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AVIF
オープンな画像ファイルフォーマット ウィキペディアから
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AVIF(AV1 Image File Format)は、AV1で圧縮された画像または画像シークエンスをHEIFコンテナフォーマットに保存するためのオープンでロイヤリティフリーな画像ファイルフォーマットの仕様である[1][2]。同じコンテナフォーマットのISOBMFF上に構築され、圧縮にHEVCを使用するHEICと競合している。AVIFの仕様のバージョン1.0.0は2019年2月に規格化された。
![]() | この項目「AVIF」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:英語版 "AVIF" 2024年3月10日 (日) 16:40 (UTC)) 修正、加筆に協力し、現在の表現をより自然な表現にして下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2024年3月) |
2020年にNetflixが行った多くのテストで、AVIFはJPEGよりも圧縮効率が優れているだけでなく、細部がより維持され、ブロックノイズが減り、自然の画像、文字列、グラフィックを合成したときのハードエッジ周りの色のにじみが少なくなった[3]。
2024年1月以降、AVIFは主要なWebブラウザ全てでサポートされている[4]。
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機能
AVIFは以下をサポートしている:
プロファイル
AVIFの仕様では以下の2つの画像プロファイルが定義されている[1]:
- AVIF Baselineプロファイル
- AV1 Mainプロファイルを使用
- AV1レベルは5.1以下
- 一部のデコーダーでは大きな画像を処理できない可能性があるので、単一のコード化された画像が8K解像度を超えないことを保証するために、Baselineプロファイルではレベル5.1が選択されている。より正確には、AVIF Baselineプロファイルに準拠したコード化された画像は、総ピクセル数が8,912,896ピクセル、幅が8,192ピクセル、高さが4,352ピクセルを超えることはできない。それでも、グリッド導出を使用することでBaselineプロファイルでも大きな画像を作成できる。
- AVIF Advancedプロファイル
- AV1 Highプロファイルを使用
- AV1レベルは6.0以下
- AVIF Advancedプロファイルに準拠したコード化された画像は、総ピクセル数が35,651,584ピクセル、幅が16,384ピクセル、高さが8,704ピクセルを超えることはできない。それでも、グリッド導出を使用することでAdvancedプロファイルでも大きな画像を作成できる。
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サポート
要約
視点
2018年12月14日、Netflixは最初の.avifサンプル画像を公開した[8]。2020年11月にPQ伝達関数とBT.2020原色体を使用したHDRサンプル画像が公開された[5]。
ウェブブラウザ
- 2020年8月、AVIFを完全にサポートしたGoogle Chromeバージョン85がリリースされた[9]。Android向けのGoogle Chromeはバージョン89でAVIFのサポートが追加された[10]。
- 2021年10月、デフォルトでAVIFをサポートしたMozilla Firefox 93がリリースされた[11]。
- WebKitには2021年3月5日にAVIFのサポートが追加された。2022年9月12日にリリースされたiOS 16[12]と同年10月24日にリリースされたmacOS Ventura[13]向けのSafariにAVIFのサポートが追加された。macOS MontereyとmacOS Big Sur向けのSafari 16.4ではAVIFのサポートが遡って追加された[14]。
- Microsoft Edgeは2024年1月にリリースされたバージョン121でAVIFのサポートが追加された[15]。
画像ビューア
メディアプレーヤー
画像エディター
- Paint.NETは2019年9月にAVIFファイルを開く機能をサポートし[22]、2020年8月の更新でAVIF形式の画像を保存できるようになった[23]。
- Colorist format conversionとDarktable RAW image dataはそれぞれサポートをリリースし、libavifのリファレンス実装を提供している。
- GIMPは2020年10月にAVIFのインポートとエクスポートをネイティブにサポートした[24]。
- IrfanView 4.57(2021年1月13日にリリース)でプラグインを経由した読み取り専用のAVIFのサポートを追加した[25][26][27]。
- Krita 5.0(2021年12月23日にリリース)でAVIFをサポートした。また、Rec. 2100HDRAVIF画像をサポートもしている[28][29]。
- Adobe Illustrator(2022年5月にリリース)にAVIFのサポートが追加された[30]。
- Pixelmator Pro 3.1(2022年11月2日にリリース)でAVIFの初期サポートが追加された[31]。
- Adobe Lightroom 7.0(2023年10月にリリース)とLightroom Classic 13(2023年10月にリリース)でAVIF形式の写真を開いたり保存したりするHDR機能が追加された[32][33]。
画像ライブラリ
オペレーティングシステム
- Windows - マイクロソフトはFile Explorer、Paint、複数のAPIでのサポートを含むWindows 10 Version 1903プレビューリリースでのAVIFのサポートをサンプル画像と共に発表した。
- Android - Android 12(2021年10月4日にリリース)にAVIFのネイティブサポートが追加された[34]。
- Linux - AVIFは多くのLinuxディストリビューションでサポートされている。2020年7月にリリースされたlibavif 0.8.0でGdkPixbufプラグインが追加されたので、殆どのGNOME/GTKアプリケーションでAVIFがサポートされるようになった[35]。KDE Frameworksは2021年1月に「KImageFormats」ライブラリにAVIFのサポートが追加されたことで殆どのKDE/QtアプリケーションがAVIF画像の表示や保存ができるようになった[36]。Nomacs 3.16ではAVIFの表示と変換をサポートした。古いLinux向けのNomacs appimageもある。
- Appleプラットフォーム - iOS 16、iPadOS 16、macOS VenturaはAVIFをネイティブにサポートしている。AVIF画像はFinder、QuickLook、iOSのファイルアプリなどで直接表示できる。
ウェブサイト
プログラミング言語
その他
- ExifToolはバージョン11.79(2019年12月12日にリリース)からEXIFの読み取りと書き込みのためにAVIF形式をサポートしている。
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脚注
外部リンク
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