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CIRCUS (ブランド)

日本のビジュアルノベルスタジオ ウィキペディアから

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CIRCUS(サーカス)は、埼玉県川口市に本社を置く株式会社CIRCUS[1][2]のゲームブランド。

概要 ジャンル, 企業名 ...

沿革

かつてコスモスコンピューターのアダルトゲームブランド「RISE」(同社の別ブランドに「Lunar Soft」がある)で『RISE』の制作に関わった松村和俊らのスタッフが独立する形で1999年11月11日にブランドを設立[3][4]。2002年にはゲームソフトの販売業務を株式会社エス・オー・エフ・ティーに分離している。

2009年11月22日午後5時頃、事務所兼倉庫(旧本社社屋)で火災が発生し、建物が半焼した[5]

2012年後半にグループ再編に着手し、2013年2月には有限会社サーカス[6]コンピュータソフトウェア倫理機構を脱退。代わりに系列会社である株式会社エス・オー・エフ・ティーが同機構に加入した。

同年4月10日、8年続いたSNS「オンライン初音島」がサービス終了。

同年5月24日発売の「D.C.III R 〜ダ・カーポIII アール〜」より株式会社エス・オー・エフ・ティーのブランドとして発売し、それ以降はエス・オー・エフ・ティーと株式会社CIRCUS(同読みだが別会社)[7]に活動を委ねていた。関連して有限会社サーカスとしての活動は終了した。[注 1]

2015年3月、株式会社エス・オー・エフ・ティーコンピュータソフトウェア倫理機構を脱退。代わりに株式会社moby-dick[8][9]が同機構に加入した[10]

2017年2月、「D.C. 〜ダ・カーポ〜」の商標権を株式会社CIRCUSに譲渡完了[11]

2017年11月30日、「CircusFANCLUB」のサービスを終了[12]

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作品一覧

要約
視点

※発売順に掲載。発売日は初回版に準拠、重版は非掲載。

一作品(特にメインタイトル)の内容を変えず差異をつけて多くのバリエーション商品を発売している。アダルトゲーム業界では、限定版と通常版の2パターンで発売することはよくあるが、他の会社が同一内容のCD版や廉価版のパッケージ絵柄を共通にすることが多いことに対し、サーカスブランドのほとんどの商品はパッケージ絵柄を変えて発売しており、ブランド名をもじって「曲芸商法」とも称されている[13]。特に、ブランド最大のヒット作である『D.C. 〜ダ・カーポ〜』関連の製品が多い。

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ブランドおよび開発チームの区分

  • CIRCUS(サーカス)
ブランド設立時より存在[18]。学園を舞台とした心温まる恋愛ものから、性的な内容に重点を置いたバカゲーまで幅広い作品を開発している[18]
  • CIRCUS NORTHERN(サーカスノーザン)
ゲーム『Infantaria』にてブランドデビュー[18]。『水夏』・『D.C.』シリーズなど、萌えや純愛をテーマにした作品を発表している[18]。切ないシナリオで心に残る作品がユーザーからの支持を受け、サーカスにおける代表的ブランドの1つとなっている[18]
  • CIRCUS FETISH(サーカスフェティッシュ)
水着やメイドなどといった萌えの対象(フェチ[19])にこだわり、ユーザーが満足するような萌えを追求した作品を開発[18]。Hシーンにおける演出はサーカスやノーザンよりもやや激しい傾向となっている[18]
  • CIRCUS METAL(サーカスメタル)
ゲーム性が高く、「カッコイイ系」の作品開発を目的とするブランド[18]
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その他のブランド

メイド倶楽部

2001年に設立。このブランドは当初、有限会社スレイブ企画のブランドであり、『メイドの館 絶望編』はそのブランドからの発売予定であった。しかし、外部発注していたCGがちぇりーそふとの『Unbalance』からの盗用であったことが発覚、発売中止に追い込まれた。その企画をCIRCUSが引き取って問題の部分の差し替えなどを行い、完成させ発売に漕ぎ付けた。

メイド倶楽部ブランドで発売されたゲームソフトはこの1作品のみで、2007年6月6日をもってブランド終了となった。

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FragiLe

エス・オー・エフ・ティーのブランド、CIRCUSの新チームふぉっくすとしてデビューする予定であった作品を発売。

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JOKER

FETISHチームのディレクターであった大洲五郎のブランドとして設立。2011年7月に活動を無期限休止告知。

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Sanctuary

乙女ゲームのブランドとして設立。 2011年1月に株式会社LANTERN ROOMSのブランドとして独立。

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STELLA

『Princess Party』・『あるぴじ学園』のディレクターであったkuri++のブランドとして設立。 コンセプトは「萌える」・「エロい」・「笑える」。

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Circus Sound Project

2011年にtororo団長を中心に設立されたオーディオアート集団。 水夏弐律のOPテーマやD.C.IIIの関連CDを発売。2013年4月のD.C.S.F.から発売元をエスプリズムに変更。

