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豊野駅 (北海道)

日本の北海道紋別郡興部町にあった北海道旅客鉄道の駅(廃駅) ウィキペディアから

豊野駅 (北海道)
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豊野駅(とよのえき)は、北海道網走支庁紋別郡興部町字豊野にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線廃駅)である。事務管理コードは▲122114[2]

概要 豊野駅, 所在地 ...
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1978年の豊野駅と周囲約500m範囲。右が紋別方面。周囲は牧草地帯で民家はまばら。周囲に防風雪対策が何もなく、海側からの風を真向から受ける位置にある。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
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歴史

一部の普通列車は通過した(1989年4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り3本上り2本(快速運転列車)[3])。

駅名の由来

所在地名より。もともと当地を流れる河川名から「ルロチ」とよばれ、漢字を当てて「留露千」あるいは「瑠橡」と表記されたが、読みにくいという理由により上流域が豊畑(とよはた)、駅が設けられた下流域が豊野と改名され[5]、駅名に採用された。

「豊野」の由来については「豊かな実りの野原にしたいという念願」からとされている[6][7]

なお、「ルロチ」の名称はアイヌ語の「ルロチ(ru-ot-i)」(海水が・いっぱいある・もの〔川〕=満潮時に海水が入る川)に由来するとされる[5]

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駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、構内の南西側(遠軽方面に向かって右手側)に存在した[8]

無人駅となっており、駅舎はないが木造の待合所を2棟有していた[8]。ホームは、道路と同じ高さであった[8]

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...

駅周辺

駅跡

2001年(平成13年)時点ではホームが残存し、枕木とホーム囲いに利用されていた古レールが残骸として残っていた[11]2011年(平成23年)時点でも同様で、線路跡も確認できた[12]。空き地になっている。2017年(平成29年)7月時点では、駅跡に続く道が途中で立入禁止となっている。

隣の駅

北海道旅客鉄道
名寄本線
旭ヶ丘駅 - 豊野駅 - 沙留駅

脚注

関連項目

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