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龍前院
神奈川県茅ヶ崎市にある曹洞宗の寺院 ウィキペディアから
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龍前院(りゅうぜんいん)は、神奈川県茅ヶ崎市にある曹洞宗の寺院。

歴史
平安時代後期、大庭良正の開基である。当初は法相宗の寺であったが、その後古義真言宗を経て、1508年(永正5年)の楞山周厳の中興の際に曹洞宗に転宗した[1]。
境内には、五輪塔が10基ある。俗に「二階堂十人墓」といわれている。造立年代は鎌倉時代末期から室町時代初期と考えられ、二階堂氏が当地を所領としていた時期とはズレがあるため、実際には二階堂氏とは無関係と考えられている[2]。
1591年(天正19年)、徳川家康は山岡景長に当地一帯を所領として与えた。山岡氏は近江国が発祥の地であり、先祖が三井寺の塔頭「光浄院」を建てた縁により、山岡氏の庶子が光浄院の院主を務めるのが習わしであった。本尊の阿弥陀如来は三井寺から贈られたものである。江戸時代も旗本として存続しており、山岡一族の墓が墓地にある。現在も山岡氏の末裔との交流があるという[1]。
文化財
交通アクセス
- 徒歩
- 茅ケ崎駅より約28分
- バス
- JR茅ヶ崎駅より神奈川中央バス(茅45小谷行、茅52・茅53・茅54寒川駅南口行)乗車、「登象」もしくは「つるみね小学校前」バス停で下車。
脚注
参考文献
外部リンク
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