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2007年フランス議会総選挙
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2007年フランス議会総選挙(2007ねんフランスぎかいそうせんきょ)は、フランスにおける立法府の下院にあたる国民議会を構成する議員を選出するために、2007年の6月10日と17日の2回に分けて行われた総選挙である。大統領選挙第二回投票でサルコジ大統領が当選した翌月に行われた。
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概要
- 選挙権:選挙人名簿閉鎖日(3月31日)までに18歳に達したフランス国民男女
- 被選挙権:満23歳以上のフランス国民男女
- 議員任期:5年
- 定数:577議席
- フランス本土:555議席・・・コルシカ島を含む
- 海外領土:22議席
- 選挙制度:小選挙区制(二回投票制)
- 第一回投票:有効投票の内、過半数かつ有権者数の四分の一以上を得た候補者が当選。いない場合は、一週間後に二回目の投票が行われる。
- 第二回投票:第一回投票において、12.5%以上の得票を得た候補者、12.5%以上を得た候補者が一人のみもしくは一人もいない場合は、上位二名が立候補。投票で最多得票を得た候補が当選。
- 有権者:
- 第一回投票:43,895,833名
- 第二回投票:35,225,248名
選挙結果
要約
視点
- 投票日
- 第一回投票:6月10日(投票率:60.42%)
- 第二回投票:6月17日(投票率:59.98%)

出典:Official Voting Results: Ministry of the Interior(内務省発表の選挙結果)エクセルファイル。
解説
サルコジ大統領所属の与党・国民運動連合が国民議会の過半数を占める結果となった。第1回投票で国民運動連合が得票率40%近くを獲得し、野党第一党の社会党に大差をつけた。第2回投票で与党圧勝が予想されたが、社会党が盛り返して善戦。与党が議席を減らし、社会党が46議席伸ばす結果となった。与党が安定多数を占めたものの、サルコジ政権にはやや厳しい国民の判断が下された。
また、フランソワ・フィヨン内閣の副首相格にあたるアラン・ジュペが社会党候補に敗れて落選するなどの波乱もあった。これで勢いを取り戻した社会党率いる左派連合は、翌2008年の統一地方選で地滑り的な大勝を収めた。
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参考文献
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