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2024年FIVB女子バレーボールネーションズリーグ
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2024年FIVB女子バレーボールネーションズリーグは、2024年に開催されたバレーボールネーションズリーグ(VNL)の第6回女子大会である。
概要
16チームが参加。
この大会は事実上、パリオリンピックの最終予選を兼ねていて、予選ラウンド終了時点におけるFIVBランキングによって、アジア・アフリカの大陸枠1つずつと、最後の3つの枠が決まる。なお今回は優先枠対象となるアフリカ連盟(CAVB)からの参加が無い。
またランキングは毎試合で大きく変動する。(1試合あたりの最大増減は20点)
なお、大会の制度変更に伴い次年度大会は参加国が増え「コアチーム」「チャレンジャーチーム」の区分けが無くなるため、今大会に参加した全チームは自動的に次年度大会に出場する[1]。
参加チーム
要約
視点
コアチーム11チームと、2023年VNLのチャレンジャーチーム5チームのうち上位4チーム、2023年チャレンジャーカップ優勝チームの計16チームが出場[2]。出場チームは以下の通りで、太字はオリンピック出場権獲得済。
参考:大会直前のアフリカ最上位 ケニア FIVBランキング/ 21位 WRスコア/ 162.42
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大会方式
予選ラウンドとファイナルラウンドの2段階方式で行われる[2]。
予選ラウンド
- 変則的なリーグ戦で3週にかけて1チーム12試合(1週4試合)戦い、上位8チームがファイナルラウンド(準々決勝)に進出する。
- ただし、ファイナルラウンド開催国は順位に関係なくファイナルラウンド出場となる。
- 各チームが、2023年VNLの1-4位、5-8位、9-12位、13-16位の全4組についてそれぞれ4チームのうち3チームと対戦するように日程が組まれる。
ファイナルラウンド
- 開催国と開催国を除いた予選ラウンド上位7チームが出場しノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。3位決定戦も開催される。
- 組合せは予選ラウンド順位により確定し、準々決勝はQF1:1位-8位、QF2:2位-7位、QF3:3位-6位、QF4:4位-5位となり、準決勝はQF1勝者-QF4勝者、QF2勝者-QF3勝者となる。
- 準々決勝で敗退した4チームは、最終順位が5-8位となり、そのうちのどれかは、予選ラウンドを含めた総合成績により決まる。
開催地
国際バレーボール連盟(FIVB)は、2024年1月19日に予選ラウンドの詳細を発表し[3]、同年2月2日にファイナルラウンドの開催地がタイの首都・バンコクになったと発表した[4]。
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予選ラウンド日程概要
各開催日・開催地における出場チームは、以下の通りである[3]。括弧囲みの数字は2023年VNLの順位を示す。
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予選ラウンド
要約
視点
セット率及び得点率については、Wikimediaシステムの構造的な問題によりFIVB公式発表と1000分の1単位で差異が出る(Wikimediaシステムは四捨五入式、FIVB公式は切り捨て式)。
順位確定優先順:勝数→ポイント→セット率→得点率→当該チーム間の対戦成績。
(F)ファイナルラウンド進出確定、(FH)開催国としてファイナルラウンド出場、(FP)ファイナルラウンド進出確定可能性あり、(CP)チャレンジャーカップ出場可能性あり、(C)チャレンジャーカップ出場確定
出典:Round Robin Standing
ファイナルラウンド(準々決勝)進出 | |
開催国としてファイナルラウンド(準々決勝)出場 | |
第1週
プール1
プール2
第2週
プール3
プール4
- 開催地:テキサス州アーリントン(アメリカ合衆国)
- 試合開始時間は中部夏時間 (UTC-5 / JST-14)
第3週
プール5
プール6
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世界ランキングの推移とオリンピック出場権
要約
視点
「移動量」は、勝敗・試合内容により生じた世界ランキングスコアの変化量を示す。出典:FIVB公式サイト
