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関西学生バスケットボール連盟

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関西学生バスケットボール連盟(かんさいがくせいバスケットボールれんめい)は、関西地区の2府4県に所在する大学男子バスケットボール部により構成された競技運営団体である。連盟事務局は大阪市中央区に所在している。

歴史

関西学連の結成は、大正15年(1926年)、京都帝国大学同志社大学第三高等学校関西学院大阪高等学校神戸高等商業学校甲南高等学校の7校の学生が、関西学生籠球連盟を作るべく大阪朝日新聞社に集まり、連盟結成のために会議を行ったことに始まる。関西学連設立のための関西学生籠球連盟懇談会が発足し、その後、昭和2年(1927年)に各校の代表者が規約を作成し、正式に関西学生籠球連盟が設立された。その年の9月、第1回関西学連秋季リーグ戦が開始された。

昭和55年(1980年)に、関西学連より関西女子学生バスケットボール連盟が独立したため、現在は男子学生の連盟となっている。

設立理念

競技を通じての学生同士の交流やバスケットボールの普及をもとに、関西の地において大学スポーツ組織の継承と成長が掲げられている。

概要

昭和40年代以降、関西に所在する大学数の増加とともにチーム登録数が増大し、2007年度には70大学の登録を数え、関東大学バスケットボール連盟に次ぐ大きな規模となっている。また、韓国の漢陽大学校と関西学生選抜チームとの交流戦「日韓学生親善バスケットボール交流戦」を1974年より30年以上続け、平成9年度(1997年度)より開催している「日本男子学生選抜バスケットボール大会」への出場や、関西学生選抜を2部リーグ以下にも広げ、対抗戦をおこなう「関西学生バスケットボール・カーニバル」の開催など、関西学生選抜チームの組成を機軸とした強化を進めている。

また、近年関西学生リーグ戦のリーグ方式見直しを中心に、平成11年度(1999年度)以降から、各ディビジョンの再編を積極的に行っている。従来12チーム構成だったリーグ編成を、平成21年度(2009年)より、各ディビジョン8チームの「エイトリーグ」方式となる。(下部組織に一部例外あり。)

主な大会

要約
視点

関西学生選手権大会

  • 通称「全関西」「全関」などと呼ばれるトーナメント戦。関西全域の大学(60校以上)が参加し、年度で最初の大会となる。毎年4月末から始まり、ELITE8からは順位決定戦をゴールデンウィーク期間に東淀川体育館で開催される。

全日本大学バスケットボール新人戦 関西予選

リーグ戦

  • 現在は1部から4部まで(3部は2ブロック、4部は4ブロックに分かれる 。)で各ディビジョン12チーム(3部は16チーム、4部は加盟校数に応じて検討)で構成されリーグ戦を行う。全日本大学バスケットボール選手権大会の予選も兼ねる。過去は6チーム、8チーム、12チームと部構成が変化しており、2007年は12チームで総当たり1ラウンドと上位リーグと下位リーグに分かれて6チームでリーグ戦を行う2ラウンド方式であった。2008年は12チームで1回戦総当り方式であったが、2009年からエイトリーグ(8チーム構成)となり2回総当たり方式となった。2010年も2009年と同じ方式となる。入れ替え戦あり。
  • 1部リーグでの最多優勝校は京都産業大学(19回)、次いで関西学院大学(14回)となっている(2010年度時点)。

インカレチャレンジマッチ

  • 全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)出場権は関西学生リーグ戦で1部4位まで(他学連との登録チーム数の比率によって変動する。2009年関西学連枠は4チーム)が自動的に出場権を得る。2009年はインカレが関西学連主幹で行われるため、開催地枠で出場できる1枠が増えたため出場権を争うチャレンジマッチが開催された。1部5位から6部までのすべてのチームに挑戦権が与えられた。チャレンジマッチ決勝戦は11月3日。

関西学生バスケットボール秋季トーナメント

  • 原則1,2,3回生によるトーナメント戦。かつては関西学生バスケットボール新人戦であったが、全日本大学バスケットボール新人戦の開始に伴って、現在の大会名となった。11月中旬から12月中旬に開催されている。

