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クォク

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(クォク、ほう[1])は、漢姓の一つ。ただし、中国国内(台湾含む)で漢字で表記される姓氏を記録にあるかぎり漢民族に限らず網羅した近年の『中国姓氏大辞典』(2010)には収録されておらず、代わって、同様に少数民族の姓氏を網羅した『中国少数民族姓氏』(2011)の「朝鮮族」の章(同書 p.399-443)に“fèng”の音[1]で収録されている[2]

中国の姓

概要 鴌, 各種表記 ...

前述のとおり中国ではまずもって見られない姓氏であり、中国の朝鮮族においてはこの姓がみられるが、「ほとんど目にしない」と記載されている[2]

朝鮮の姓

概要 鴌, 各種表記 ...

(クォク、: )は、朝鮮人の姓の一つである。非常に人口が少なく文字も特殊な珍しい姓氏であり、1977年10月13日には光州市(現・光州広域市)の射撃大会に出場した選手らにこの苗字を持つ人物が含まれておりその希少性が新聞記事となった[3]

清州の始祖は、時永궉시영クォ・シヨン)であるが、他の氏の貫郷と始祖は現在としては正確にはわからない[4]時永は、壬申倭乱の時、の援軍として入国してきた[4]。倭軍との戦闘で副将として功績を上げ、忠誠公の諡号を受けた[4]

氏は人口数に比して門中の歴史が古い[4]朝鮮時代宣祖仁祖代の学者である朝鮮語版の『芝峰類説朝鮮語版』には「淳昌氏が暮らしているが、来歴はわからず、あるいは胡姓だともいう」と記録されており、朝鮮後期、正祖の時、李徳懋が物した『葉記』[5]には、「善山氏村があるが、ソンビが多い」と明記している[4]。これらの記述から、朝鮮王朝の宣祖代以前より氏が朝鮮に居住していたことが確実である[6][2]

1930年国勢調査の際、京畿道龍仁忠清南道保寧青陽礼山天安などの地に12世帯があった[4]

氏宗親会英秀総務は「確認された宗親が300名にも達しえず、子孫に恵まれないようだ」と言いつつ、「4-5代続いての1人息子もありふれている」と言った[7]

著名な人物

  • 彩伊 - 清州氏19代孫[7]。大韓民国国家代表として、2004年世界ローラースピードスケーティング選手権大会2冠王[4]

氏族

さらに見る 氏族(地域), 創始者 ...

人口と割合

さらに見る 年度, 人口 ...
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脚注

参考文献

関連項目

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