コラボレーション・共同開発

コンシューマーゲーム
アダルトゲーム
パソコンゲーム(アダルトゲーム以外)
  • 2006年3月31日 - true tears(年齢制限なし)(La'cryma)
  • 2006年11月10日 - 『NHKにようこそ!』第6巻PCゲーム付き初回限定版 TrueWorld~真実のセカイ~(角川書店
  • 2010年8月27日 - けい☆てん(販売:k-ten/itan・エスプリズムとの共同開発)
  • 2010年9月30日 - fortissimo//Akkord:Bsusvier(フォルテシモ アコルト:ビーサスフィーア)(EOCS R指定)(La'cryma)
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主要スタッフ

要約
視点

設立から『D.C. 〜ダ・カーポ〜』までは作品ごとに個々のスタッフと契約していたが、その後は組織が再編されてスタッフは社員契約となり、営業・広報部などが作られた[21]

2013年5月以降、tororo氏がプロデューサー職を退いたことも含め、多くのスタッフが離脱している。便宜上それまでのスタッフをそのまま掲載。

ディレクター兼グラフィッカー。設立から半年後、『Aries』の開発中に参加[22][23]。ディレクターとして『D.C.P.S.』などに携わる[24]。サーカス作品の中では「杉並」・「白河ことり」がお気に入りキャラクター[24]
komoken
制作進行。
しゃゆり
原画家。
いちと→かおる
パッケージデザイン。
Yuichi
広報
LAY
デバッグ。

外部スタッフ

tororo(松村和俊)
CIRCUS創業者。1999年11月11日〜[3][25]
五香和泉(和泉勇一)
広報。ヴァルキリーコンプレックスプロデューサー。アニメD.C.III 〜ダ・カーポIII〜プロデューサー。ブシロード所属。
bongom
プログラマー。スターマイン所属。
愛羽
シナリオライター。monobit所属。
たにはらなつき
原画家。現在はEDEN'S NOTES所属。サーカスには2009年時点で約5年間在籍していた[25]
鷹乃ゆき[22][26]
原画家。『D.C.II』の開発途中にサーカスへ入社し[21]、『Princess Party 〜プリンセスパーティー〜』でメイン原画を担当した[27]
蜜桃まむ(みつまむ)
原画家。EDEN'S NOTES所属。
雨野智晴
EDEN'S NOTES所属。D.C.II&D.C.IIIシリーズディレクター。
eco*
SD原画家。株式会社65bpm所属。
ジャッキー天野(鬼頭洋平)
株式会社インクルード・インク代表取締役。最終試験くじら、Princess Partyプロデューサー。アニメ最終試験くじらプロデューサー。

