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Shadow Labyrinth
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『Shadow Labyrinth』(シャドウラビリンス)は、バンダイナムコエンターテインメントより2025年7月17日(Steam版のみ7月18日)に発売したゲームソフト。パックマンシリーズの一作[注 2]であるが、ダークSFの探索型2Dアクションゲーム(メトロイドヴァニア)となっているほか[3][4]、UGSFシリーズに含まれる[5]。懐かしの名作レトロゲームでは異例のCEROレーティングチェックB指定(12歳以上対象)区分となっている。
謎の黄色い球体「PUCK」に召喚された主人公が敵を喰らいながら過酷な世界を生き延びていく。
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キャラクター
- 剣士
- 本作の主人公。PUCKと名乗る存在と行動を共にすることになる。
- PUCKと融合してGAIA(ガイア)という高い攻撃力を持った形態になることができるが、エネルギーを消費する。
- PUCK
- パックマンに似た形態のサポート型Func-Bot。
- 剣士と合体して「ミニパック」形態に変形し、青白く発光するレーン上を走行可能。
開発
バンダイナムコスタジオ社内では、パックマンのIPを監修する立場にある高橋徹が、パックマンとは無関係の2Dアクションゲームを進めており、これがのちに本作のひな型となった[6]。ただし、この時点では高橋のやりたい要素や構造を詰め込んだだけであり、製品版の『Shadow Labyrinth』とはかけ離れていた[6]。そこへ、バンダイナムコエンターテインメントの相澤誠吾からバンダイナムコスタジオへパックマン45周年に向けた新作の相談が寄せられ、本作への開発と進んだ[6]。
当初はメトロイドヴァニアとパックマンの融合に苦戦しており、この時点では動物にゴーストが憑依してモンスター化するといった設定しかなかった[6]。
そこで,かつて『New Space Order』のセッティングを担当した夛湖久治に声がかかり、最終的にダークなパックマンや、往年のナムコ作品を登場させるためにUGSFの世界観が採用された[6]。
また、物語においては主人公が自分の意見を示したり、作り手の意見を代弁させるといったことを防ぐため、プレイヤー自身が主人公として設定された[6]。これを補強するため、オムニバス作品『シークレット・レベル』のパックマン回では主人公の前任者に相当する「7番目」がパックと口答えをした末にたもとを分かったという展開を踏まえたセッティングがなされた[6]。また、この設定を受けた夛湖は、『風のクロノア』における「問題解決のために別世界から転移してきた主人公」という図式を当てはめ、主人公を黒づくめの剣士に設定し、かつ武器のデザインも同作の主人公・クロノアが使うリングの要素を取り入れたものとなった[6]。また、それに関連して主人公たちのデザインも同作のデザイナーである荒井佳彦が担当した[6]。
荒井以外にも、最高の2Dアクションを完成させたいという高橋の意向により、スタッフとして過去のヒット作を手掛けた者たちが起用された[6]。たとえば、ヒロインのデザインは、「サムライスピリッツ」のナコルルなどを手掛けた春日野ミチが担当した[6]。また、シナリオは「テイルズ オブ」シリーズのシナリオを手掛けた田中豪が起用された。さらに、日本国内のスタッフと国外のマーケティングスタッフの橋渡しをしたり、ゲームの中身をチェックする役回りを原田勝弘が担った[6]。
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脚注
外部リンク
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