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西洞院時慶

安土桃山時代から江戸時代前期の公家・歌人・医者。従二位・参議。西洞院家26代。子に善忠(東福寺、善恵軒)、中和門院女房、新中納言局(新上東門院上臈) ウィキペディアから

西洞院時慶
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西洞院 時慶(にしのとういん ときよし)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての公家歌人医者権大納言飛鳥井雅綱の孫。安居院僧正・覚澄の子。官位従二位参議西洞院家9代当主。号は松庵。

概要 凡例西洞院 時慶, 時代 ...
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経歴

河鰭季富の養子となり、河鰭公虎(かわばた きんとら)と名乗る。その後、叔父の飛鳥井雅春の養子となり飛鳥井公虎を名乗ったのち、西洞院時当(ときまさ)の養子となり、天正3年(1575年)に西洞院家の家督を相続する。孝蔵主を通じて高台院と親交があった。

六条有広と共に日本初の活版印刷である慶長勅版に携わる。慶長年間に後陽成天皇の勅許を得て、荒廃していた平野神社を再建した。寛永元年(1624年)8月26日に出家、法名「円空」。

寛永3年(1626年)7月24日、徳川秀忠家光に従い上洛した伊達政宗が催した香席に、近衛信尋一条兼遐兄弟らと共に、子の平松時庸と招かれており、その「饗応香会の記」が日本に現存する最古の香記録として残る(個人蔵)。

彼の日記は『時慶記』として残り、宮中を始めとして武家や芸能まで幅広い交際をうかがわせる。

系譜

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