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金太郎 (格闘家)

日本の総合格闘家 ウィキペディアから

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金太郎(きんたろう、1993年3月19日 - )は、日本男性総合格闘家大阪府八尾市出身。アメリカン・トップチーム所属。元PANCRASEバンタム級ランキング1位(2019)。

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概要 YouTube, チャンネル ...
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来歴

要約
視点

元々は争いが嫌いな大人しい少年だったが、いじめを受けた際にやり返したことがきっかけで生活が一変。中学生時代は悪い先輩のいるグループに加入して荒れた生活を送っていたが、少年院を出てからは悪い人達との縁を絶ち切り、16歳で完全に更生した。

以降は両親の応援のもと、仕事をしながらプロ格闘家を目指して、本格的にキックボクシング総合格闘技の練習を開始。18歳になると史上最年少でTHE OUTSIDERに初参戦[2](※参戦初期のVTRとキャッチコピーで元ヤクザなどと大げさな表記をされたことがあるが、暴力団に所属していたという事実は一切無い。本人も完全否定している。)[3][4]。19歳からはDEEPパンクラスといった国内メジャー団体にも出場し、プロ総合格闘家としてのキャリアを積んだ。

2014年12月7日、THE OUTSIDER 第33戦の「THE OUTSIDER×パンクラス対抗戦」にパンクラス代表として出場。アマチュア時代に唯一の黒星を喫していた樋口武大と再戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ちを収め、リベンジに成功した。

2015年6月21日、VTJ in OSAKAで祖根寿麻と対戦し、右ハイキックでKO負け。

2016年3月13日、PANCRASE 276の第22回ネオブラッド・トーナメントバンタム級一回戦で村田康大と対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めたが、準決勝は右足甲の骨折により不戦敗となった[5]

2018年10月21日、PANCRASE 300でバンタム級ランキング8位のアラン“ヒロ”ヤマニハと対戦し、スタンドパンチ連打でダウンを奪い、パウンドでTKO勝ち。

2019年4月14日、PANCRASE 304でバンタム級ランキング1位のTSUNEと対戦し、右ハイキックでKO勝ち。この試合のノックアウトシーンは、同年にUFCファイトパスで放送された大会の中から選ばれるノックアウト・オブ・ザ・イヤーの第2位にランクインされた[6]。これでPANCRASE 5連勝となり、タイトルマッチの権利を獲得した。

2019年7月21日、PANCRASE 307のバンタム級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチで王者のハファエル・シウバ英語版に挑戦。組み付いてきたシウバにエルボーとパウンドを連打してシウバをふらつかせるなど試合を優勢に進めていたが、組みの展開で自ら足を負傷して動けなくなり、肩固めで一本負け。王座獲得に失敗した。

RIZIN

2020年2月22日、RIZIN初出場となったRIZIN.21にて加藤ケンジと対戦し、1Rにリアネイキッドチョークによる一本勝ちを収めた[7][試合映像 1]

2020年9月27日、RIZIN.24瀧澤謙太と対戦し、序盤やや優位に進めるも3Rにダウンを奪われて劣勢となり、1-2の僅差の判定負けを喫した。RIZIN初のラッシュガードを着用し試合を行った[8][試合映像 2]

2021年6月27日、RIZIN.29のバンタム級JAPANグランプリ1回戦でGRACHANバンタム級王者の伊藤空也と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[9][試合映像 3][補足映像 1]

2021年9月19日、RIZIN.30のバンタム級JAPANグランプリ2回戦で井上直樹と対戦し、0-3の判定負けを喫した[10][試合映像 4][補足映像 2]

2021年12月31日、RIZIN.33で元DEEP2階級王者の元谷友貴と対戦し、僅差の展開となるも0-3の判定負けを喫した[11][試合映像 5][補足映像 3]

2022年4月16日、RIZIN TRIGGER 3rdでレスリング全日本選手権3連覇の倉本一馬と対戦予定だったが、試合2日前の朝、起きた瞬間に体に激痛が走って起き上がれなくなり、急性腰痛症になったことで計量の前日に急遽欠場となった[12]

2022年9月25日、RIZIN.38で元RIZINバンタム級王者の堀口恭司と対戦し、1Rに堀口のローキックに左ストレートを合わせてフラッシュダウンを奪うも、2Rに肩固めによる一本負けを喫し、3連敗となった [13][試合映像 6][補足映像 4]

2023年4月1日、RIZIN.41でDEEPバンタム級王者の石司晃一と対戦。カウンターを狙うも消極的な展開となり1-2の判定負けで4連敗[14]。試合後、金太郎の周りの人間がSNSで「金太郎がイップスになっている」という間違った情報を勝手に流したことから、金太郎が急遽取材を受けて否定[15]。その際には、『言い訳にしたくなかったので今まで黙っていた事』と前置きをした上で、この試合の1週間前に左手の指を剥離骨折し、さらに左肘を負傷して左のパンチが打てなくなっていたため消極的だったことを明かした。この怪我はすぐに手術しないといけない怪我だったが、「昨年のRIZIN TRIGGER 3rdを試合2日前にぎっくり腰で欠場した時のやるせない気持ちを払拭したい」という理由や、「直前の怪我すぎて、こんなところで試合を断れるわけがないという、自分自身のプライド」などから、欠場せずに強行出場していたことを明かした[15][補足映像 5]

2024年3月23日、RIZIN LANDMARK 9でダイキ・ライトイヤーと対戦。3度のダウンを奪う圧勝で3-0の判定勝ちを収め連敗を脱出[16]伊藤空也戦以来、2年9か月振りの白星となった。[試合映像 7][補足映像 6]

2024年9月29日、RIZIN.48秋元強真と対戦。左ストレートで効かせられグラウンドでの膝蹴りで1RTKO負け[17]。実に8年振りのKO負けであった。[試合映像 8][補足映像 7]

2025年5月31日、RIZIN WORLD SERIES in KOREAヤン・ジヨンと対戦。打撃と組み、双方で劣勢となり3RTKO負けを喫した[18]

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人物

エピソード

  • リングネームである『金太郎』は、中学生の頃に山にこもって喧嘩のトレーニングをしていたことから友人に付けられたあだ名と、14歳の時に背中に彫った金太郎のタトゥーに由来する[19]

密着動画

  • RIZIN公式YouTubeチャンネル、金太郎の密着動画『Preparation』(2021)[映像 1]

戦績

プロ総合格闘技

さらに見る 総合格闘技 戦績 ...
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
×ヤン・ジヨン3R 0:19 TKO(パウンド)RIZIN WORLD SERIES in KOREA2025年5月31日
×秋元強真1R 3:16 TKO(左ストレート→グラウンドでの膝蹴りRIZIN.482024年9月29日
ダイキ・ライトイヤー5分3R終了 判定3-0RIZIN LANDMARK 92024年3月23日
×石司晃一5分3R終了 判定1-2RIZIN.412023年4月1日
×堀口恭司2R 2:59 肩固めRIZIN.382022年9月25日
×元谷友貴5分3R終了 判定0-3RIZIN.33
【RIZINバンタム級JAPANグランプリ リザーブマッチ】
2021年12月31日
×井上直樹5分3R終了 判定0-3RIZIN.30
【RIZINバンタム級JAPANグランプリ2回戦】
2021年9月19日
伊藤空也5分3R終了 判定3-0RIZIN.29
【RIZINバンタム級JAPANグランプリ1回戦】
2021年6月27日
×瀧澤謙太5分3R終了 判定1-2RIZIN.242020年9月27日
加藤ケンジ1R 4:21 リアネイキッドチョークRIZIN.212020年2月22日
×ハファエル・シウバ英語版2R 1:54 肩固めPANCRASE 307
【バンタム級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ】
2019年7月21日
TSUNE1R 3:11 KO(右ハイキック)PANCRASE 3042019年4月14日
アラン“ヒロ”ヤマニハ3R 1:54 TKO(スタンドパンチ連打→パウンド)PANCRASE 3002018年10月21日
合島大樹3分3R終了 判定3-0PANCRASE 大阪大会2018年7月15日
土肥潤1R 0:14 TKO(右ハイキック→パウンド)PANCRASE vs DEEP 大阪大会2017年12月24日
×榎本明1R 0:13 TKO(スタンドパンチ連打→パウンド)TTF CHALLENGE 062016年9月19日
村田康大1R 2:04 TKO(グラウンドパンチ)PANCRASE 276
【第22回ネオブラッド・トーナメント バンタム級 一回戦】
2016年3月13日
×祖根寿麻1R 3:52 KO(右ハイキック)VTJ in OSAKA2015年6月21日
渡辺智史5分2R終了 判定3-0DEEP OSAKA IMPACT 20152015年4月29日
樋口武大1R 3:32 KO(スタンドパンチ連打)THE OUTSIDER 第33戦2014年12月7日
小松寛司1R 0:24 KO(スタンドパンチ連打→パウンド)DEEP CAGE IMPACT in OSAKA 20142014年10月19日
×仁牙ヤスオ3R 0:24 TKO(右ハイキック)PANCRASE 大阪大会2014年7月20日
篠川晴成5分2R終了 判定1-0DEEP OSAKA IMPACT 20142014年2月23日
×遠藤大翼1R 4:36 リアネイキッドチョークDEEP CAGE IMPACT 2013 in TDC HALL2013年11月24日
富田浩司5分2R終了 判定0-1PANCRASE 2492013年7月14日
西岡一弥1R 2:10 TKO(ドクターストップ)DEEP OSAKA IMPACT 20132013年4月28日
×吉武伸洋1R 3:37 TKO(ハイキック)PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR2012年11月25日
神龍1R 2:07 TKO(右ハイキック→パウンド)DEEP OSAKA IMPACT 20122012年9月29日
×MIKE2R 3:03 リアネイキッドチョークRISING ON 12 ~The moment of the moment~
【ライジングオン フェザー級王座決定戦】
2012年6月17日
1R 1:33 腕ひしぎ十字固めRISING ON 11 ~Road to Champion~2012年3月17日
×西田翔1R 1:14 三角絞めRISING ON 102011年12月18日
山下宏平1R 1:10 TKO(グラウンドパンチ)RISING ON 92011年10月9日

アマチュア総合格闘技

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
當山馨1R 0:36 KO(右フック)THE OUTSIDER 第27戦2013年9月8日
比夏瑠1R 0:18 TKO(スタンドパンチ連打)THE OUTSIDER 第21戦2012年5月13日
×樋口武大1R 0:24 腕ひしぎ十字固めTHE OUTSIDER 第19戦2011年11月13日
二川俊雄1R 2:19 TKO(パウンド)THE OUTSIDER 第17戦2011年7月17日
大崎千万1R 0:06 TKO(スタンドパンチ連打)THE OUTSIDER 第16戦2011年5月8日
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表彰

  • THE OUTSIDER サイゾー賞(3回)
  • THE OUTSIDER ベストストライキングテクニック賞(1回)

入場曲

出演

  • タイトロープ ~アウトサイダーという生き方~(2013年)

脚注

関連項目

外部リンク

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