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夏木マリ

日本の女優・歌手 (1952−) ウィキペディアから

夏木マリ
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夏木 マリ(なつき マリ、1952年昭和27年〉5月2日[2] - )は、日本女優[注釈 1]声優歌手。旧芸名および旧姓は中島淳子[1]。夫はパーカッショニスト斎藤ノヴ

概要 なつき マリ 夏木 マリ, 別名義 ...
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来歴

要約
視点

東京都豊島区池袋びっくりガードに近いぬかりや病院で生まれる[4]。小学校3年から埼玉県大宮市で育ち[5][6]、県内の小学校[7]大宮市立三橋中学校[8]豊島岡女子学園高校[7]をそれぞれ卒業する。高校在学時から坂本博士主宰のサカモト・ミュージック・スクールへ通い、女声合唱団「サカモトプリティーズ」で活動[9]する。ザ・テンプターズ[10]やザ・タックスマンを追っかけたことがある[11]

19歳の1971年に、結婚前の本名の中島淳子名義で「小さな恋」を歌唱して歌手[3][12]として活動を始める。ジャニス・ジョプリンのような曲を希望するも叶わずに、清純派アイドルとしてデビューした[1]。人気は高まらずに各地のキャバレーを日々巡る[1]

21歳の1973年に、夏木マリ名義で「絹の靴下」を歌唱して再デビュー[12]する。6月のデビューに掛けた「夏に決めよう」(夏決まり)から着想した「夏木マリ」は嫌だったが[12]、妖艶な振り付けやフィンガー・アクションが盛り込まれて大ヒットした[2][1]。テレビの歌番組に続けて出演するなど多忙な日々を過ごすが、低色素性貧血を発症して3か月間入院する。退院後は仕事が激減して再びキャバレーを巡る[1]。1974年当時のボディーサイズはB90cm、W60cm、H90cm[4]である。

ヌードダンサーらが踊るレビューショー小屋で仕事中、演劇を生業とする観客から舞台出演に誘われ、舞台の仕事を始める[13]1990年に単身ニューヨークへ赴き、自分も何かを発信したい想いを抱く[13]1993年に企画、構成、演出、出演の全てを手がける舞台表現『印象派』を発表して以降、2006年のvol.8まで9作品[14]で80ステージ以上公演し、国内のほかドイツフランスイギリスポーランドで高評価を得た[15][16]

1995年小西康陽からアプローチを受け、ミニアルバム『九月のマリ-』を発表[15]する。

2006年ブルースバンド『GIBIER du MARIE』を結成[13]し、アルバムのプロモーションビデオの監督を務める。

2007年パーカッショニスト斎藤ノヴと交際中であると発表して「フランス婚」と表現し、籍にこだわらない[17]と語る。

2008年に自ら主宰するパフォーマンス集団「Mari Natsuki Terroir (MNT)(マリ・ナツキ・テロワール)」を立ち上げ、東京都現代美術館の『イン・トランジット』公演を経て[18]、従来は1人ですべてを手掛けてきた『印象派』から集団の創作へ進化させた『印象派NÉO』を2009年に発表[14]する。Vol.1『わたしたちの赤ずきん』を上演する[19]

2010年に支援活動『One of Love』プロジェクトを開始して、バラと音楽の収益を途上国の働く女性と子供たちに支援している。毎年6月21日の「世界音楽の日」に開催されるギグは、さまざまなアーティストらが参加している[20]

2011年5月に斎藤と入籍していたことを、26日に発表する。

2015年にキャリア44年目の62歳で、自身初めて全国ライブハウスツアー「夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015」を敢行する[21][22]

2016年、華原朋美土屋アンナシシド・カフカLiLiCoと女性コーラスユニット「and ROSEs」(アンド・ローゼス)を結成[23]する。

2018年、レザーブランド「バリー」のキュレーターに就任[24]。「夏木」という漢字と好物のリンゴをイメージしたオリジナルロゴが作られたことや[24]、自身がプロデュースするイベントを夏と冬に2回分けて行うことが発表された[25]

2023年12月、両足に人工関節を入れる手術を行った[26]

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人物

うどん店「つるとんたん」をプロデュースしている[27]とたびたび誤解されるが、東京の店舗の経営者と親交があり開店時にBGMなどを手伝っただけで「私のお店じゃない」ときっぱり否定している[28][29]

夫婦共に阪神タイガースのファン[30]

旅行好きで、2016年にH.I.S.ヨーロッパ親善大使[31]を務める。

フィギュアスケートアイスダンス選手である小松原美里小松原尊のペアが、北京オリンピック団体で演じたフリーダンスの曲「SAYURI」で、日本語ナレーションを担当した[32][33]

