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黒沢良のマイルドタイム
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『黒沢良のマイルドタイム』(くろさわりょうのマイルドタイム)は、一部JRN系列局と一部NRN系列局で放送されていたラジオ番組である。放送回数は、1972年から2006年3月31日までで全8384回[1]。一部のネット局では「黒沢良のティータイムジョッキー」もしくは「黒沢良の君はベストドライバー」とタイトルを差し替えて放送されていた。
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概要
声優の黒沢良がパーソナリティを務めた帯番組である。「ごきげんいかがですか、黒沢良です」という黒沢のあいさつからスタートした。黒沢とアシスタントとの社会時事ネタに雑学を交えたトークの後、演歌もしくは歌謡曲を一曲紹介する5分版を基本に放送した(後述)。新人の演歌歌手をゲストに迎えてのトークも行われたが、まれに普天間かおりなど演歌以外の歌手が出演した。
パーソナリティの黒沢は番組が終わるまで出演したが、
アシスタントは年度ごとをめどに変わった。
2代目アシスタント以降黒沢良事務所タレントが歴任
井上美恵子・武田舞・郷森明希・青山美香・土屋志乃・坂本加奈・鶴岡真弓
その後黒沢の友人北島三郎さんの弟子さん山口ひろみさんが務めた。
オープニングとエンディングのテーマ曲は、ジョニー・ピアソンの「二人の出会い」だった。この曲は文化放送の『青春キャンパス』でも使われたほか、静岡第一テレビのオープニングでも一時期中継局紹介時のBGMに使われていた。過去にこの曲を収めたLPが発売されていたが、このLPはすでに絶版しており、CD化もされていない。
この番組は東京の番組制作会社・放芸が制作し、各ネット局に番組販売[2]した。このため、製作局が存在しない。番組は、5分版、10分版、15分版が確認されており、フォーマットラジオ番組としての機能があった。15分版は、1988年から1989年まで茨城放送(現在のLuckyFM茨城放送)(公式番組表による[要検証])、STVラジオ、北日本放送(2000年ごろ)などが放送した。また、最終回まで放送したCBCラジオの最末期(後述)、長崎放送など、5分版を放送する局もあった。ネット局によっては、平日の帯番組として放送のほか、週末のみの放送(北日本放送)などもあった。
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放送局
CBCラジオにおけるその後の経緯
CBCラジオでは、6時35分から6時45分までの10分版が放送されたが、2005年10月3日放送分をもって6時40分まで放送の5分版となった。以来、番組で掛かる曲は1曲となり、火曜にまとめて放送したゲストとのトークも火曜と水曜に分けられた。5分版への変更でできた5分枠で、帯番組の『ラジオ健遊館 佳山明生と話そう!』[3]が放送された。最終回では、中国の経済成長で都会に集まってくる若者たちが、かつて、東京駅の「銀の鈴」に集った上京者たちを彷彿させると黒沢は語り、長年の放送に対するリスナーへの感謝で締めくくった。
番組の終了後、この時間帯は日替わりの10分番組を放送する枠に変更された。前述の『ラジオ健遊館』も金曜のみの放送に縮小した上でこの枠に残り続けたものの、改編期を待たずして打ち切られた。そしてこの枠自体も、2007年4月に『早川敦子の朝テン!』がスタートしたことによって終了した。
脚注
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