過去に在籍したスタッフ

らまマン(菊地克朋)
元漫画家。らまマンは営業・広報としての名で、プロデューサーの時は漫画家時代のペンネームでもあるくま坂らま男(くまさからまお)を名乗る。創業スタッフではないが、音楽関係以外のtororoの職務をほぼこなせる所から2代目有限会社サーカス代表取締役社長に就任した。CIRCUS FETISHブランドの生みの親で、 『サーカス情報局 VOLCANO』のレギュラーパーソナリティーも務める。コスモスコンピューター時代はうえぽんブランド側のスタッフとして活躍していた。
イカハタ(五十畑昌)
プロデューサー。コスモスコンピューター在籍者。株式会社LANTERN ROOMS代表。
釧路洋
ディレクター。tororoと前の会社からの同僚で、設立時より在籍[23]
大洲五郎
ディレクター。『すくみず 〜フェチ☆になるもんっ!〜』(2003年7月発売)に外部スタッフとして参加し、その後入社[21]
kuri++
D.C. White Season』より制作に携わる[28]。初期はプログラマーとして参加していたが、美少女ゲームへの熱から2009年の作品『Princess Party Camellia』でディレクターに転身[29]、『D.C. Dream X'mas』では初めてプロデューサーを務めた[28]。金髪のツインテールが好み[29]
TAKANORI
プログラマー[29]。tororoと前の会社からの同僚で、サーカス設立時より在籍[23][29]。ゲーム・プログラミングを趣味とし、萌え属性は姉[29]
いくたたかのん
原画家。CIRCUS作品の原画の他、CIRCUSプロデュースでゲームショップ「げっちゅ屋」のマスコットキャラクター「コムちゃん」のデザインを務める(ショップ曲「まじかるぶっくまーく」もtororo作詞・作曲)。現在フリー。
零点(れいてん)
創業スタッフで、他と同様にRISEからの移籍組。原画を担当していたが、現在はフリー。
まり
シナリオ。tororo(松村)の前会社からの同僚で、設立当初から参加[23]
恋純ほたる(こいずみ ほたる)
創業スタッフで、グラフィッカー・ディレクター。現在株式会社ムーンストーン代表取締役。
呉(くれ)
シナリオライター。現在MOONSTONE所属。
ドラゴン角田(角田秀明)
TVアニメD.C. 〜ダ・カーポ〜に企画協力として参加。
あやせりお(現:羽純りお
原画家。
ちのちもち(現:八重樫南
原画家。
七尾奈留(ななお なる)
原画家。『Infantaria』から初版『D.C. 〜ダ・カーポ〜』まで担当。
御影(みかげ)
シナリオライター・ディレクター。『水夏』・『D.C. 〜ダ・カーポ〜』の企画・原作者。
秋蕎麦
最終試験くじら』・『ヴァルキリーコンプレックス』などを手掛けた原画家[29]。2009年時点では「7年ぐらい」サーカスに所属していた[22]。タッチの柔らかな絵がファンから支持を受けている[29]。ゲームジャンルではRPGが好み[29]
鳴海(水登うみ)
原画家兼グラフィッカー
かゆらゆか
原画家。元関連会社エス・オー・エフ・ティー所属、現インクルード・インク所属。
立羽
原画家兼グラフィッカー。『D.C.P.C.』(2004年5月発売)の開発中に新卒で入社[21]。『D.C.II P.S.』の小鳥遊まひるなどを担当[27]
加藤アスケ
グラフィッカー。
百道りさ
グラフィッカー。
雪村まなみ
原画家兼グラフィッカー。エターナルファンタジーにてシステム全般、モンスターデザイン担当。
時人
彼ノ矢大輔(現:大場陽炎)
株式会社フォアフロント所属。
johnny
株式会社フォアフロント所属。
たかとう
ちまQ
原画家兼グラフィッカー
松河
原画家兼グラフィッカー
がちゃ(現:おかざきみつき
原画家兼グラフィッカー
佐藤臣
株式会社65bpm所属。
おにやんま
広報。頑宣chパーソナリティ。
Bashi@めろん
チュアブルソフト所属。
壬RYUZIN(みずのえりゅうじん)
元RISE。
Tamaio
のらきち
グラフィック。サーカス所属歴は2009年時点で「わりと長い」[25]
ロリ絵師
ちまQ
ごとうしん
複数作品を手掛けたシナリオライター[29]絶対領域が好み[29]
さんちゅ〜
ディレクター。株式会社Grape代表取締役社長。チーム桜刻館所属。アニメD.C.III 〜ダ・カーポIII〜第4話の脚本を担当。
結月かりん(旧たこまち)
原画家兼グラフィッカー
こなた
原画家兼グラフィッカー
チーム桜刻館所属。代表作は『D.C.I.F.』・『ことり Love Ex P[30]。萌え属性としては、黒色長髪・絶対領域を好む[30]。好きな食べ物は卵料理[30]
百合瀬ゆい[31]
広報。株式会社スピードスター所属。
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音楽

流通

  • 株式会社カーニバル

2004年3月に有限会社カーニバルとして設立。SAKURA 〜雪月華〜のドラマCDのリリースを皮切りにサーカス関連商品の卸売販売を担当していた。時期は不明だがグループ再編期に株式会社ジャックインザボックス(現・株式会社ハブロッツ)に株式を売却した為、サーカスグループから離脱している。

ファンクラブ

2002年より登録を開始、2003年夏より正式サービススタート。以降、株式会社エス・オー・エフ・ティーが運営。2005年頃よりファンクラブ担当が代わり、それ以降、複数担当に代わりながらサービスを続けている。 会員専用ホームページを中心としたサービスながら、イベントやライブ等に関連するサービスも展開し、同ホームページ内コラムには、yozuca*Rino(rino)、No Life Negotiation等のアーティストやコスプレイヤー達も参加している。 2016年2月にファンクラブサイトがリニューアルされリキッドレイアウト化、スマートフォンなどのモバイルでの閲覧にも対応していた。2017年11月30日をもってサービス終了[12]

スタッフ

公開されているスタッフ。

snipe

三代目ファンクラブ担当、2008年以降表舞台に出なくなっている。

タイガーとーる

イベント、ネットミーティングの進行を担当。

アッキー

通販の担当。メールマガジンや運営チームなうBlogも執筆する。

MOuSE

技術担当。運営チームなうBlogで情報が多く長文。同Blogから、ファンクラブウェブシステム全般のみならず、関連する他ウェブも手がけている。また、スマートフォンアプリの開発も行っている。アプリはファンクラブとは別コンテンツであるMyCIRCUS IDにて公開されている。

えふしーそふ子

会報担当。会報発行時、運営チームなうBlogに現れる。

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関連項目

脚注

外部リンク

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