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Atagi

日本のミュージシャン (1986-) ウィキペディアから

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atagi(アタギ、1986年[1]5月2日[2] - )は、日本音楽家である。Awesome City Clubボーカルギター担当。

概要 別名, 生誕 ...

来歴

和歌山県西牟婁郡上富田町出身[3]

父親と母親の趣味が毎週ごとに自分たちの好きな音楽を入れたカセットテープを作ることだったため、幼少期はそのカセットテープから流れる音楽を親が運転する車の中でよく聴いていた[4]

小学5年生の時に父のアコースティックギターをこっそり触ったことがきっかけでギターに興味を持つようになり、それからはギターを練習したり色々なバンド音楽を聴くようになった。中学、高校と軽音部がなかったため、中学時代からは家の近くのの横にあった倉庫を借りて楽器の練習をしたり、知り合いの家の離れにドラムセットを持ち込み友達と練習をしていた。自分のバンドを結成し、高校に入ってからも音楽漬けの日々を送る中で自然と「これからもずっと音楽をやっていくんだな」と思うようになっていた[5][6][7][8][7]

和歌山県立田辺商業高校卒業後[7]ミューズ音楽院ギター専攻科へ進学[9][10]

2006年頃、バンドTHE FiTSを結成[11]。当時はアタギヒロシや安宅広志の名前でギター、ボーカルを担当。2009年5月4日にはグループ名をキングヌラリヒョンに改名[12]。2011年11月末で活動休止[13]

2013年、同じ音楽スタジオで働いていた友人のマツザカタクミから誘われ、Awesome City Clubを結成[14][15][16]。結成当初は事務所やレーベルには所属せずに活動していたが、2015年にビクターエンタテインメント内のレーベルCONNECTONEの第一弾アーティストとしてメジャーデビュー[17]

2018年、ビクターエンタテインメントの社内レーベルCONNECTONEとAwesome City Clubの契約期間が終了したため、CONNECTONEを退所。退所後もバンド活動を継続[18]

2020年にAwesome City Clubがavex entertainment内のcutting edgeに所属[19]

2024年2月21日、ゆゆうたと共にMCを担当する『atagi×ゆゆうたのおとなりラジオ』が放送開始。毎月、番組の後半ではatagi、ゆゆうた、伊藤千明、MIZUKIによって結成されたおとラジBandが色々なミュージシャンの名曲(カバー楽曲は放送リスト参照)をカバーしており、演奏をしている様子は「生放送の1発撮り」という形式で放送されている[20]

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人物

要約
視点

特に好きな音楽には60年代から80年代にかけて派生していったソウル・ミュージックを挙げ[21]、その他にもファンクミクスチャー、ファンクコアといったジャンルの音楽をよく掘り下げて聴いている[22]

昔から変わらず好きなミュージシャンとして小学生の頃にデビューを目の当たりにして衝撃を受けた宇多田ヒカルや中高生の頃にコピーバンドを組んでいたレッド・ホット・チリ・ペッパーズを挙げている[6][23][24]

大石昌良を好きなミュージシャンとして挙げており、高校時代のバイト先に置かれていたラジオの有線放送から流れていた大石の所属バンドSound Scheduleの楽曲「ピーターパン・シンドローム」を聴いたことが大石を知るきっかけとなった[25]。また、大石がMCを務めていた番組『オーイシ×加藤のニコ生☆音楽王』にゲスト出演した縁から大石と親交が生まれている[26]

姉が1人いる。姉から受けた影響も大きく、日本のロックバンドやインディー・ロックの魅力は学生時代に姉から教えてもらうことが多かった[6]

初めて買ったCDはポケットビスケッツが1997年にリリースした「GREEN MAN」の短冊CD[6]

SNSを使用することがあまり得意ではなく、35歳(2022年3月頃)になってからやっと各SNSのアカウントを作成した[6]

Awesome City Clubの音楽活動が本格化するまでは音楽スタジオやライブハウスで働いていた。また、学生時代には飲食店で働いていた[6]

学生時代に飲食店で働いていた影響から料理をすることが好きになった[6]

音楽活動やバンドを始めて曲を作るようになってからどの時間が休日やプライベートなのかわからなくなった[27]。音楽制作の合間の息抜きとして、ニコニコ動画時代から観ている『釣りよかでしょう。』の釣りに関する動画や動画配信者(加藤純一など)のゲーム実況を観ている[6]

が身近にあった環境で生まれ育ち、昔から釣りが好きだった。上京してからもたまに海や川に釣りへ出かけ、釣った魚を調理したりもするが、魚という生き物自体が好きなため時々魚を眺めるために1人で水族館へ行くことがある。さらに、幼少期に憧れていた職業が漁師だったため、「ミュージシャンや音楽関係以外の仕事で興味のある仕事はありますか?」という質問には漁師と答えている[28]

「ずっと音楽でやっていくと決めてから、音楽を辞めたくなったことはなかったんですか?」と質問された際には「これは不思議なものでまるで一度もないんですよね。でも言い換えたら、他にできることが特になかったのかなとも思いますね。だから、本当に音楽をやめようと思ったことは今まで一度もないです。やれることがそれしかなかったから。でも、続いてる人ってそういう人が多いと思いますよ」と答えている[5]。その一方で心配性な面もあり、Awesome City Clubの楽曲「勿忘」が色々な人に聴いてもらえていると知った際には達成感や幸福感というより「これでまだこのバンドの音楽を続けられる!」というホッとした感情から起因する嬉しさが正直大きかったと話している[29]。加えて、「勿忘」の音源を制作していた時期は事務所の人が帰ってから夜な夜な事務所に出入りして作業するほど追い詰められている状態だったため、「これで音楽、楽器を演奏できる部屋に引っ越せるのかもしれない」という現実的な問題が解決する安心感もあったと振り返っている[18]

好きなポケモンはコダック[30]

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参加作品

楽曲提供

WHY@DOLL

  • 「Sweet Vinegar」(アルバム『@LBUM ~Selection 2014-2019~』収録)[31]

King & Prince

  • 「ナミウテココロ」(2ndアルバム『L&』収録)[32][33]
  • 「Dance to the music」(3rdアルバム『Re:Sense』収録)[34]

参加楽曲

レキシ

  • 「たぶんMaybe明治 feat. あ、たぎれんたろう」(2022年4月20日発売、7thアルバム『レキシチ』収録、伽羅古録盤あ、たぎれんたろう名義)[35]

おとラジBand

作品制作への参加

トリツカレ男

  • 劇中歌、主題歌、一部劇伴の作曲を担当[36]

出演

映画
インターネット配信

脚注

外部リンク

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