誰が電気自動車を殺したか?

『誰が電気自動車を殺したか?』（だれがでんきじどうしゃをころしたか、原題: Who Killed the Electric Car?）は、2006年のドキュメンタリー映画である。

誰が電気自動車を殺したか?
Who Killed the Electric Car?
監督	クリス・ペイン
脚本	クリス・ペイン
製作総指揮	ディーン・デヴリン リチャード・D・タイタス タヴィン・マリン・タイタス
ナレーター	マーティン・シーン
音楽	マイケル・ブルック
撮影	サディウス・ウォドレー
編集	マイケル・コバレンコ クリス・A・ピーターソン
配給	ソニー・ピクチャーズ クラシックス
公開	2006年6月28日
上映時間	97分
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語
製作費	$1,000,000

1990年前半に米国で発売された、GMの電気自動車、EV1を取り上げている。

2011年には、続編にあたる"Revenge of the Electric Car"が発表されている。同作品では、テスラ・ロードスターを開発したイーロン・マスクなどの電気自動車の開発者に焦点を当てている。

概要

かつて大きな注目を集めた電気自動車。カリフォルニア州は1996年から電気自動車の導入政策を始めたが、ある時期を境に電気自動車は市場から姿を消してしまった。果たして誰かの陰謀なのだろうか。

1990年、カリフォルニア州大気資源委員会（英語版）（作中では｢カリフォルニア大気資源局｣と訳されている）のZEV規制（Zero-Emission Vehicle regulations）を受けて、GMは電気自動車EV1 650台を一般向けにリース販売を行ったが、ある日異変が起こる。そしてそれはGMに限った話ではなかった。同時期に電気自動車を世に出したフォード、トヨタ、ホンダも･･･。

2008年8月20日日本版DVD発売。

スタッフ

• 監督：クリス・ペイン

キャスト

• ナレーター：マーティン・シーン
• チェルシー・セクストン
• トム・ハンクス（アーカイブ映像出演）
• メル・ギブソン（アーカイブ映像出演）
• アーノルド・シュワルツェネッガー（アーカイブ映像出演）

関連項目

• スタンフォード・ロバート・オブシンスキー#ゼネラル・モーターズと米国自動車バッテリーコンソーシアム
  • エナジー・コンバージョン・デバイセズ#特許負担 / コバシス#批判
    • 車両用大型ニッケル水素電池特許に対する負担（英語版）

外部リンク

• Who Killed the Electric Car?
• ソニー・ピクチャーズ
• Revenge of the Electric Car
• PLUG IN AMERICA - 作中に登場する市民団体、作中の抗議デモの写真がある
• 誰が電気自動車を殺したか? - allcinema
• Who Killed the Electric Car? - オールムービー（英語）
• Who Killed the Electric Car? - IMDb（英語）