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IP〜サイバー捜査班
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『IP〜サイバー捜査班』(アイピー サイバーそうさはん)は、2021年7月1日から9月16日までテレビ朝日系「木曜ミステリー」で放送された刑事ドラマ[1]。主演は佐々木蔵之介[1]。
木曜ミステリー枠としては『刑事ゼロ』以来約3年ぶりの新作である。また、木曜ミステリー枠としては最後の新作となった。
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あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
登場人物
要約
視点
サイバー総合事犯係
ネット犯罪の下調べなど面倒な仕事ばかりを割り当てられ「総事係(そうじがかり)=お掃除係」と揶揄される部署。別名:Cyber Crimes Unit。本来は安洛の捜査適正を調べるための試験的な部署で、彼が警察庁に異動した後は解散することになっていたが、異動が白紙になったためその後も存続している。
- 安洛一誠(やすみや いっせい)
- 演 - 佐々木蔵之介[1](大学院生時代:井上雄太)
- サイバー総合事犯係・主任。巡査部長。サイバー捜査のスペシャリスト。
- ジャケットの代わりに羽織を身にまとい、「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放つ警察官らしからぬ変わり者[2]。必要以上に他人と関わることを嫌い、畳が敷かれた事犯係の私室に籠りがち。しかし、「娘」を名乗る古宮山や各事件の捜査で関係者について調べていくうちに、徐々に考えを変えていく。事件の真相を解明した際の決め台詞は「全てはウェブの中にあった」。
- 古宮山絆(こみやま きずな)〈25〉
- 演 - 福原遥[1]
- サイバー総合事犯係の新人刑事。巡査。
- 亡き母・縁が遺した1枚の写真から安洛のことを自身の父親ではないかと疑うが[3]、あえてDNA型鑑定には頼らず自分の目で安洛を見極めるべく彼の下で捜査を行う。安洛と対極の考えを持ち、「0か1を選ぶのは機械ではなく人間であり、人間が選んだ以上必ず感情が残っている」と信じて捜査する。
- 多和田昭平(たわだ しょうへい)
- 演 - 間宮祥太朗[1]
- 刑事。巡査部長。捜査一課配属から間もなく事犯係に異動となった。
- 普段は古宮山とコンビを組んで現場での捜査を行い、頭部に装着したカメラ付きのインカムで府警本部にいる安洛たちと情報共有する。検死作業に立ち会うのが苦手。
- 事犯係の業務の裏で実父である警察庁の楡井から密命を受けており、安洛の素行調査を行う。府警の規格に収まらない捜査能力を持つ安洛を組織にとっての「バグ」と評し、その安洛に変化をもたらした古宮山を、彼にとっての「アンチウイルスソフト」と表現したレポートをまとめている。
- 川瀬七波(かわせ ななみ)
- 演 - 堀内敬子[3]
- 映像解析担当[3]。鑑識課出身。サイバー総合事犯係の捜査により追い詰めた犯人を捜査一課、捜査一課に手柄ごと持っていかれることに不平を言う。
- 岡林琢也(おかばやし たくや)
- 演 - 吉村界人[3]
- サイバーパトロール担当。コミュ障気味[3]。常に変わった熟語がプリントされたTシャツを着用している。
- 平塚栄太郎(ひらつか えいたろう)
- 演 - 杉本哲太[3](IP_1 - IP_6・IP_8・IP_FINAL)
- 係長。プロファイリング兼、文章鑑定担当[3]。ITは専門ではないがウェブ上の文字入力パターンなどの解析を担当する。パワハラ、セクハラなどのハラスメントに抵触しそうな事案に敏感。
- 数年前に妻に先立たれ、大学浪人中の息子・拓夢を男手一つで育てている。そのような事情もあって、安洛と古宮山の密談を偶然聞いてからは安洛にパパ友としての親近感が湧き、一方的に絡んでいる。
捜査一課
- 河原町燦丞(かわらまち あきのじょう)
- 演 - 金山一彦(IP_1・IP_2・IP_5・IP_7 - IP_FINAL)
- 係長。
- サイバー犯罪への理解度が低く、事犯係を見下している。
捜査二課
- 北山紫明(きたやま しめい)
- 演 - 神尾佑(IP_1・IP_8・IP_FINAL)
- 係長。
鑑識課
京都府警本部
- 堀川浩司(ほりかわ こうじ)
- 演 - 国木田かっぱ(IP_1)
- 京都府警察本部長。
警察庁
- 楡井文則(にれい ふみのり)
