーから派生した無料スマートフォンアプリ『マンガワン』を開始し、2015年4月、サイトをリニューアルした。現在はマンガワンの方がメインとなっている。

2019年9月、サイトを再びリニューアルした[1]

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連載作品

要約
視点

連載中

※2025年3月時点のもの[8]

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連載終了

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映像化作品

アニメ化

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ドラマ化

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連載投稿トーナメント

裏サンデーが2012年12月25日から始めた企画。第5回より、『マンガワン投稿トーナメント』の名称になった。

年に2回開催しており、第1話の原稿を投稿し、編集部で採点された5作品と、予選敗退作品の中からマンガワンのユーザーの投票により選ばれた2作品の計7作品が決勝に進み、第2話の原稿でユーザーに投票してもらい、優勝したら即連載という内容である[10]

以前は不定期の開催であり、1回戦で第1話、2回戦で第2話、決勝で第3話を投稿し、全て読者の投票とコメントで評価され、優勝したら即連載という内容であった。

レーベル

「裏少年サンデーコミックス」(背表紙における表記は「裏サンCOMICS」)のレーベルで2012年11月16日より単行本が発売中。基本、B6版で発売しているが、『マギ シンドバッドの冒険』と『送球ボーイズ』のみ少年サンデーコミックスと同じ新書版で発売している。また、『市場クロガネは稼ぎたい』のみ「少年サンデーコミックス」のレーベルで発売している。

週刊連載の場合、単行本化は確約されているが、月刊連載の場合、180ページ分打ち切られず連載できれば単行本化というシステムになっている[11][12]

初の単行本発売の前日より、「赤字のため単行本が売れなければ裏サンデー終了の可能性があります」という告知を行い、話題となった[13]

2019年4月、Cygamesが運営するサイコミと業務提携をして、新レーベル「サイコミ×裏サンデー」が誕生した[14][15]

収益

当初は課金システムや広告モデルなどを導入せず、単行本販売のみで採算をとる仕組みであった。そのため初の単行本発売の前日に「赤字のため単行本が売れなければ裏サンデー終了の可能性があります」と告知をしたが[16]、単行本の売上はユーザー数の割に低い状態にとどまっていた[17]

2013年3月、ユーザーが増えるに伴ってサーバー維持費なども増えたため、費用を賄うために広告をつけたり、連載作品の一部を公開制限したりなどのリニューアルを行った[6]。作品の閲覧を制限したことで結果的に単行本の売上は伸びたが、今度はユーザー数の伸びが止まってしまう[17]

どうしようか悩んでいた時、裏サンデーで実施していた「ビジネスパートナー募集」の企画で、Link-Uからアプリを作らないかという提案があり、2014年12月、裏サンデーのアプリ版である『MangaONE』を開始する。MangaONEではライフ制を軸とした閲覧制限と課金システムを採用している[17][18]

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評価

リリース当初から「面白い」「読みやすい」とtwitterを利用した口コミで広まりを見せ[19]、2012年11月には月間平均ページビュー(PV)1000万・UU80万を獲得し、「日本一人が集まるコミックサイト」となった[20]。2014年9月には、月間UU120万・月間PV2700万にまで成長するが、この頃になると漫画配信アプリが台頭し、一部アプリは裏サンデーより多くのユーザーを集めるようになっていた[17]

経営面では当初単行本が思ったように売れず苦戦していた。しかし、前述のようにアーカイブスの閲覧を制限したことで単行本の売上が伸び[17]、2014年7月時点では「非常に好調」であるとされる[3]

脚注

関連項目

外部リンク

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