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ボーティック・ファン・デ・ザンスフルプ
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ボーティック・ファン・デ・ザンスフルプ(Botic van de Zandschulp, オランダ語発音: [ˈboː.tɪk vɑn də ˈzɑnt.sxʏlp]; 1995年10月4日 - )は、オランダ出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス22位、ダブルス60位。身長191cm、体重85kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
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選手経歴
要約
視点
2016年 フューチャーズ初優勝
8月のロッテルダムで開催されたF6では決勝でボイ・ヴェスターホフを6-2, 6-4のストレートで破り、フューチャーズ初優勝をする。さらにフューチャーズ2勝を挙げ、今季3勝する。同年にプロ転向。年間最終ランキングは402位。
2017年 チャレンジャーダブルス初優勝
8月のTEANインターナショナルではボイ・ヴェスターホフとペアを組み、ダブルスでATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。フューチャーズにおいてもシングルス準優勝3回、ダブルス優勝6回した。年間最終ランキングはシングルス459位、ダブルス260位。
2018年 フューチャーズ6度目の準優勝
フューチャーズではシングルス準優勝2回、ダブルス優勝4回を果たした。年間最終ランキングはシングルス537位。ダブルスはポイント失効により、ランキング消滅。
2019年 チャレンジャー初優勝
10月のハンブルク・チャレンジャーでは決勝でベルナベ・サパタ・ミラジェスを6-3, 5-7, 6-1で破り、ATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。さらにデビスカップオランダ代表として初参戦。グループステージでのカザフスタン戦では第1試合でミハイル・ククシュキンに2-6, 2-6のストレートで敗れた。年間最終ランキングは198位。
2020年 トップ200入り
全豪オープンではグランドスラムで初めて予選入りしたが、予選1回戦でコンスタン・レスチエヌに3-6, 6-1, 5-7で敗れた。2月のコブレンツ・チャレンジャーでは決勝でトマーシュ・マハーチに3-6, 6-4, 3-6で敗れ、準優勝。全仏オープンでも予選入りし、予選1回戦のパオロ・ロレンツィを7-6(5), 6-3のストレートで下したが、2回戦でリアム・ブローディに6-7(5), 6-7(8)の熱戦で敗れた。10月のヴァルフクラン・チャレンジャーでは決勝でマルクアンドレア・ヒュースラーに7-6(3), 6-7(2), 5-7で敗れ、準優勝。年間最終ランキングは156位。
2021年 全米ベスト8 トップ100入り
全豪オープンシングルス予選ではロレンツォ・ムゼッティ、ジョアン・メネゼス、マチアス・ブルグらを下して予選を突破し、グランドスラムで初めて本戦入りするも、本戦1回戦でカルロス・アルカラスに1-6, 4-6, 4-6のストレートで初戦敗退した。

全仏オープンシングルス予選でもレオナルド・マイエル、マニュエル・ギナール、イリヤ・マチェンコらを下して本戦入り。1回戦で当時世界ランキング20位のフベルト・フルカチュと対戦し、6-7(5), 6-7(4), 6-2, 6-2, 6-4のフルセットの末グランドスラム初勝利を挙げる。2回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに4-6, 4-6, 7-5, 6-2, 4-6のフルセットの末に敗れた。
ウィンブルドン選手権のシングルス予選ではパオロ・ロレンツィとアルトゥグ・チェリクビレクをストレートで下したが、3回戦のマルコ・トルンジェリッティに3-6, 6-4, 6-7(5), 5-7で敗れた。しかし、ラッキールーザーとして本戦入り[1]。1回戦でバレールを6-2, 6-7(4), 6-4, 7-6(3)で下し、ウィンブルドン初勝利を挙げる。2回戦では第7シードのマッテオ・ベレッティーニに3-6, 4-6, 6-7(4)のストレートで敗れた。
全米オープンのシングルス予選ではマルセロ・トマース・ベリオス・ベラ、ベン・シェルトン、エンゾ・クアコーらを下し、グランドスラム4大会連続で予選から本戦入り。1回戦でカルロス・タベルネルを2-6, 3-6, 6-4, 7-5, 6-3のフルセットで下して勝利。続く2回戦では第8シードのキャスパー・ルードを3-6, 6-4, 6-3, 6-4、3回戦のファクンド・バグニスも3-6, 6-0, 6-2, 6-2、4回戦は第11シードのディエゴ・シュワルツマンを6-3, 6-4, 5-7, 5-7, 6-1のフルセットで下した。準々決勝では第2シードのメドベージェフと対戦し、3-6, 0-6, 6-4, 5-7で敗れて、グランドスラム初のベスト8となった。この大会で、シングルストップ100入りを果たす。
翌週のデビスカップ・ワールドグループIでの1回戦はウルグアイ戦に出場。第1試合でフランシスコ・リャネルを6-0, 6-3のストレートで下し[2]、デビスカップ初勝利を挙げた。
10月に行われたBNPパリバ・オープンでは予選を突破して、自身初のATPマスターズ1000本戦に進出するも、1回戦でマルコス・ギロンに7-6(7), 2-6, 4-6で敗れた。さらにサンクトペテルブルク・オープンでは予選から4試合を制して、ベスト8進出。準々決勝では第1シードのアンドレイ・ルブレフを6-3, 6-4のストレートで破り、ベスト4入りをする。準決勝ではマリン・チリッチに3-6, 3-6のストレートで敗退。年間最終ランキングは57位。
