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裾野駅

静岡県裾野市平松にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

裾野駅map
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裾野駅(すそのえき)は、静岡県裾野市平松にある、東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線である。駅番号CB14

概要 裾野駅, 所在地 ...
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東口(2022年6月)
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概要

裾野市の中心市街地に位置する市の代表駅である。国府津駅から御殿場駅を経由し沼津駅へと向かう御殿場線の中間駅であり、かつては普通列車に加え新宿駅と沼津駅を結ぶ特急あさぎり」が停車していた[2]

駅の開業は1889年明治22年)で、開業当時の駅名は地名に由来する佐野駅(さのえき)であった。

当初の設置予定地は裾野赤十字病院付近であった。しかし、地元の猛反対に遭い佐野原神社の場所に建設を検討するが、明治天皇の意見により現在の場所になった[3]

1915年大正4年)に、栃木県などにある佐野駅と紛らわしい、という理由で現在の裾野駅に改称した。改称時に「裾野」を名乗る市町村はなく、富士山の裾野にあるから、あるいは箱根山愛鷹山の山間にあるから「裾野」と名付けられたと言われる[4]。周囲の町が裾野町(裾野市の前身)となったのは駅名改称の後の1952年(昭和27年)のことであり、町名の「裾野」は駅名に由来していると言われる[4]

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歴史

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駅構造

ホーム・駅構内

島式ホーム1面2線を有する地上駅。1番線には折り返し列車用の信号機が設置されており、当駅で折り返す下り列車の設定が可能である。島式ホームは一部に古レールを使用したホーム上屋が設けられている。

ホームのある線路の他、保線車両の留置に使用されるホームのない側線が下り線の外側に1本ある。

さらに見る 番線, 路線 ...

(出典:JR東海:駅構内図

駅舎・設備

駅舎および改札口は、構内西側と東側の2か所にある。構内西側にある駅舎が駅本屋で、ホームから1番線を跨ぐ跨線橋を渡った先に設置されている。駅本屋内にはJR全線きっぷうりば自動券売機、がある。構内東側、ホームから構内踏切で2番線を渡った先にある駅舎にも駅員が配置されており、内部には自動券売機が設置されている。2017年(平成29年)2月25日からエレベーターが設置され、西側改札口からエレベーターで通行が可能となった。跨線橋には1956年に東鉄工業が施工した事を示す銘板がある[12]

駅舎南側に照明用ランプ燃料等を収納していたランプ小屋(危険物庫)が現存している。現存する多くのランプ小屋はレンガ作りであるが、当駅のランプ小屋は伊豆石(凝灰岩)製である。

当駅はJR東海の駅長駅員配置駅(直営駅)である[13]。また管理駅として、裾野市・長泉町沼津市にある御殿場線の4駅(岩波駅長泉なめり駅下土狩駅大岡駅)を管理している[13]

利用状況

「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員1,991人である[静岡県 1]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...
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駅周辺

駅周辺は裾野市の中心市街地である。駅西側地域は裾野市の顔であり、裾野市役所やベルシティ裾野もこの地域にある。駅西側の駅前からは、静岡県道345号裾野停車場線が西へ向かって伸びている。

裾野市による駅西土地区画整理事業の事業認可が2003年(平成15年)2月に下り、駅周辺の整備が開始されることになった[14]。駅周辺の拠点性の強化のため、駅前広場の整備、駅自由通路の建設、駐車場駐輪場の建設などが計画された[14]。2021年(令和3年)3月10日より、整備された駅前広場の使用が開始されている[15]

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バス路線

駅の西口側には、「裾野駅」停留所が設置されており、富士急シティバス富士急モビリティ路線バスが発着している。なお、イベントなどで別の場所で発車することもある。TOICAなどの交通系ICカードが利用可能。

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その他

  • 駅の設置は「現在の駅周辺で蒸気機関車への給水作業をしなければならなかったため、水利権を無条件で提供することを条件に当駅が設置された」という経緯がある[16]

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CB 御殿場線
岩波駅 (CB13) - 裾野駅 (CB14) - 長泉なめり駅 (CB15)

脚注

関連項目

外部リンク

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