京都市立紫野小学校

京都市立紫野小学校（きょうとしりつ むらさきのしょうがっこう）は、京都府京都市北区にある公立小学校。

京都市立紫野小学校 Murasakino elementary school
北緯35度2分23.5秒 東経135度44分43.90秒
過去の名称	京都市第二待鳳尋常小学校 京都市紫野国民学校
国公私立の別	公立学校
設置者	京都市
設立年月日	1925年（大正14年）[1]
創立記念日	1926年（大正15年）6月15日[1]
共学・別学	男女共学
学校コード	B126210000073
所在地	〒603-8222 京都市北区紫野下築山町21
外部リンク	公式ホームページ
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概要

1925年（大正14年）4月に京都市待鳳尋常高等小学校（現京都市立待鳳小学校）から独立し、京都市第二待鳳尋常小学校として開校した^[1]。

沿革

• 1925年（大正14年）4月 - 上京第33学区第二待鳳尋常小学校として創立^[2]
• 1926年（大正15年）6月15日 - 開校式（創立記念日）^[1]
• 1941年（昭和16年）4月 - 国民学校令により京都市紫野国民学校と改称^[1]
• 1947年（昭和22年）4月 - 学制改革により京都市立紫野小学校と改称^[2]
• 2019年（平成31年）4月 - 京都市立楽只小学校を統合

所在地

• 京都市北区紫野下築山町21

アクセス

• 京都市営バス1・12・204・205・206・北8・M1系統：「建勲神社前」下車南下

通学区域

通学区域は紫野学区の区域であったが^[3]、楽只小学校の編入により楽只学区も含むこととなった。

卒業後の進路

卒業後は基本的に京都市立衣笠中学校に進学する^[3]。

紫野学区

紫野学区（むらさきのがっく）は、京都市の学区（元学区）のひとつ。京都市北区に位置する。紫野小学校のかつての通学区域を範囲とする、京都市の地域自治の単位となっている。

明治22年（1889年）東紫竹大門村と西賀茂村が合併して成立した大宮村は、 大正7年（1918年）に村域の一部（御土居の南側）が京都市上京区（当時）に編入され^[4]、編入された旧大宮村の区域は上京第33学区となり、待鳳小学校の通学区域とされた。（なお、大宮村の残余部は、のちの昭和6年（1931年）に京都市に編入され、大宮尋常高等小学校（現在の大宮小学校）の通学区域となる大宮学区となった^[5]。）

上京区第33学区は、昭和4年（1929年）に、学区名が小学校名に改称されることにより、待鳳学区となった^[6]。学区内には、大正14年（1925年）に第二待鳳小（のちに校名を紫野に改称）、昭和6年（1931年）に第三待鳳小（のちに校名を鳳徳に改称）、昭和14年（1939年）に第四待鳳小（のちに校名を柏野に改称）が創立された^{[7][8][注釈 1]}。

昭和16年（1941年）に国民学校令の施行により学区の根拠が失われ^[9]（京都市の学区そのものは昭和17年（1942年）に廃止^[10]）、昭和16年6月に国民学校の通学区域を単位とする町内会連合会が発足^[9]。第二待鳳小から改称した紫野国民学校の通学区域を単位として紫野町内会連合会が設置され^[11]、戦後のポツダム政令^[12]による解体ののち、住民自治の単位である現在の紫野学区となった。

紫野学区は昭和30年（1955年）9月、上京区から分区して成立した北区に位置することになった。

地理

紫野学区は、西側が楽只学区（南端の一部が柏野学区）、北側が待鳳学区と鳳徳学区、東側が紫明学区、南側が上京区の乾隆学区、成逸学区、室町学区と接する^[13]。区域は、ほぼ全域が紫野を冠称する町の一部から構成される。面積は0.609平方キロメートルである^{[注釈 2]}。

人口・世帯数

京都市内では、概ね元学区を単位として国勢統計区が設定されており^[14]、紫野学区の区域に設定されている国勢統計区（北区第4国勢統計区^{[注釈 3]}）における令和2年（2020年）10月の人口・世帯数は7,685人、3,969世帯である。

紫野学区の町名

• 紫野上若草町^{[町 1]}
• 紫野宮東町
• 紫野西御所田町^{[町 1]}
• 紫野東御所田町
• 紫野宮西町
• 紫野雲林院町^{[町 1]}
• 紫野下築山町
• 紫野西藤ノ森町
• 紫野東藤ノ森町
• 紫野東野町
• 紫野上築山町
• 紫野南舟岡町
• 紫野東舟岡町
• 紫野西野町
• 紫野北舟岡町
• 小山西大野町^{[町 1]}
• 紫野大徳寺町^{[町 1]}

1. 町域の一部が紫野学区にあたる。

周辺

• 船岡山
• 雲林院
• 玄武神社