2022年 トップ25入り
全豪オープンではダニール・メドベージェフに4-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れ、3回戦敗退[3]。2月に行われたABNアムロ世界テニス・トーナメントでは2回戦でイジー・レヘチカに6-1, 4-6, 4-6で敗れた[4]。翌週のカタール・エクソンモービル・オープンではマリン・チリッチに3-6, 5-7で敗れ、2回戦敗退[5]。

モンテカルロ・マスターズではセバスチャン・コーダに5-7, 4-6のストレートで初戦敗退。マドリード・オープンではダビド・ゴファン、BNLイタリア国際ではキャスパー・ルードにそれぞれ2回戦敗退。 5月のBMWオープンでは準々決勝ではルード、準決勝ではミオミル・ケツマノビッチを下し、ツアー初の決勝進出を果たした[6][7]。しかし、決勝ではホルガ・ルーネを相手に第1セット4-3となった時点で胸の痛みにより棄権を申し出て、準優勝[8][9]。全仏オープンでは3回戦まで進出。3回戦では第5シードのラファエル・ナダルに3-6, 2-6, 4-6のストレートで敗れた。
クイーンズ・クラブ選手権ではグリゴール・ディミトロフ、アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナらを下してベスト4進出。準決勝ではマッテオ・ベレッティーニに3-6, 4-6のストレートで敗れた。ウィンブルドン選手権ではグランドスラム初の4回戦進出を果たす。4回戦では第2シードのナダルに4-6, 2-6, 6-7(6)のストレートで敗退。
ナショナル・バンク・オープンではキャメロン・ノリー、ウエスタン・アンド・サザン・オープンではメドベージェフにそれぞれ2回戦敗退。ウィンストン・セーラム・オープンではベスト4進出。準決勝ではアドリアン・マナリノに0-6, 4-6のストレートで敗れたが、世界ランキング22位を更新して、トップ25入りを果たした。全米オープンでは2回戦でコランタン・ムーテに4-6, 6-1, 2-6, 4-6で敗退。年間最終ランキングは35位。
2023年 マスターズ4回戦進出
3月のマイアミ・オープンでは3回戦で第3シードのキャスパー・ルードを3-6, 6-4, 6-4の逆転で下してATPマスターズ1000初の4回戦進出をする。4回戦ではエーミル・ルースヴオリに6-4, 4-6, 5-7で敗れた。4月のBMWオープンでは2年連続決勝進出。決勝では昨年敗れたホルガ・ルーネに4-6, 6-1, 6-7(3)で敗れ、昨年のリベンジを果たさず、2年連続準優勝で終わった。年間最終ランキングは50位。
2024年 デビス杯準優勝
4月中旬のBMWオープンでは2回戦でヤン=レナード・ストルフに敗れ、ポイントが失効したことでトップ100圏外となったが、7月 スパルカッセン・オープンと8月のザウアーラント・オープンでATPチャレンジャーツアー2大会で準優勝したことで世界ランキング75位まで復調した。さらに全米オープンでは1回戦でデニス・シャポバロフを6-4, 7-5, 6-4のストレートで破り、4年連続初戦突破。2回戦では第3シードのカルロス・アルカラスを6-1, 7-5, 6-4のストレートで下す大金星を挙げ、オランダ人初のトップ3選手から白星を挙げた。3回戦では第25シードのジャック・ドレイパーに3-6, 4-6, 2-6のストレートで敗退。年間最終ランキングは80位。
11月の2024年デビスカップを最期に引退を表明しているラファエル・ナダルを6-4, 6-4のストレートで破り、デビスカップスペイン代表を下す活躍に貢献するとともに、ナダルの現役最後の対戦相手となった。準決勝ではデビスカップドイツ代表と対戦し、第1試合のダニエル・アルトマイアー戦で6-4, 6-7(12), 6-3の激闘を制して、オランダテニス104年の歴史で初の決勝進出を果たした。決勝では昨年王者のデビスカップイタリア代表との対戦となり、第1試合でマッテオ・ベレッティーニに4-6, 2-6のストレートで敗れた。第2試合でも敗れたオランダは大会初制覇とはならず、準優勝となった。
2025年
BNPパリバ・オープンでは予選決勝で敗れるも、ラッキールーザーとして本戦入りをする。1回戦でワイルドカードにより出場したニック・キリオスが7-6(7), 3-0の時点で途中棄権したため、2回戦進出。2回戦ではノバク・ジョコビッチに6-2, 3-6, 6-1で破る金星を挙げ、3年ぶり2度目の3回戦進出を果たした[10]。3回戦ではフランシスコ・セルンドロに3-6, 4-6のストレートで敗退。
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ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 2回(0勝2敗)
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ダブルス: 1回(1勝0敗)
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成績
- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
シングルス
グランドスラム大会
大会最高成績
ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝
シングルス (7勝12敗)
ダブルス (17勝3敗)
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脚注
外部リンク
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