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L

ラテン文字の12番目の文字 ウィキペディアから

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Lは、ラテン文字アルファベット)の12番目の文字。小文字lギリシア文字Λ(ラムダ)に由来し、キリル文字Лに相当する。

概要 ラテン文字 ...

字形

Thumb
筆記体
Thumb
ジュッターリーン体

大文字は、縦棒の下端から右に横棒が出た形である。フラクトゥールである。

小文字では、横棒を欠く。従って大文字の I や数字の 1 と紛らわしい(ホモグリフ)。僅にセリフ(飾り)によって区別することが可能で、大文字の I は上端と下端で左右両方に飾りが出るのに対して、数字の 1 と L の小文字は、上端は右に飾りが出ない。数字の 1 の上の飾りは鋭角に下に曲がっているのに対し、Lの小文字 l は左に真っ直ぐである。

一方で、筆記体では のようであり、それらと区別することが可能である。後述する単位のリットルは、日本国内において印刷書体でも筆記体で「 ℓ 」の書体を使う例がある[注釈 1][注釈 2]。ただし、これは e の筆記体と似ており、縦の長短でしか区別ができない。縦長が「L」の筆記体であり、縦短が「E」の筆記体である。フラクトゥールでは となる。

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呼称

音素

この文字が表す音素は、[l](歯茎側音)ないしその類似音である。

  • イタリア語 "gli", スペイン語 "ll", ポルトガル語 "lh" は、硬口蓋側音を表す。
    • スペイン語では方言により、さまざまに変化している。"y" と同じ音を表すことも多い。
  • フランス語"-ill-"は、"ville", "mille", "tranquille" とその派生語を除き[ʝ] - [j]を表す。
  • 音節末では英語やポルトガル語では、dark Lと呼ばれる音(ウに近い音)に変化する。
  • 朝鮮語のローマ字表記では終声のに使用され、初声の場合 (r) とは区別される。

日本語はローマ字では使わないが、語頭と「」の後のら行がこの音に近い。

L の意味

学術関連

交通・通信関連

スポーツ・ゲーム関連

その他

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符号位置

さらに見る 大文字, Unicode ...
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他の表現法

注釈·出典

関連項目

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