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鳥海有料道路
山形県から秋田県に至る道路。2001年までは有料道路 ウィキペディアから
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鳥海有料道路(ちょうかいゆうりょうどうろ)は、山形県飽海郡遊佐町から秋田県由利郡象潟町に至る、かつて存在した有料道路である。1970年(昭和45年)7月17日に開通、2001年(平成13年)に無料開放された。
愛称は鳥海ブルーライン[1]で、一般県道に認定されていた。無料開放されたのちも県道の路線名は変わらず、愛称もそのまま使用されている。
→無料開放されたあとの路線については、秋田県側は秋田県道131号鳥海公園小滝線を、山形県側は山形県道210号鳥海公園吹浦線を参照
概要
遊佐町吹浦(ゆざまち ふくら)から鳥海山の5合目付近に位置する鉾立(ほこたて)を経由し、秋田県にかほ市象潟(きさかた)を結ぶ延長34.9キロメートルの山岳道路。うち、秋田県側の延長が16.8 km、山形県側が18.1 kmである[2]。鳥海ブルーラインの名の通り、絶景の日本海の雄大な眺めがいい道路で知られる[3]。
路線データ
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路線状況
ヘアピンカーブが多くスピードは出せないが、道路の路面状態は良くたいへん走りやすい[4]。冬季閉鎖される区間があり、11月上旬から4月上旬までの間は閉鎖される[5]。
地理
鳥海山は秋田・山形県境にある東北地方第2の高峰で、その標高は2,236 mあり、霊峰であるとともに日本百名山のひとつでもある[5][6]。道路は鳥海山の山裾を縫うように走り[5]、西側山体を5合目付近まで登り、ヘアピンカーブが多い。鳥海山は4合目(標高約1000 m)から高い木立がなくなり[6]、5合目付近からは日本海の雄大な景色をどこからでも眺められる[4]。眼下に見えるのは庄内平野、日本海、沖には飛島を眺望でき、天候に恵まれれば、五合目の鉾立にある展望台からは、佐渡島から男鹿半島まで一望できる[6]。山形県側4合目付近に国民宿舎大平山荘、秋田県側5合目の鳥海山登山口に鉾立山荘、稲倉山荘などの山小屋や食堂がある[4]。
通過していた自治体
交差する道路
秋田県側
山形県側
出典
参考文献
関連項目
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