順位が ※ になっている箇所は、大会運営の都合上当該試合終了時既に他国の次戦が行われたため、正確なその時点での順位が算定できないことを示す。その場合は該当する試合を除いた全試合終了時点における暫定順位となる。
なお各大会における各国初戦及び各大会全日程終了時に於いては、各国の試合消化数が揃うため確定順位となる。
また小数点以下3桁目以降の目に見えない数値によって、計算上100分の1単位で誤差が生じることがある。
上記の結果、
- 韓国は第2週を終えた時点での9位・オランダをスコアポイントでひっくり返すことが不可能になった(160点超過の差が開いた)ため、そこで早くもパリオリンピック出場の可能性が完全に消えた。
- ブルガリアは、第9戦でランクが1つ上がる形となったが、その時点でのボーダーラインであった9位・オランダをスコアポイントでひっくり返すことが不可能になった(120点超過の差が開いた)ため、そこでオリンピック出場の可能性が潰えた。
- タイは、第10戦でその時点でのボーダーラインであった9位・オランダをスコアポイントでひっくり返すことが不可能になった(80点超過の差が開いた)ため、そこでオリンピック出場の可能性が潰えた。
- ドイツは、第11戦でその時点でのボーダーラインであった暫定9位・セルビアに加え、「圏外」となる暫定10位のカナダともスコアポイント差が60点以上開き、ひっくり返すことが不可能になって脱落した。
- 正式発表前の6月14日、FIVBはこの前日のカナダ戦(北九州)にフルセットで敗れた日本代表が、本来であれば出場権確定持ち越しとなるはずが、実際には世界ランクにおいてのランキング上位3枠(既決定国、並びにアジア・オセアニアとアフリカのランキング最上位国以外)に入ることが確定し、この段階でパリ五輪出場権がほぼ確定となったと明らかにした[5]。また13日の結果に基づく計算によって、同様の理由によりイタリアと中国も出場権獲得がほぼ確定した。
- 以上の経緯を踏まえ、最後の1枠はオランダとカナダの争いとなり、第11戦では両国が直接対決しオランダがストレート勝ちを収めた。なお終戦後の再計算では、カナダがストレート勝ちし、かつオランダがストレート負けした場合のみカナダがオランダを逆転、それ以外の場合、カナダが1セットを失うかオランダが1セットを獲った時点でオランダが最後の1枠を獲得する計算となった[注釈 1]。カナダはストレート勝ちしたが、オランダは最終戦で韓国にストレート勝ちしたため、オランダがパリオリンピック出場権最後の1枠を獲得した。
- アフリカ枠については、最上位をキープしたケニアが獲得した。
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ファイナルラウンド
要約
視点
タイは予選ラウンド9位以下だったため、8位として扱われた。また現地メディアの要請により、準々決勝の日程が入れ替えられた[6]。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
6月20日 | ||||||||||
![]() | 0 | |||||||||
6月22日 | ||||||||||
![]() | 3 | |||||||||
![]() | 2 | |||||||||
6月20日 | ||||||||||
![]() | 3 | |||||||||
![]() | 0 | |||||||||
6月23日 | ||||||||||
![]() | 3 | |||||||||
![]() | 1 | |||||||||
6月21日 | ||||||||||
![]() | 3 | |||||||||
![]() | 3 | |||||||||
6月22日 | ||||||||||
![]() | 0 | |||||||||
![]() | 3 | |||||||||
6月21日 | ||||||||||
![]() | 0 | 3位決定戦 | ||||||||
![]() | 3 | |||||||||
6月23日 | ||||||||||
![]() | 2 | |||||||||
![]() | 2 | |||||||||
![]() | 3 | |||||||||
準々決勝
- (5-8位総合成績)
順位確定優先順:勝数→ポイント→セット率→得点率→当該チーム間の対戦成績。
準決勝
3位決定戦
決勝
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最終順位
表彰
決勝戦終了後、表彰が行われ、表彰選手は下記の通りになった[7]。
関連項目
外部リンク
脚注
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