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IPod touch (第6世代)
アップルが開発、発売していたiPod touchシリーズ第6世代目のモデル ウィキペディアから
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iPod touch(第6世代)とは、Appleが開発、発売していたiPod touch第6世代目のモデルである。
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概要
本モデルは2015年7月15日にiPod touch (第5世代)から3年ぶりに発売された。前モデルとの外観上の違いはiPod touch loopが廃止されたことである(ただし、第5世代, Mid 2013 (マイナーチェンジモデル) で1度廃止されたことがある)。
iPhone 6と同じApple A8 64bitプロセッサを搭載し、前モデルよりCPUは最大6倍、GPUは最大10倍高速化され、性能が劇的に向上した。
本モデルでは歴代モデルにはないMetalがサポートされている。メモリは1GBを搭載し、アプリがクラッシュする問題は改善された。CPUのクロック数はiPhone 6 / 6 Plusは、1.4GHzなのに対し、本モデルは1.1GHzにダウンクロックされている。
背面カメラは前モデルの5メガピクセルから8メガピクセルに向上した。カメラは新たにバーストで撮影できるようになっている。液晶は前モデルと同じ解像度である。Apple Payには対応しない。iOS 9.3のアップデートからNight Shiftに対応した。Touch ID、3D Touch、着信/サイレントスイッチは搭載されていない。iOS 11のコントロールセンターでは、長押しすることで詳細が開けるようになり、これまで3D Touch対応デバイス限定だった機能などが使用できるようになっている。コントロールセンターからの消音モードの設定にも対応した。iPod touchはポータブルメディアプレイヤー(ミュージックプレイヤー)であって携帯電話ではないため、電話、パスコード入力画面左下にある「緊急」やSOS機能は搭載されない(パスコードを一定回数間違った場合の画面には「緊急」が表示される)。
カラーは前モデルと異なるスペースグレイ、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、(PRODUCT)REDの6色。ストレージ容量は16GB、32GB、64GB、128GBの4種類。新たに追加された128GBモデル(Apple Storeオンラインと直営店のみでの販売)は、スマートフォンの普及によるゲーム需要が増加したことを受けてのもの。一方、16GBモデルは、Apple Musicの開始に伴い、本モデルでも引き続き用意された。
2019年9月19日より提供が開始されたiOS 13では、iPhone 5s、iPhone 6 / 6 Plusと共にサポート対象外となった。なお、2024年9月現在もiOS 12のサポートは継続中。
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バッテリー
前モデルより若干増加し1043mAhとなった。iPhoneとは異なり低電力モード、バッテリー残量(%)表示の設定には対応しない(バッテリーウィジェットでの確認は可能)。

iPhoneやiPadの場合、充電器に接続するとロック画面に ○%充電済み と表示されるが、iPod touchの場合は、iOS 10.3.3までは バッテリー充電中 か 100%充電済み のいずれかが表示される(iOS 11以降ではiPhoneやiPad同様の仕様)。
位置情報サービス
iPod touchにはGPSは搭載されていないが、Wi-Fiを利用したおおよその位置を表示する。周辺にWi-Fiが多いほど正確性が向上する。Bluetoothを利用したiBeaconを利用して位置情報精度を改善することもできる。
Geekbench 4のスコアデータ
- Geekbench 4で計測されたスコアを元に前モデルのiPod touch(第5世代)と比較する[2]。
- 参考: バッテリーに関してはiPhone、iPadより大幅に劣っている。iPod touch(第5、6世代)と同じプロセッサを搭載したiPhone、iPadとの比較。
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脚注
外部リンク
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