- 演 - 升毅(IP_1・IP_2・IP_5・IP_8・IP_FINAL)
- 審議官。多和田昭平の実父(姓が異なるのは多和田が別れた妻の籍に入っているため)。
- 安洛のサイバー捜査能力を評価しており、将来的に警察庁へ引き抜くことを目論み、技能テスト目的で京都府警にサイバー総合事犯係を設立、その裏で多和田に素行調査をさせていた。
- その真の目的は「不祥事を繰り返す警察組織の浄化」で、安洛に全国の警察官の行動を監視・管理するためのシステムを作らせようとしていたが、多和田から事情を打ち明けられた安洛本人には異動の件を含め丁重に断られた。
その他
- 夏海理香(なつみ りか)
- 演 - 高畑淳子[3](IP_1 - IP_3・IP_7・IP_FINAL)
- 京都中央大学医学部の解剖医。
- 安洛が工学部の院生だったころからの30年来の知り合い[3]であり、縁のこともよく知っている。
- 綾坂縁(あやさか ゆかり)
- 演 - 福原遥(二役)
- 古宮山の母。安洛の元恋人。京都中央大学医学部を優秀な成績で卒業し、国家試験にも合格し医師免許を取得するが、その矢先に研修医を辞めて忽然と行方をくらます。
- 失踪した理由は古宮山が生まれた年の1月に発生した大地震を契機に、アメリカの専門機関で一から災害医療を学び直そうと決意したが、恋人の安洛を見ると決意が揺らぐ恐れがあったためであった。渡米中は古宮山を日本に残してきたが、彼女が3歳のころに亡くなっている。
ゲスト
- IP_1 「ソーシャルハッキング」
- IP_2「遠隔操作」
- IP_3「なりすまし」
- IP_4「デジタルタトゥー」
- MAY / 蘭堂明紗(匿名アーティスト「SNOWLIGHT」のメンバー) - 島崎遥香[5]
- YUKI / 高原雪世(誹謗中傷を苦に自殺した「SNOWLIGHT」のMAYのパートナー) - 芦原優愛[5]
- 立花亮太(「榊原真次法律事務所」の事務員) - 佐野岳
- 高原千夏(雪世の姉) - 高田里穂
- 狭間誠(「SNOWLIGHT」が所属する事務所「スノウライトハウス」の社長) - 河相我聞
- 榊原真次(「スノウライトハウス」の顧問弁護士) - 相島一之
- 守安耕平〈28〉(YUKIの熱狂的ファン・MAYの襲撃犯) - まえかつと
- 屋島修一郎〈56〉(殺害された会社役員・YUKIに誹謗中傷していた10人のうちの1人) - 下元佳好
- 南真理子〈23〉(殺害されたYUKIの元同級生・YUKIに誹謗中傷していた10人のうちの1人) - 三田みらの
- IP_5「ソーシャルゲーム」
- IP_6「ジュースジャッキング」
- 峯靖久〈45〉(漫画家・404号室の住人) - 和田聰宏
- 峯里美〈38〉(被害者・靖久の妻) - 中村彩実
- 里美の母親 - 末成映薫
- 藤崎遥(京談社の編集員・靖久の担当) - 坂野真理
- 三好祐美子(シングルマザーの看護師・405号室の住人) - 酒井若菜
- 三好櫂人(祐美子の息子) - 田中奏生
- 神山美樹(里美のママ友・504号室の住人) - 島田珠代
- 神山大輔(IT会社社員・美樹の夫) - 小島健矢
- 稲本瑞穂(里美のママ友・403号室の住人) - 七海薫子
- 稲本喜久(弁護士・瑞穂の夫) - ノモガクジ
- 矢田舞(里美のママ友・401号室の住人) - 尾本祐菜
- 矢田充(オーナーシェフ・舞の夫) - 川合智己
- IP_7「デジタル終活」
- IP_8・IP_FINAL「ディープフェイク」
- 桐子香澄(京都府警に出向してきた警察庁官房企画室長・警視正) - 内山理名(IP_FINAL)
- 西堂牧彦(メディアアーティスト) - 大東駿介(IP_FINAL)
- 永尾享二〈37〉(烏丸南警察署地域課の巡査・フェイク動画の拡散犯) - 波岡一喜(IP_FINAL)
- キャスター(NNF NEWSのキャスター) - 内田恭子(IP_FINAL)
- 烏丸南警察署の職員(烏丸南警察署警務課の警察官) - 兵動大樹
- フェイク動画の男性キャスター - 佐渡山順久
- フェイク動画の地方局のリポーター - 宇都宮まき
- 伍飼幹事長(フェイク動画の幹事長) - 白井滋郎
- 山脇(洛都急便の配達員) - 佐々木誠 (IP_FINAL)
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スタッフ
放送日程
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その他
脚注
外部リンク
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