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1990年ドイツグランプリ
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1990年ドイツグランプリ(独: 1990 Große Preis von Deutschland)は、1990年F1世界選手権の第9戦として、1990年7月29日にホッケンハイムリンクで決勝レースが開催された。
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予選
要約
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エンジン全開区間が長いホッケンハイムに向けて、ホンダは高回転型バージョン4のV10エンジンを投入し、マクラーレンのアイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーが1分40秒台をマークしてフロントローに並んだ。2列目をフェラーリ(V12)、3列目をウィリアムズ(ルノーV10)と、マルチシリンダー勢が上位を占めた。
予備予選結果
予選結果
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決勝
要約
視点
決勝当日の気温は30度を超え、エンジンには厳しいコンディションになった。
レース序盤はマクラーレン、フェラーリの4台がグリッド通りの隊列で走行していたが、15周目にマンセルが第2シケインでコースアウト。そのままピットに戻りリタイアした。直後にベルガーとプロストが同時ピットインするが、プロストはタイヤ交換でタイムロスし、6位に後退した。18周目にセナもピットインし、先頭のナニーニの後方でコースに復帰した。
上位はナニーニ、セナ、ピケ、ベルガーの順になり、硬めのBタイヤでタイヤ無交換作戦を遂行するベネトン勢と、ソフトなCタイヤでタイヤ交換を行ったマクラーレン勢が入り混じる形となった。23周目、ピケのエンジンがブローして脱落したが、ホンダV10に比べれば非力なフォードHB V8エンジンに鞭を入れながら、ナニーニはセナのプレッシャーに負けず16周に渡りラップリーダーを務めた。セナは冷静にナニーニの走りを観察した上で、34周目のオストカーブ出口でナニーニのスリップストリームに入り、第2シケイン手前でパスして首位を取り戻した。
セナはドイツGP3年連続、今期4勝目となる優勝を果たし、夏場のスランプを脱し、ポイントランキングでもプロストを再逆転してトップに立った。2位は大健闘のナニーニ、3位はベルガー。4位のプロストはトップギアのセッティングミスで最高速が伸びず、メキシコGPからの連勝が3でストップした。
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レース後の選手権順位
- 注記:ランキング上位5位まで記載。
脚注
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