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サムシング・イン・ジ・エアー
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「サムシング・イン・ジ・エアー」(Something in the Air)は、イングランドのロック・バンドのサンダークラップ・ニューマンが1969年に発表したデビュー・シングルである。
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概要
ドラマーでシンガーのスピーディー・キーンは、ザ・フーが1967年12月に発表したアルバム『セル・アウト』に「アルメニアの空(Armenia City in The Sky)」という楽曲を提供していた。それが縁となり、ザ・フーのピート・タウンゼンドはキーンの楽曲を演奏するバンドを作ることを目論む。1969年、タウンゼンドのイーリング・アート・カレッジ時代の友人でジャズ・ピアニストのアンディ・ニューマン、まだ15歳だったギタリストのジミー・マカロック、そしてキーンの3人で「サンダークラップ・ニューマン」が結成された。
「サムシング・イン・ジ・エアー」はタウンゼンドのプロデュースにより同年5月23日にシングルA面曲として発表された[1][2]。タウンゼンドは「Bijou Drains」という変名でベースも担当した。オリジナルのタイトルは「Revolution」だったが、ビートルズの同名の楽曲との混同を避けるため変更された。B面の「ウィルヘルミナ」はアンディ・ニューマンがリード・ボーカルをとった。
同年7月、全英シングルチャートにおいて3週連続1位を記録した[3]。また11月1日付のビルボード・Hot 100で37位を記録した[4]。
本作品はホ長調(E)で始まるが、2番の歌詞で1音上がり、嬰ヘ長調(F♯)に転調する。次のニューマンのピアノ・ソロでハ長調(C)に下がり、3番でまた変イ長調(A♭)に転調する。
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演奏メンバー
- スピーディー・キーン - ボーカル、ドラムズ
- ジミー・マカロック - ギター
- ピート・タウンゼンド - ベース、オーケストラのアレンジ
- アンディ・ニューマン - ピアノ
その他
- 本作品は多くの映画で使用された。『マジック・クリスチャン』(1969年)、『いちご白書』(1970年)、『キングピン/ストライクへの道』(1996年)、『あの頃ペニー・レインと』(2000年)、『月のひつじ』(2000年)、『ガール・ネクスト・ドア』(2004年)など。
- カバー・バージョンも多い。ラベル、ハービー・マン、サイモン・パーク、ユーリズミックス、フィッシュ、ライトニング・シーズ、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、鈴木さえ子などがカバーしている。
脚注
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