関西学生バスケットボール・カーニバル

  • 2006年から日韓学生親善バスケットボール交流戦と組み合わせて開催される各ディビジョン選抜チーム対抗のオールスターゲーム。2006年は関西選抜、関西新人選抜、2部選抜、3部選抜、4部選抜が構成され関西選抜は漢陽大学校とゲームを行い、それ以外の選抜チームはトーナメント戦を行い、関西新人選抜が優勝した。2007年、2008年は1部選抜、2部選抜、3部選抜、4部選抜でのトーナメント戦と関西選抜と漢陽大学校とのゲームを行い1部選抜が連覇している。毎年6月中旬頃に開催される。2009年は不開催。2010年は6月27日に近畿大学記念会館にて第4回が開催される。9:30- 学連若者チームvs学連おじんズ、11:00- Aコート3部AB4部A選抜交流戦 Bコート4部B5部AB6部交流戦、14:00-1部2部選抜vs関西新人選抜、16:00-第36回日韓学生バスケットボール定期戦 第3戦 関西学生選抜vs漢陽大學。

西日本学生選手権大会

  • 西日本学生バスケットボール連盟(関西学連、北信越学連、東海学連、中国学連、四国学連、九州学連)とデイリースポーツとの共同主催の大会。オープンエントリーであるため短期間で行うトーナメント戦としては日本最大規模の参加チーム数を誇る大会である。1951年(昭和26年)に第一回大会が開催され2010年で59回を数える。2008年(平成20年)は113チームであった。2009年(平成21年)は大会直前に関西圏で新型インフルエンザが発生したため中止した。西日本学生バスケットボール連盟が主催だが、関西学連が主管しているため、毎年5月末から6月初旬にかけて大阪府立体育会館大阪市中央体育館にて開催される。

参加校(2023年結果)

1部[1]
  1. 大阪産業大学
  2. 京都産業大学
  3. 天理大学
  4. 神戸医療未来大学
  5. 大阪体育大学
  6. 大阪学院大学
  7. 近畿大学
  8. 同志社大学
  9. 関西学院大学
  10. 立命館大学
  11. 大阪経済大学
  12. 龍谷大学
2部[1]
  1. 関西大学
  2. びわこ成蹊スポーツ大学
  3. 流通科学大学
  4. 大阪教育大学
  5. 大阪国際大学
  6. 神戸学院大学
  7. 甲南大学
  8. 阪南大学
  9. 大阪商業大学
  10. 芦屋大学
  11. 大阪大学
  12. 神戸大学
3部[1]
  1. 桃山学院教育大学
  2. 大阪工業大学
  3. 京都教育大学
  4. 大阪公立大学杉本キャンパス
  5. 桃山学院大学
  6. 和歌山大学
  7. 大阪公立大学中百舌鳥キャンパス
  8. 関西外国語大学
  9. 摂南大学
  10. 京都大学
  11. 追手門学院大学
  12. 滋賀大学教育学部
  13. 大阪大谷大学
  14. 佛教大学
  15. 大和大学
  16. 神戸市外国語大学
4部[1]
  1. 四天王寺大学
  2. 兵庫県立大学姫路キャンパス
  3. 太成学院大学
  4. 明治国際医療大学
  5. 畿央大学
  6. びわこ学院大学
  7. 兵庫県立大学神戸キャンパス
  8. 大阪経済法科大学
  9. 京都外国語大学
  10. 森ノ宮医療大学
  11. 大手前大学
  12. 大阪成蹊大学
  13. 兵庫大学
  14. 近畿大学生物理工学部
  15. 兵庫教育大学
  16. 大阪電気通信大学
  17. 滋賀県立大学
  18. 関西福祉科学大学
  19. 京都美術工芸大学
  20. 京都工芸繊維大学
  21. 京都文教大学
  22. 京都精華大学
  23. 奈良教育大学
  24. 奈良大学
  25. 大谷大学
  26. 関西福祉大学
  27. 神戸国際大学
  28. 京都橘大学
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休会

歴代順位表

1部リーグ(1946年〜)

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2部リーグ(1987年〜)

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3部リーグ(1999年〜)

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4部リーグ(1999年〜)

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5部リーグ(2009年〜)

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6部リーグ(2009年〜)

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脚注

関連項目

外部リンク

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