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カッコウの卵は誰のもの
東野圭吾による文学作品 ウィキペディアから
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『カッコウの卵は誰のもの』(カッコウのたまごはだれのもの)は、東野圭吾の長編サスペンス小説である。
光文社のスポーツ月刊誌『バーサス』の2004年10月号から2005年12月号と2006年2月号と3月号、月刊小説誌『小説宝石』の2006年12月号から2008年2月号に掲載され、2010年1月20日に光文社から単行本が刊行された。掲載中のタイトルは『フェイク』だったが、単行本化に際して改題された。
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あらすじ
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
元オリンピックスキー選手の緋田宏昌は、新世開発スポーツ科学研究所の柚木洋輔から、緋田父子の遺伝子を調べさせてほしいと頼まれるが断る。娘の風美は「カエルの子はカエル」と言われる天才スキーヤーだが、絶対に誰にも知られたくない秘密があったからだ。そんな時、新世開発スキー部に「緋田風美をメンバーから外せ」という脅迫状が届く。柚木が風美の警護に付いて警戒する中、風美が乗るはずだったバスが事故を起こして負傷者が出てしまう。
登場人物
- 緋田 宏昌(ひだ ひろまさ)
- スキーの元オリンピック日本代表。緋田風美の父。
- 緋田 風美(ひだ かざみ)
- 緋田宏昌と智代の娘。新世開発スキー部所属。Fパターンの遺伝子の持ち主。
- 緋田 智代(ひだ ともよ)
- 緋田風美の母。
- 風美が2歳になる前に自殺した。
- 柚木 洋輔(ゆずき ようすけ)
- 新世開発スポーツ科学研究所副所長。遺伝子の研究をしていた元大学准教授。
- スポーツ選手の才能を科学的に発掘する目的を持って研究している。
- 鳥越 伸吾(とりごえ しんご)
- 新世開発スキー部ジュニアクラブ所属の中学生。Bパターン遺伝子の持ち主。
- アーティストになる夢を持ったまま、好きでもないクロスカントリーの練習に参加している。
- 鳥越 克哉(とりごえ かつや)
- 鳥越伸吾の父。
- 登山家で、8000メートル以上の山の無酸素登頂を何度か成功しているが、定職には就いたことがない。
- Bパターン遺伝子の持ち主。
- 上条 伸行(かみじょう のぶゆき)
- 新潟長岡のケーエム建設社長。
- 本当の事情を偽ったまま緋田宏昌に接触し、緋田風美にはファンだと言って接近する。
- 上条 世津子(かみじょう せつこ)
- 上条伸行の妻。
- 上条 文也(かみじょう ふみや)
- 上条伸行の息子で、ケーエム建設常務。骨髄性白血病で入院している。
- 小田切 竜彦(おだぎり たつひこ)
- 上条世津子の実弟。ケーエム建設社長秘書。
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書籍情報
- 単行本:光文社、2010年1月20日発売[3] ISBN 978-4-334-92694-6
- 文庫本:光文社文庫、2013年2月13日発売[1] ISBN 978-4-334-76529-3
テレビドラマ
要約
視点
2016年3月27日から5月1日まで、WOWOW連続ドラマWの「日曜オリジナルドラマ」で放送された[4]。全6回。主演は土屋太鳳[2]。
キャスト
スタッフ
- 監督 - 耶雲哉治、山下司
- 脚本 - 田辺満
- 音楽 - 山下宏明
- アルペンスキー台本監修 ‐ 皆川賢太郎
- アルペンスキー現場監修 ‐ 田村幸士
- クロスカントリー監修 ‐ 夏見円
- クロスカントリー指導 ‐ 太谷竜樹
- ロケ協力 - 白馬村、白馬村観光局、白馬岩岳スノーフィールド(白馬観光開発)、白馬クロスカントリー競技場、鹿島槍スキー場(鹿島槍スポーツヴィレッジ)、大町市、長野県 ほか
- 技術協力 - バスク、IMAGICA
- 美術協力 - 山崎美術
- 音響効果 - メディアハウスサウンドデザイン
- VFX - マリンポスト
- プロデューサー - 井上衛、渡邉浩仁
- 制作プロダクション - 日テレアックスオン
- 制作著作 - WOWOW
放送日程
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脚注
外部リンク
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