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1973年イタリアグランプリ
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1973年イタリアグランプリ (Gran Premio d'Italia 1973) は、1973年のF1世界選手権第13戦として、1973年9月9日にモンツァ・サーキットで開催された。
概要
前戦オーストリアGP終了時点でのドライバーズランキングは、ジャッキー・スチュワート(ティレル)が66ポイントで首位、1972年度ワールドチャンピオンのエマーソン・フィッティパルディ(ロータス)が42ポイントで3位。スチュワートはこのレースで4位となって[2]3ポイントを獲得すれば1973年度のワールドチャンピオンとなる。一方のE.フィッティパルディが逆転するには3蓮勝しなければならず、この場合はスチュワートが4ポイント獲得でチャンピオンとなるため[3]、連覇は厳しい状況となった。
フェラーリを離脱したジャッキー・イクスがフリーランスという立場ながらチームに復帰した。
予選はロータスのロニー・ピーターソンがシーズン7度目のポールポジションを獲得。E.フィッティパルディは4位、スチュワートは6位という結果となった。
予選結果
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決勝
要約
視点
予選中の事故のため出走を取りやめたジェームス・ハントを除く24台が出走。スタート後はピーターソンがトップ、2位E.フィッティパルディ、3位デニス・ハルム(マクラーレン)、4位スチュワートと続く。7周目、スチュワートのマシンのリヤタイヤが空気漏れを起こしタイヤ交換のため急遽ピットイン、20位に後退する。9周目に3位を走行していたハルムがスピンしてピットインしたため、ロータス2台の1-2位の座は安泰となった。
スチュワートはピットアウト後追撃を開始し、49周目にチームメイトのフランソワ・セベールを抜いて4位に浮上した。
2位のE.フィッティパルディはピーターソンを追い上げるが、チームオーダーが発令されなかった[4]こともあり、終始首位を譲ることなくレースは終了、ピーターソンはシーズン3勝目を挙げる。0.8秒差でE.フィッティパルディが2位となり、ワンツーフィニッシュを達成。ロータスにとっては1967年アメリカGPで記録して以来となった[5][6]。スチュワートは4位に入り、3度目のワールドチャンピオンを獲得した。
決勝結果
第13戦終了時点でのランキング
- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。チャンピオンシップには前半8戦中ベスト7戦、後半7戦中ベスト6戦がカウントされる。ポイントはチャンピオンシップにカウントされるポイント、括弧内は総獲得ポイント。
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脚注
出典
外部リンク
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