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KBO打率王

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KBO打率王[注 1](KBOだりつおう、朝鮮語: KBO 타율상[注 2], 英語: KBO Winner in Batting Average)は、韓国のプロ野球リーグのKBOリーグのタイトルの一つ。元々の名称は首位打者賞朝鮮語: 수위타자상)だったが、2015年より現在の名称となった[1]

KBOリーグのレギュラーシーズンも規定打席に達した打者の中で、打率が最も高い選手に与えられる。

歴代首位打者

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首位打者と韓国シリーズのジンクス

韓国では首位打者を輩出したチームは優勝できないというジンクスがある。

2020年まで39年間、韓国プロ野球で首位打者を輩出したチームが韓国シリーズで優勝したのは、2000年と2004年の現代ユニコーンズおよび2017年のKIAタイガースの3度あるだけである。2000年の現代ユニコーンズも2009年まで韓国プロ野球最高記録であるシーズン91勝の圧倒的な戦力を擁しながらも、韓国シリーズで3連勝のあと3連敗で逆王手をかけられ、韓国シリーズ史上最大の逆転負けの一歩まで迫られるなど、優勝までの道は決して順調ではなかったし、2004年のユニコーンズも度重なる引け分けでシリーズが9戦までもつれ込む大苦戦の末、辛うじて優勝した。ただし、2017年のKIAは初戦を落としたもののその後4連勝したことで難なく優勝を達成している。

しかも、首位打者の所属チームが韓国シリーズに上がったのは全部で10度であるが、その中で8度が敗退。その中では、上位チームとしてアドバンテージを持ちながらも敗退したケースもある。具体的には、

  1. 1984年のサムスン・ライオンズは第5戦で3勝2敗で王手をかけながら、6、7戦を落として逆転敗退。
  2. 1989年のビングレ・イーグルスと2008年の斗山ベアーズは韓国シリーズで初戦を制しながらも、その後4連敗で敗退。特に1989年のビングレは、韓国シリーズで初戦を制しながら敗退した最初のチームであった。
  3. 1992年のビングレ・イーグルスは公式戦1位で、韓国シリーズに直行しながらも、準プレイオフから這い上がってきて疲弊を極めていたロッテ・ジャイアンツに敗退した。ロッテ・ジャイアンツは準プレイオフから上がって、韓国シリーズ優勝まで達成した最初のチームである。

などがある。また、ヘテ・タイガースは1986年から1989年まで韓国シリーズを4連覇していたが、1990年内野手の韓大化(ハン・デファ)が首位打者になると、プレイオフで下位チームのサムスン・ライオンズに敗退して連覇が途切れるなど、首位打者と韓国シリーズとは相性がよくないと言われている。

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脚注

関連項目

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