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NEUROMANTIC
高橋幸宏のアルバム ウィキペディアから
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『NEUROMANTIC』(ニウロマンティック)は、日本のシンガーソングライター・ドラマーである高橋幸宏の3枚目のアルバム。邦題は『ロマン神経症』(ロマンしんけいしょう)。このアルバムから、高橋の名前の表記が「ユキヒロ」から、本名である「幸宏」に変更された。
1981年6月5日にアルファレコードからリリースされた。タイトルは 『NEUROTIC』(ニューロティック、神経症者のこと)と『ROMANTIC』(ロマンティック)、『New Romantic』(ニューロマンティック)からの造語である。また、作家であるウィリアム・ギブスンが、このアルバムタイトルからインスピレーションを受け、執筆した小説に『ニューロマンサー』と命名した[2]。ただし、お互いの内容には直接関連が無い。
作詞は高橋、ピーター・バラカン、細野晴臣、クリス・モズデルが行い、作曲は高橋のほかに、大村憲司と坂本龍一、プロデューサーは高橋が担当している。
同時期に発表されたYMOのアルバム『BGM』(1981年)の影響が強いものの、トニー・マンスフィールドやロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイ、フィル・マンザネラらが参加しており幾分異なったサウンドとなっている。また、当初は『BGM』の収録曲と同名の『バレエ』というタイトルが付けられる予定だった[2]。
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リリース
1981年6月5日にアルファレコードからLPレコードとCTの2形態でリリースされた。
1988年8月10日に初CD化され、その後1992年8月21日、1994年9月28日の2度再リリースされた。
2005年3月24日にデジタルリマスタリングが施されたCDに、初回盤は紙ジャケット仕様としてソニー・ミュージックダイレクトのGT musicレーベルからリリースされた[3]。
2021年11月24日にソニー・ミュージックダイレクトのALDELIGHTレーベルから「ユキヒロ×幸宏 EARLY 80s」の第1弾として、SA-CDハイブリッド[4]とLPレコードの2形態で、2枚目のアルバム『音楽殺人』(1980年)と同時にリリースされた。リマスタリングは砂原良徳、アナログカッティングをバーニー・グランドマンがそれぞれ担当した[5]。
批評
CDジャーナルは、「ロキシー・ミュージックを想わせる、先鋭的でポップな幸宏ワールド満載の充実作」としたうえで[3]、「先鋭テクノかつロマンティックな音像を生み出している」と肯定的な評価を下している[4]。
収録曲
曲解説
A面
- Glass / ガラス
- Grand Espoir / 大いなる希望
- Connection / コネクション
- New (Red) Roses / 神経質な赤いバラ
B面
参加ミュージシャン
- 高橋幸宏 : Vocals, Drums and Keyboards
- 細野晴臣 : Keyboards
- 坂本龍一 : Keyboards
- 大村憲司 : Guitars
- Tony Mansfield : Keyboards and Backing Vocals
- Phil Manzanera : Guitars
- Andy Mackay : Saxophones and Oboe
- 松武秀樹 : Computer Programming and Operation
リリース履歴
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脚注
外部リンク
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