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長命寺 (練馬区)
東京都練馬区高野台にある寺院 ウィキペディアから
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長命寺(ちょうめいじ)は、東京都練馬区高野台にある真言宗豊山派の寺院である。山号は東高野山。江戸時代から「東の高野山」として関東地方でも有数の霊場として広く人々から信仰を得ていた。寺院のある高野台の地名や、最寄り駅である練馬高野台駅の名の由来にもなっている。
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歴史
当寺院は、慶長18年(1613年) に後北条氏の一族である慶算阿闍梨[注 2]によって弘法大師像を祀る庵を作ったのが始まりといわれている。甥にあたる増島重俊[注 3]によって観音堂・金堂などが整えられた。その後寛永17年(1640年) 奈良・長谷寺の小池坊秀算により十一面観音像が作られ、「長命寺」の称号を得る。その後1648年に徳川三代将軍・徳川家光により朱印地を賜り、朱印寺として著名になった。当初は山号は秀算により谷原山と称したが[注 4]、当寺院が高野山奥の院を模して多くの石仏・石塔が作られており、東高野山とも称されるようになり「東の高野山」として人々から信仰を得るようになった。金堂は幾度もの火災により焼失し、現在の金堂は明治37年(1904年) に再建されたものを昭和46年(1971年) に修復したもの。また観音堂も幾度か焼失の目に遭い、現在のは1979年に再建されたものである。
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史跡・施設
- 金堂…不動明王像などが安置されている。
- 観音堂…本尊である十一面観音像が安置されている。現在の本尊の十一面観音像は当初ものではなく、後年の新たにつくられたもの。
- 御影堂…奥の院にある。開基である増島重明によって祀られた弘法大師像が安置されている。普段は秘仏であるが、毎年4月21日に開帳される。開帳と同時期に境内では植木市と稚児行列が行われる。
- 石仏・石塔…寺院の西部一帯に広がる高野山を模した奥の院にある石仏や石塔。1652年(慶安5年)に徳川家光の一周忌を追悼してさまざまな石仏・石塔を安置したもの。現在でも多くの石仏・石塔が見られ、その数は練馬区最多にのぼる。1956年に東京都の指定文化財(史跡)となる[2]。
- 地蔵堂
- 鐘楼…1650年(慶安3年)のもの。練馬区指定有形文化財[2]。
- 南大門…当寺院の山門で四天王像が安置されている。
- 仁王門…17世紀後半。練馬区指定有形文化財[2]。
- 姿見の井戸
- 金堂
- 観音堂
- 御影堂
- 石仏と石塔
- 鐘楼
- 仁王門
- 姿見の井戸
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歴代住職
アクセス
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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