トップQs
タイムライン
チャット
視点
Mr. BATER
ウィキペディアから
Remove ads
MR. BATER(ミスター・ベーター)は、フジテレビのバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』で放送されたコントのひとつであり、そのコントのメインとなるキャラクター名である。
![]() |
概要
内容
- Mr. BATERの設定はオクラホマ州出身で片言の日本語(関西弁)を話すアメリカ人で、パーティーへ出席するための道具を揃えるために毎回、「ちょっとええかな?」(「ちょっとええ?」「もうええかな?」「ハーイ!」「ハロー!」「ごめんな〜」「ちょっと邪魔するで〜」と言う場合もある)と一言言ってから様々な店舗に訪れる。
- 店長は第1回では喋っていたが、第2回以降一切口を利かない(ある回では「END」と出た後そのまま番組オープニングへ続き、その部分で店長が「バカヤロー!!」と叫んでいた。ある回では最後の「END」のところで「助けてくれ」と言っている)。稀に声を上げて笑うことはある。
- 店長は第1回目は何もかぶってなかったが後にズラをかぶるようになる。
- 毎回、Mr. BATERは「今日パーティー行かなあかんねん」と言いながら店舗を訪れ、店長に来店した理由等を話した後[1]、「○○(その回によって異なる)早よ持って来てくれるかな」と言う[2]。それを聞いた店長は店の奥に行き(店の種類に関わらず)インディアンの衣装と斧を持って来る。Mr. BATERはその衣装を身に着け「ドンドットット、ドンドットット‥」と言いながらインディアンをマネた踊りの後にボケて[3]最後にツッコむ、ノリツッコミをする。これは第1回目の舞台が紳士服店でジャケットを頼まれた店長がインディアンの衣装を持ってきたというボケを踏襲し、「お約束」として毎回やるようになったボケである。
- その後、その店舗に合った商品を注文し、毎回注文とは異なるもの(注文されたものに近い名前・音の響きのもの、ダジャレ)を持って現れるというやりとりが何回か(概ね3~5回)行われ[4]、最後は「二度と来るか!」や「アホかー!、ボケー!、死ねー!」と怒るか、歌ネタでノリツッコミをした場合はそのまま替え歌を歌いながら、あるいは何と言っているのか分からないほどに怒鳴り散らしながら、Mr. BATERが店から出て行って終わる(第1回はMr.BATERが店長に「もうええわ!」とツッコみ、店長が「どうもありがとうございましたー」といい二人で会釈、そのままBGMが流れ暗転という、普通のコントのような終わり方であった)。
- また、やりとりの最中、違うものを持ってこられノリツッコミをしたあと、Mr. BATERによって、店長役である今田のプライベート等を、あることないこと暴露されるのが定番となっている[5]。
- Mr. BATERのノリツッコミには色々なバリエーションがあるが、特によく見られるのが以下の2パターンである。
- 今田が間違えて持ってきた物を見て「いや~ん、○○やん…」と言い、最後は「○○て言うか、△△やん…」と言って歌ネタに入るパターン。
- ジングル風の効果音を口ずさみながらポーズを取った後(この時今田も一緒にポーズを取っている)でオチの一言を言ってからツッコむパターン(傘屋の回を例に挙げると、「トシヒコさんて誰やねん!」と叫んでから前述の行動を取り、「エントリーナンバー1、トシヒコさん!」と言ってオチをつけている)。
- Mr. BATERは今田のボケに乗ってボケる以外にも、今田との会話中に自分からボケる事もある(ボケた後、「これはウケたやろ…」などと言いながら今田の方を向き、今田が全く笑っていないので「ワーオ!」とリアクションを取る事が多かった)。
- Mr. BATERはヘッドレスタンバリン(皮のないタンバリン)の扱いに長けているようで、今田に上手だと(ジェスチャーで)言われた。その際、BATERは「うっさい!昔を思い出すわ!」と怒鳴った。タンバリンが落ちに使われるパターンは複数あるがその時に歌われる歌は毎回アン・ルイスの「あゝ無情」。
- 医院の回では、今田の親族のプライベートに関わることを言ってしまったため、今田が慌てて小声で「カットしてください!」とジェスチャーも交えスタッフに訴え、その後「こないだ親から電話あったばっかりやねん!」と大声で言ってしまい、松本に「しゃべんなお前!」と怒鳴られている。一応その後持ち直しコントは終了したが、収録後今田は「すいません、マジでカットしてください!」と叫んでいる。なお松本が何を言ったのかは編集で伏せられている。
- 玩具店の回では今田が「チェス」と間違えて「コス(番組スタッフの小須田和彦)」をセット裏から呼んでくるというボケがあった。
- 肉屋の回では、次のネタで使う机を置く目印として床に張られたテープ(業界用語で「バミリ」)を松本が見つけてしまう。焦った今田がテープを剥がして何事も無かったかの様に取り繕うが、結局ネタバレとなった。
- いつもはドアや壁をたたいて今田の注意を引こうとするが、肉屋の回ではガラスが厚すぎて痛かったらしい(その後「自分とこのガラス痛いわ」と言っている)。
- 基本的にどんなネタでもMr. BATERはノリツッコミをするが、あまりにも低俗なネタやツッコミに困るネタを持って来られると、「ツッコめへん」「これはやりたくない」と愚痴をこぼしたり、時としてキャラを忘れ「違うやろ」と真顔で呆れてしまうこともある。
Remove ads
来店した店舗
要約
視点
Remove ads
エピソード
- 傘屋編でネタの完成度の低さに松本が「これカットやで」と言ったネタがそのまま(「これカットやで」のセリフも含め)放送され、ビデオにもそのまま収録された(今田に折り畳み傘と間違えて折れた畳を持ってこられたMr. BATERが「折れたー畳はー寝れませんー♪」と中条きよしの「うそ」の節で歌ったネタ)が、総集編で傘屋編が再放送された際には1ネタ分きちんとカットされていた。松本は「これ、しまって。これ見切れたらつながりおかしいから」と編集の心配をしていた。
- 浜田雅功が主役の坂本龍馬を演じたドラマ『竜馬におまかせ!』(日本テレビ)では、竜馬たちが外国人に変装するという場面で「今日パーティー行かなあかんねん」とMr. BATERをパロディしたシーンが放送された。
- 2006年1月、NHK教育「天才てれびくんMAX」内のコーナー「天てれ東海道駅伝」で飯田里穂がMr. BATERに扮した顔で「今日パーティー行かなあかんねん」と言うシーンが放送された。
- 宇多田ヒカルはMr. BATERのコントが気に入っているらしく、2007年8月12日のフジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」の歌収録の合間に「今日パーティー行かなあかんねん」と「どんどっとっと」を披露したそうである。
- KOJI-1200のシングル「ナウ・ロマンティック」アナログ盤では冒頭のインディアンネタで同曲を歌い「いつ売れんねん!」とBATERが叫ぶくだりが曲前に追加されている。
- 鮮魚店の回で今田が「初鰹」と間違えて持ってきたのは「(1995年当時の)小学二年生」8月号である。
- 「銀魂」の第一訓「天然パーマに悪い奴はいない」に、Mr. BATERに酷似した借金取り兼ノーパンしゃぶしゃぶ天国の社長が登場する。
Remove ads
キャスト
- Mr. BATER:松本人志(ダウンタウン)
- 店長:今田耕司
- 客:YOU・・・※第一回目のみ。
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads