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Discovery+
アメリカの動画ストリーミングサービス ウィキペディアから
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Discovery+(ディスカバリー・プラス)は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが提供するビデオ・オン・デマンド・サービスである。このサービスでは、ディスカバリーの主要チャンネルブランドのライブラリーから集められたノンフィクション番組に加え、オリジナルシリーズ(ディスカバリーのネットワークから既存の番組をスピンオフしたものが多い)やその他の買収したコンテンツを中心に提供している。
2020年3月23日にインドで初めてローンチされた。既存のDplayプラットフォームのリブランディングによりイギリスとヨーロッパに進出し、2021年1月4日にアメリカでローンチされた。
2022年4月にワーナーメディアとディスカバリー社が合併してワーナー・ブラザース・ディスカバリーが設立されて以来、Discovery+はワーナーメディアのHBO Maxの姉妹ブランドとなった。WBDは2つのブランドを統合する計画を発表しており、2023年4月12日に新たなストリーミングサービスである「Max」が発表され、最初にアメリカで2023年5月23日に開始された[1]。
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歴史
ディスカバリーは、2020年3月23日にインドで初めてDiscovery+を開始し、ディスカバリーの様々なブランドのコンテンツを収録した[2]。2020年9月、ディスカバリーは、2021年初頭にDiscovery+の国際版を開始する計画を発表した[3]。
2020年10月、デンマーク、イギリス、アイルランドでは、翌月に「Dplay」が「Discovery+」に改称されることが発表された[4][5]。
2021年1月4日、Discovery+は、有料の広告付きプランと広告なしのプランの両方で、米国でサービスを開始した[6][7]。
2021年1月5日、ヨーロッパではDiscovery+がDplayに置き換わった[8][9]。
2021年8月、ディスカバリー社は、Discovery+などを含む同社の全直販ストリーミングサービスの加入者数が1,800万人を超えたと発表した[10]。
2021年10月、ディスカバリー社は、Discovery+を10月19日にカナダで開始することを発表した。カナダでは、ディスカバリー社の多くのブランドをライセンス契約で運営しているコーラス・エンターテインメントが、このローンチのマーケティング・パートナーとなる[11]。
2021年5月、ディスカバリー社はワーナー・ブラザースやCNNなどを運営しているワーナーメディアと経営統合することを発表した[12]。これに伴い、ディスカバリー社はワーナーメディアが運営している同業の定額制動画配信サービスであるHBO MaxをDiscovery+との間でサービス統合を検討していることを2022年3月に発表した[13]。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは2つのサービスを2023年夏に統合することを2022年8月に正式発表した[14][15]。その後、同年11月に統合の時期を2023年春に前倒しすることを明らかにした[16]。
2023年4月12日、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは同年5月23日にHBO Maxを統合した上で、名称を「Max」にすることを発表した。現行のHBO Maxで提供しているコンテンツに加え、Discovery+で配信している料理番組やリアリティショーなどが加わる形になるとしている。なお、サービス統合後もDiscovery+のサービスは引き続き継続される[17][18]。
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番組
オリジナル番組
Discovery+で放送されるオリジナル番組には、ディスカバリーのネットワークで放送された番組のスピンオフが含まれる[19]。また、HGTVシリーズ『Fixer Upper』のチップ&ジョアンナ・ゲインズ夫妻が主宰するDIYネットワークを再構築する予定の「マグノリア・ネットワーク」のプレビューも含まれており、プレビュースペシャルやオリジナルシリーズ10本のプレミアエピソードなどを見ることができる[20]。
コンテンツライブラリ
Discovery+では、HGTV、フード・ネットワーク、ザ・ラーニング・チャンネル、インベスティゲーション・ディスカバリー、アジアン・フード・ネットワーク、アニマルプラネット、トラベル・チャンネル、ディスカバリーチャンネルなど、ディスカバリー社が運営する番組のストリーミングが可能。また、ディスカバリー社の他の資産からのコンテンツや、国によって異なる独占放送もある。
米国では、Discovery+は、ライセンス契約の一環として、A&EネットワークスのA&E、ライフタイム、ヒストリーの番組の一部も放送している[21]。
スポーツ
一部のヨーロッパ地域では、Discovery+は、ディスカバリーのユーロスポーツネットワークを通じてスポーツコンテンツを提供し、ユーロスポーツの従来のストリーミングプラットフォームであるEurosport Playerを継承している[22][23]。
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デバイスのサポートとサービス機能
Discovery+は、従来のWindows/macOSのWebブラウザ、主要なデジタルメディアプレーヤーのプラットフォーム(Amazon Fire TV、Roku、Apple TV、Chromecastなど)、Android TV、Xbox OneおよびXbox Series X/Sのゲーム機、そしてAndroidおよびiOSのアプリからご利用いただけます。
ローンチ
Discovery+は、ルーマニア、ポルトガル、ギリシャ、チェコ、ハンガリー、アイスランドで2021年と2022年に展開する予定[24]。
日本
日本でのサービス展開はDplayのサービス終了(2020年12月)時点では2021年内に開始する予定としていた[31]。しかし、同国でのサービス開始が大幅に遅れており、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは2024年中期にアジア太平洋地域に進出する予定であると2022年8月に発表している[14]。
2024年9月19日、既にワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの間でパートナーシップ契約を締結し、HBO並びにHBO Max作品を独占配信してきたU-NEXTは同日付で新たなパートナーシップ契約を締結し、Maxの作品を同月25日から独占配信することを発表した。配信作品の中にはディスカバリーチャンネルやアニマルプラネットも含まれているため、事実上U-NEXTを経由してDiscovery+の作品が配信されることになった[32]。
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批判
Discovery+のプロモーション、マーケティング、広告は、視聴者から否定的な反応を受けている[33]。また、このサービスは、ディスカバリーのリニアネットワークで見られていたいくつかの番組をDiscovery+に移行することで、従来のテレビ視聴者を有料化していると非難されている[34]。
脚注
外部リンク
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