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618B型巡邏船
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618B型巡邏船(中国語: 618B型巡邏船)は、中国海警局が運用する巡邏船 (巡視船)。
概要
2007年より建造を開始し、2011年までに20隻が就役ないし就役見込みとされていた[1]。
中期建造艦以降ではフィンスタビライザーを備えるなど耐航性に配慮しており、風浪階級5級までの海況において任務遂行可能、6級まで安全に航行でき、ビューフォート風力階級10級までの風に抗して航行可能とされている[2]。
日本無線製のレーダーと国産のHEOS-300光学捜索装置[3]を備えており、10km以内の20個の目標を同時に監視できるほか、海警35103など後期建造艦ではOIC室に似た情報中枢区画も設けられている[4]。また武装としては、初期の艦では手動照準式の37mm単装機関砲であったが、海警44103など中期建造艦では光学式の射撃指揮装置(FCS)連接により半自動化され[5]、さらに海警35103など後期建造艦では、やはりFCS連接して自動化を進めた新型の30mm単装機関砲に更新された[6]。
2014年に、西沙諸島に中国海洋石油集団が設置した石油掘削プラットフォームである海洋石油981をめぐり、中国海警局および海上民兵がベトナム当局の抵抗を排除した際には、本型の活躍も大きかったとされている[7]。
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同型艦
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参考文献
関連項目
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