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古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群
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古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群(こちちぶわんたいせきそうおよびかいせいほにゅうるいかせきぐん)は、埼玉県秩父地方にある古秩父湾時代の地層及び同所における多様な生物群を象徴する海棲哺乳類の複数の化石[1]。日本国内初の複合天然記念物である[1](2016年3月指定)。
概要
秩父地方の地下には約1,700万年前に誕生して約1,500万年前に消滅した古秩父湾の地層が堆積しており、地質学の観察場所として知られていた。2016年3月1日付けで、秩父地方に存在するこの年代の地層を観察できる露頭6か所と海棲哺乳類の化石9点とが「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」の名称で国の天然記念物に指定された[2]。複数の露頭と化石群がセットで天然記念物に指定されたのは日本で初めてである[3]。また、埼玉県における国の天然記念物指定は、1968年(昭和43年)の「平林寺境内林」(新座市)以来、48年ぶりであった。化石の一部は埼玉県立自然の博物館で展示されている。
指定物件

- 取方の大露頭(国・秩父市・個人所有) - 秩父市下吉田
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脚注
関連項目
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