出演

テレビドラマ

映画

劇場アニメ

舞台

ライブ・イベント

  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2014[72]
    • MARI NATSUKI × MICHAEL THOMPSON PLAYER meets 青蓮院門跡(2014年11月19日 - 29日、青蓮院門跡
    • PLAY×PRAY(2014年11月21日、音羽山清水寺〔経堂〕)
  • 夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015(2015年4月8日 - 6月12日、全18公演)[21]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2015 『PLAY×PRAY』 第二夜(2015年11月19日、音羽山清水寺〔経堂〕)[73]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2016[74]
    • 『PLAY × PRAY』第三夜(2016年11月13日、音羽山清水寺〔経堂〕)
    • 夏木マリの身体ワークショップ〜からだとこころを解放させる〜(2016年11月15日、NHK文化センター京都教室)
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2017 『PLAY × PRAY』 第四夜(2017年11月19日、音羽山清水寺〔経堂〕)[75]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2018『PLAY × PRAY』 第五夜(2018年11月18日、音羽山清水寺〔経堂〕)[76]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2019『PLAY × PRAY』第六夜(2019年11月24日、音羽山清水寺〔経堂〕)[77]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2020『PLAY × PRAY』第七夜(2020年11月28日、音羽山清水寺〔経堂〕) - 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、YouTubeでプレミア公開[78]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2021『PLAY × PRAY』第八夜(2021年11月28日、音羽山清水寺〔経堂〕) - 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、YouTubeでプレミア公開[79]
  • 菅原道真公1125太宰府天満宮式年大祭 ご本殿大改修 仮殿奉納公演『PLAY×PRAY』(2024年11月4日、太宰府天満宮〔仮殿〕)[80]
  • NATSUKI MARI FESTIVAL in KYOTO 2021『PLAY × PRAY』第十夜(2024年11月14日、音羽山清水寺〔経堂〕)[80]

テレビアニメ

配信ドラマ

配信アニメ

  • 実験都市DIVER CITY(2020年) - サマー 役[85]

ゲーム

吹き替え

音声ガイド

  • 特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」(2023年10月11日 - 12月3日、東京国立博物館) - 音声ガイドナビゲーター[91]

ラジオ

PV

バラエティ

ドキュメンタリー

CM

イメージビデオ

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書籍

著書

  • カッコいい女!(2004年、KKベストセラーズ)
  • 81-1(2005年、講談社
  • 夏木マリのABC(2007年、ベストセラーズ))
  • 泣きっ面にマリ(2008年、講談社)
  • 私たちは美しさを見つけるために生まれきた(2013年、幻冬舎

写真集

  • デラックス映画ファン(1981年、愛宕書房、撮影:野村誠一
  • 最後に見た風景(2004年、美術出版社)複数名のオムニバス

オーディオブック

  • ヴィッキー・ストリンガー「ワケありってコトで」(2016年7月25日、Audible) - 朗読 [111]

ディスコグラフィ

要約
視点

シングル

  • 中島淳子名義
さらに見る #, 発売日 ...
  • 夏木マリ名義
さらに見る #, 発売日 ...

デュエット・シングル

さらに見る 発売日, デュエット ...

アルバム

  • 絹の靴下〜マグネット・アルバム(1973年/94年CD再発) - キングレコード、KICS-8018
  • 夏木マリ・ビッグ・ヒットを歌う(1974年/96年CD再発) - キングレコード、KICS-8084
  • 夏木マリIV(1974年/96年CD再発) - キングレコード、KICS-8085
  • 悲しみ上手(1977年/2006年紙ジャケCD再発) - キングレコード/ヴィヴィドサウンド、VSCD-3474
  • Mirror Ball(1982年)
  • 憧れのろくでなし(1985年)※マリ名義 - ビクター、VDR-1062
  • 婦人倶楽部(1986年) - ビクター、VCH-10344
  • ベストヒッツ(1993年) - キングレコード、KICX-2140
  • 9月のマリー(1995年)
  • ゴリラ(1996年)
  • 印象派(1997年)
  • 13シャンソンズ(1998年)- 徳間ジャパン、TKCJ-71336
  • パロール(2002年) - レディメイド・インターナショナル、RMCA-1008
  • 夏木マリ全曲集(2003年) - キングレコード、KICX-2919
  • 戦争は終わった(2005年) - レディメイド・インターナショナル、RMCA-1015
  • 決定版 夏木マリ(2005年) - キングレコード、KICX-3351
  • THE HIT PARADE(2008年)- ポニーキャニオン、PCCA-2781
  • 夏木マリ 印象派コレクション(2013年)[112]
  • 朝はりんごを食べなさい(2016年) ※ ミニアルバム [113]

GIBIER du MARIE

2006年3月、ブルースバンド『GIBIER du MARIE』(ジビエ・ドゥ・マリー)のヴォーカルとしてavexよりデビュー。

タイアップ曲

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受賞歴

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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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