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鷲羽山ハイランド

岡山県倉敷市下津井にある遊園地 ウィキペディアから

鷲羽山ハイランドmap
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鷲羽山ハイランド(わしゅうざんハイランド)は、岡山県倉敷市下津井吹上にある遊園地。以前のキャッチコピーは「瀬戸大橋の見える遊園地」。現在は「ブラジリアンパーク・鷲羽山ハイランド」。

概要 ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド, 施設情報 ...

概要

もともとはドライブインであった[1]。1970年に鷲羽山スカイライン(現岡山県道393号鷲羽山公園線)が開業したことにより遊園地として1971年8月13日開業。その後ボウリング場が設置され、1973年にジェットコースター観覧車、展望タワーなどが設置された[1]1986年に敷地を広げ、つくば万博より移設したスタンディングコースターなど4つのジェットコースターをはじめ各種絶叫マシンも備えた遊園地としてリニューアル。1987年より、ブラジルサンバショーが始まる[1]。ブラジルメンバーは徐々に名物として定着していき、2006年よりブラジリアンパークとしてリニューアルするに到る。これは創業者である永山久がブラジルで見たサンバショーに感銘を受け、そのまま約30名で構成される現地のプロサンバチームを日本に連れて帰ったことに由来する[1]。サンバショーが始まった当初は、平均年齢20歳の18人の女性ダンサーと6名の男性バンドチームという24名の大所帯であった[1]

正式名称は「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」だが、通常は「鷲羽山ハイランド」と称されることが殆どである。「ブラジリアン」という名の通りブラジルサンバショーが朝昼夜問わずに行われている。2024年現在、8名のダンサーが常駐している[1]

入園券は、フリー券扱いになっており、年中無休で土・日・祝日はナイター割引もある。園内は見晴らしがよく、瀬戸内海および瀬戸大橋が眺望できる。数々の絶叫マシンと観覧車、バンジージャンプお化け屋敷プールアイススケートがあり、ホテルも隣接している泊まりがけ可能なレジャー施設となっている。

また、この遊園地にある「バックナンジャー」という後ろ向きに走るジェットコースターで、2001年に2人の人物が1050回、時間にして35時間30分もの間ジェットコースターに乗り続けるという記録を達成し、ギネスブックに掲載された[1][2]

園内にあるスカイサイクル(自転車型のライドに乗り、搭乗者が自力で漕いでレール上を進むアトラクション)は、地上16m(4階建てビルの高さに相当)の上空で自転車漕ぎを体験できることもあり、「世界一のスリルと展望」が楽しめると評されている。「世界一怖いアトラクション」と評されることもある[3]

岡山県民の間では、よく遊びに行くテーマパークの一つとして挙げられる。京阪神や中国四国地方からの遠足・修学旅行も多く、チボリ公園閉園後の岡山のランドマークとしての役割を担っている。

2014年4月より、吉本興業のお笑い芸人であるデニスがアミーゴ大使に就任[4]

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アトラクション

  • ジェットコースター
    • バックナンジャー/スタンディングコースター - バックナンジャーは後ろ向き、スタンディングコースターは立った状態で乗車し、時間帯を分け同じコースで走行する。1985年に開催された国際科学技術博覧会に存在したコースター「スタージェット」を移設し導入、その後1998年に「バックナンジャー」車両を追加導入[5]。スタンディングコースターと「バックナンジャー」は同じ乗り場で、時間帯によって分けて運転している。
    • ウルトラツイスター
    • チューピーコースター
  • ターボドロップ - 1998年導入、全高約60m、定員12名[5]
  • バンジージャンプ
  • スカイサイクル
    • ヨコスカナンジャー(2024年7月13日登場)
スカイサイクルのコースを横向きに進む。
  • 大観覧車レインボーワープ
    • スケトンジャー(2021年5月1日登場)
大観覧車に4機搭載された透明のゴンドラ。
    • キョウテンジャー(2025年3月22日登場)
大観覧車に8機搭載されたむき出しのゴンドラ。
  • スリラーハウス キャバンクエスト
  • ジャンゴー
  • ふれあい動物
  • スカイビュー(現在運行休止)
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施設

Thumb
下津井瀬戸大橋を望めるレストラン「グーニーズ」
  • レストラン・カフェ 4カ所
  • ショップ 2カ所
  • ゲームコーナー 2カ所
  • ボウリング場「ハイランドボウル」

事故

【事故の概要】

発生日時:平成29年8月12日(土)13時30分ごろ

○発生場所:ウルトラツイスター

○概要:コースターの身体保持装置であるハーネスが走路終盤の螺旋部で根元付近から破断したことにより、乗客の上半身が座席からはみ出して側面のレールに接触し負傷した[6]


【事故の概要】

発生日時:令和元年5月12日(日) 14時ごろ

○ 発生場所:スタンディングコースター

○概要:コースターの身体保持装置であるハーネスと安全バーが走路序盤の下り勾配部で客席の支柱と締結していた部分(ナックルとシリンダーロッド)が外れたことにより、地面に落下した[7]。  


登場する作品

鈴芽が神戸の遊園地に後ろ戸を閉じに走っていた道が、鷲羽山ハイランドに向かう道であるが、遊園地のモデルは架空のものである。また、鷲羽山ハイランドが廃墟扱いされていることに、担当者は困惑しているという[8]

脚注

関連項目

外部リンク

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