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LINEノベル
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LINEノベル(ラインノベル)は、LINE株式会社が運営していた小説サービスである。
概要
「LINEノベル」はLINE株式会社が運営していた小説サービスの名称。2013年にSNSアプリ「LINE」上にてサービスが実施された第1期と、2016年に電子コミックサービス「LINEマンガ」上で実施された第2期、2019年から2020年にかけて独自アプリ上にてサービスが実施された第3期と便宜上、分類する。
それぞれ供給するアプリケーションが異なるほか、第1期は講談社、第2期は複数の出版社と提携していた。第3期では元電撃文庫編集長の三木一馬率いる出版エージェントのストレートエッジと提携し、自社レーベルであるLINE文庫とLINE文庫エッジをそれぞれ創刊した。
また、「LINEノベル」という名称こそ使用されなかったものの、川村元気『世界から猫が消えたなら』はLINE公式アカウントで連載された[1]。
2013年
SNSアプリ「LINE」の公式アカウント(@linenovel)を通じて、無料で小説が楽しめるサービス。
講談社より提供されたプロ作家によるオリジナル作品が読めるほか、未発表のオリジナル作品を対象にした公募小説賞「第一回LINEノベル大賞」が実施された[2]。第1回大賞作品はERINA『SIMPLE』[3]。受賞作および配信作品の一部は講談社の新レーベル「LINE NOVEL」から刊行された。
2013年6月4日、サービス開始。12月の「第一回LINEノベル大賞」受賞作刊行で実質サービス終了。
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2017年
電子コミックサービス「LINEマンガ」上の一ジャンルとして提供された小説群。
プロ作家によるオリジナル作品が提供されたほか、アマチュアからの作品投稿を予定していた[4]。オリジナル作品は2020年11月現在、全作が未書籍化である。
2016年7月11日、提供開始。
2019年 - 2020年
要約
視点
独自のアプリケーション「LINEノベル」を中心としたサービス。
元電撃文庫編集長・三木一馬が統括編集長となり、LINEノベルおよび自社レーベルとなるLINE文庫とLINE文庫エッジを率いた。オリジナル作品を配信したほか、オリジナル作品の投稿サイトとしての側面も持ち、自社レーベルのみならずKADOKAWA・講談社・新潮社・集英社・実業之日本社・スターツ出版・宝島社・東京創元社・文藝春秋・河出書房新社・双葉社・ポプラ社が参画したことで、他出版社からも刊行されることが予定されていた[5]。
2019年4月から9月にかけて「第1回令和小説大賞」を開催。LINEおよび日本テレビ放送網とアニプレックスの共同事業となっており、受賞作にはLINE文庫またはLINE文庫エッジからの書籍化とともに、映像化が確約されていた[6]。開催を記念して、4月にはloundraw監督・脚本・キャラクターデザインによる短編アニメーションが公開された[7]。2020年3月、遊歩新夢『星になりたかった君と』が受賞[8]。
また、新潮文庫とコラボレーションした公募賞である「青春小説大賞」も開催され、水生欅『ハローファイヤーマン ‐船附市消防音楽隊奮闘記‐』が受賞した[9]。この作品は改題、大幅改稿され『君と奏でるポコアポコ ―船橋市消防音楽隊と始まりの日―』として、新潮文庫nexより2020年10月28日に書籍化された。
2019年4月16日、サービス開始。サービス開始と同時に、藤井慎吾監督、佐藤利幸キャラクターデザイン、CloverWorks制作による短編アニメーションが公開[10]。
2019年8月5日、アプリ版リリースおよびライト文芸レーベルとなるLINE文庫、ライトノベルレーベルとなるLINE文庫エッジをそれぞれ創刊したが、Yahoo! JAPANを展開するZ HOLDINGSとLINEの経営統合に伴う事業見直しの対象となり、両レーベルは2020年2月と5月にそれぞれ刊行終了。刊行終了で文庫化されなかった作品のいくつかは、企画編集を請け負っていたストレートエッジから電子書籍化された。
2020年8月31日、LINEノベルもサービス終了。
LINE文庫
LINE文庫エッジ
単行本
LINEノベルに掲載されたがLINE文庫・LINE文庫エッジより未刊行の作品
予定されていたが未刊行の作家
LINE文庫
LINE文庫エッジ
単行本
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脚注
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