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SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語
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『SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語』(シャドウ オブ ラファンドール ラファンドールこくものがたり)は、ワーナーミュージック・ジャパンによる「音で紡ぐファンタジー作品」と称した音楽プロジェクトで[1]、ストーリー原作および音楽の作詞・作曲を矢内景子、サウンドプロデュースを近谷直之、シナリオ・脚本を野島一成が担当している[2]。
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概要
2016年9月14日にワーナーミュージック・ジャパンの新規大型プロジェクトとして発表され、2016年9月15日から18日に開催された東京ゲームショウ2016にてブースを出展した。 公式ウェブサイトにてストーリー動画が週刊連載しており、毎週金曜日19時に、「記憶の断片」と呼ばれるストーリーが解放される。 RPGのシナリオシーンのように、左右にキャラクターのイラスト、中央にテキストが出てくるスタイルでストーリーは展開し、この特徴的な紙芝居形式のことを「FANTASY PICTURE STORY」と呼んでいる[3]。 この「FANTASY PICTURE STORY」はすべてフルボイスで、BGMは毎週シーンごとの書き下ろしとなっている。
2017年2月に実施された初の配信限定生放送ライブコンサート「SHADOW OF LAFFANDOR STORY LIVE~ある少女の光と影の追憶~」では、視聴数10万回を超え、fresh!の視聴数ランキング第1位を獲得した。そして同年7月12日よりTOKYO MX及びSUN TVにてテレビ番組が放送されることが発表された。[3]
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あらすじ
ラファンドールの最北にある、フェブルと呼ばれる霧深い小さな村で、 リエンとその妹トレスタは母ベネッタとともに暮らしていた。 妹の誕生日に商人からヴァイオリンを買うため、リエンは昔から持っていた古いペンダントを手放してしまうが それをきっかけにリエンの生活は変わっていく。
ある日突如として村が謎の兵士に襲われ、すべてが燃え尽くされてしまう。 母ベネッタの言葉に従い森に逃げ込んだふたりだが、トレスタの体調が徐々に悪くなっていき、 ついには口から影のような黒い霧を吹き出し倒れてしまう。 瀕死のトレスタを助けたいリエンは、森を出て、その方法を探す旅に出る。
登場人物
主要人物
- リエン・マキュール
- 声 - 花江夏樹
- 主人公。「王のご威光」を受け継いだ、ラファンドール国の次代の王だと思われている。
- フェブル村で母ベネッタと妹トレスタと暮らしていたが、大切な妹トレスタが倒れてしまい、彼女を救う方法を探しに旅立つ。
- トレスタ・マキュール
- 声 - 日岡なつみ
- リエンの妹。明るく快活な少女。リエンに絶対的な信頼を寄せている。
- 石の家にて、口から黒い霧のようなものが吹き出し倒れてしまう。
- アイソル・ナザド
- 声 - 梅原裕一郎
- トレスタのことが好きな、リエンの幼なじみ。リエンと正反対の性格をしている。
- 大好きなトレスタを守ろうと、ネブラエスの言うことすらも聞いてしまう。実はリエンの半身。
- シェルシュ
- 声 - 福島亜美
- トレスタにそっくりの謎の少女。ガロン村でリエンと出会う。
- ブライ・アル・カーラ
- 声 - 浪川大輔
- 傭兵部隊アロンディアスの隊長。
- 個性的な隊員たちから絶大な信頼を得るほどの実力を有している。
- 冷静で決して明るい性格というわけではないが、仲間想いで信念の強い熱い青年。
- 「王のご威光」を持つつぎの王であるリエンを、ラファンドール軍よりも早く見つけ出そうとフェブル村へ向かうが、次第にラファンドールの真の歴史やリエンの成長に動かされ、リエンについていくことを決意する。
- ネブラエス・デュガン
- 声 - 鈴木達央
- ラファンドール軍北方大隊隊長。
- 幼いころ、母が何者かに殺され、その犯人を探すべく「強さ」を求めるようになる。ラファンドール軍北方大隊隊長にまで登り詰めたが、あるとき「時空を越える力を持つ【闇の目】」の存在を知る。そして、その力を手に入れて母の敵を討つべく、影の王と取引をしてしまう。みずからの美しく青い目を差し出すことで未完成の闇の目を入手し、完成させるための「光の末裔の血を啜らなければいけない」という影の王の言葉を信じ、リエンの捜索をはじめる。
- ベネッタ・マキュール
- 声 - 夏木マリ
- リエンとトレスタの母。
- エマ・リドル
- 声 - ろん
- トレスタの幼馴染で、リエンのことが好き。ガロン村の傭兵宿で働いている。
アロンディアスの隊員
スタッフ
WEB版
要約
視点
毎週金曜日19時に「記憶の断片」(ストーリー)が解放される。不定期で解放される「記憶の暴走」は本編ではまだ明かされていない少し先の未来が垣間見えるもので[4]、「記憶の暴走」の公開後にはそのストーリーを描く楽曲がYoutubeで公開される。
各話リスト
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テレビ版
要約
視点
『SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語 〜FANTASY PICTURE STORY〜』のタイトルで、2017年7月12日から9月までTOKYO MX とSUN TVにて10分枠で放送された。全12話。
Web版から再編集されたダイジェスト版となっており、ビジュアルノベル風に進行する。
公式サイトで、2017年8月18日に第1話から第6話までの前半総集編、11月17日に第7話から第12話までの後半総集編が配信された。
主題歌
作詞・作曲は矢内景子、編曲は近谷直之。どの曲もシェルシュについては声優がクレジットされていない。
- 主題歌「囚われた光」
- 歌 - リエン・マキュール(花江夏樹)、シェルシュ
- エンディングテーマ
各話リスト(テレビ版)
放送局
CD
- 「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語 〜ある少女の光と影の追憶〜」
- 2017年12月16日発売。1stアルバム。WPCL-12814/5。
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ライブ
「SHADOW OF LAFFANDOR STORY LIVE〜ある少女の光と影の追憶〜」と題し、FRESH!にて不定期に限定生配信ライブを実施。
楽曲
「記憶の暴走」の公開後に追って公開されるそのストーリーを描く楽曲で、これらの楽曲は象徴的なシーンにおけるキャラクターたちの心情を描くものとなっている[8]。
- 約束
- 2016年9月14日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の1曲目として公開された楽曲。
- 「第五章 記憶の断片24『迫り来る運命』」の台詞が用いられている。
- 魔法の鍵
- 2016年11月11日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の2曲目として公開された楽曲。
- 「第六章 記憶の断片30『シェルシュとリエン』」の台詞が用いられている。
- ひとつだけ
- 2017年1月13日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の3曲目として公開された楽曲。
- 「第四章 記憶の断片19『眩しい』」の台詞が用いられている。
- Deep Down
- 2017年2月10日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の4曲目として公開された楽曲。
- 「第五章 記憶の断片26『手紙が届いた日』」の台詞が用いられている。
- 霧の世界
- 2017年3月17日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の5曲目として公開された楽曲。
- 「第五章 記憶の断片27『未来への希望』」の台詞が用いられている。
- RISE
- 2017年5月19日公開。「SHADOW OF LAFFANDOR ラファンドール国物語」の6曲目として公開された楽曲。
- 「第七章 記憶の断片31『アイソルの希望』」の台詞が用いられている。
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漫画
- 『ラファンドール国物語〜若き光の追憶〜』
- 2018年1月9日よりpixivコミックで配信のWebコミック版。原作矢内景子、漫画ダンタガワ。
脚注
外部リンク
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