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茅ケ崎駅

神奈川県茅ヶ崎市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

茅ケ崎駅map
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茅ケ崎駅(ちがさきえき)は、神奈川県茅ヶ崎市元町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の

概要 茅ケ崎駅, 所在地 ...
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南口(2016年8月)

所在地は「茅崎」市だが、駅名は「茅崎」となっている。

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乗り入れ路線

当駅の所属線である[1]東海道本線と、当駅を起点とする相模線の2路線が乗り入れている。東海道本線には「JT 10」の駅番号が設定されている。

東海道本線は東京駅発着系統と、新宿駅経由で大宮駅から高崎線に直通する湘南新宿ライン、東京駅経由で上野駅から宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する。なお東海道本線の運転系統については「東海道線 (JR東日本)」を参照のこと。

歴史

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開業当時の構内[2](1898年頃)
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駅構造

要約
視点

島式ホーム3面6線(7線:2-3番線間に1本ある)を有する地上駅で、自由通路のある橋上駅舎を有している。エレベーターエスカレーター多目的トイレ点字運賃表が設置されている。

構内には飲料の自動販売機公衆電話公衆トイレコンビニエンスストアNewDays駅ビルLUSCAがある。現在の改札内トイレおよび観光案内所の場所には、かつてロッテリアが入居しており、改札内外双方から利用することが出来た。2007年頃に閉店し、現改札口付近にあった手狭なトイレが移転拡張した。また、2016年の駅ビル増築工事前までは、改札外に大船軒が営業していた。

湘南・相模統括センターの所在駅である。直営駅駅長配置)でもあり、管理駅として相模線の北茅ケ崎駅 - 倉見駅間の各駅を管理している[14]。湘南・相模統括センターとしては、東海道線の藤沢駅 - 大磯駅の各駅と、相模線内の全駅、横浜線橋本駅相模原駅矢部駅淵野辺駅の駅業務及び旧茅ケ崎運輸区が受け持っていた相模線の乗務、旧橋本CTCセンターが受け持っていた相模線の運行管理と橋本駅の信号業務を統括している[15]みどりの窓口自動券売機指定席券売機自動改札機自動精算機が設置されている。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 3・4番線は東海道貨物線にあるホームである。通常、貨物線を経由する旅客列車は特急「湘南」(2021年3月12日まではライナー)のみであるため、旅客案内上では特急専用ホームとされ、特急「湘南」の運行時間帯外は閉鎖されている。同ホームの駅名標における隣駅表記は上り方が「藤沢」、下り方が「平塚」である。このホームの有効長は10両分であるため、12両編成のE351系が「おはようライナー新宿号」「ホームライナー小田原号」に充当されていた当時、当駅に停車する際には1 - 3号車のドアがドアカットとなり締切扱いにされていた。なお、旅客線を経由する特急「湘南」は5・6番線に停車する。
    • なお、2021年3月13日ダイヤ改正で、ライナーは全て特急「湘南」に格上げされ、藤沢駅と共にすべての列車が停車する[16]
  • ホームの有効長は1・2番線が4両、3・4番線が前述の通り10両、5・6番線が15両である。
  • 1・2番線の橋本寄りの端の嵩上げされていない部分に烏帽子岩モニュメントがある。また、かつて使用された腕木式信号機が保存されている。
  • かつては5.6番ホーム上にKIOSKが営業していた。
  • 東海道線の平塚止まりで、平塚駅で上りホーム到着となる列車では、国府津・小田原方面に向かう乗客に対して、当駅で乗り換えを促す車内放送を流す場合がある。これは平塚駅での乗り換えが階段やエレベーター・エスカレーターでの移動を伴うためである。
  • 辻堂駅 - 当駅間および当駅 - 平塚駅間に旅客線と貨物線との渡り線が設置されている[注釈 2]。前者はサンライズエクスプレスの経路として、後者は特急「湘南」の経路として恒常的に使用される。また、稀に当駅の旅客線ホームが人身事故などで使用停止となったとき、普通列車などが迂回する際にも使用されることがあるが、この場合は有効長の関係から15両編成の列車は臨時通過となる。同様の構造は同じく東海道本線の横浜駅戸塚駅(東海道線と横須賀線)付近のほか、東北本線旅客線貨物線)の通過駅である川口駅京浜東北線)にもみられる。

駅ビル

ラスカ茅ヶ崎(ラスカちがさき)は、神奈川県茅ヶ崎市の茅ケ崎駅北口から南口西側にかけて所在する、JR横浜湘南シティクリエイトが運営する駅ビル[17]

元々は、1985年4月19日ルミネ茅ヶ崎」として開業したが、運営会社であった「株式会社茅ヶ崎ルミネ」が、湘南ステーションビル株式会社(現: JR横浜湘南シティクリエイト)に吸収合併されたため、2005年3月1日ラスカに改称された。

ラスカは他に3駅(熱海駅小田原駅平塚駅)に存在する。

構成

地上6階(屋上あり)、地下1階(駐車場)[18]

  • 屋上 - 屋上庭園
  • 6階 - 飲食・ヘアカット・保育園
  • 5階 - 服飾・雑貨
  • 4階 - 服飾・雑貨
  • 3階 - 菓子・服飾・雑貨・カフェ
  • 2階 - スーパー・ドラッグストア
  • 1階 - 食品・ベーカリー
  • 地下1階 - 駐車場

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員51,508人である[利用客数 1]。JR東日本の駅としては大塚駅に次いで第84位である。相模線内では橋本駅に次いで2番目に多い。

1995年度(平成7年度)以降の1日平均乗車人員は下表の通りである。

さらに見る 年度, 1日平均 乗車人員 ...
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駅周辺

駅周辺は市の中心市街になる。北口が市役所や市民文化会館などの行政施設から、イオン等の大型商業施設が進出している他、一部工場地帯が集積している。南口は美術館や図書館等の文化施設が配置されており、住宅と商店が入り混じった地域になる。

北口

南口

かつてあったもの

  • 相模鉄道本社
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バス路線

停留所は北口広場の「茅ヶ崎駅[20]」と南口広場の「茅ヶ崎駅南口[21]」で、駅名は「茅崎」であるが、停留所名は「茅崎」となっている。

北口(茅ヶ崎駅)

さらに見る のりば, 運行事業者 ...
その他
  • 毎年大晦日より正月三が日までの期間には寒川神社への初詣客向けに臨時直通バスが運行されている。

南口(茅ヶ崎駅南口)

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発車メロディ

現在の使用状況

サザンオールスターズ楽曲の導入について

  • 2000年8月茅ヶ崎市出身の桑田佳祐率いるサザンオールスターズが茅ヶ崎公園野球場にて凱旋コンサートを開催し、「茅ヶ崎=サザン」のイメージが確固たるものとなった。そこで、市の代表駅である当駅でサザンの楽曲を発車メロディに導入しようという計画が市民の間で浮上し、当駅を管轄するJR東日本横浜支社に要望書を提出した。導入希望曲は事前に市内で実施したアンケートによって決定され、ホーム数に合わせて計6曲(前述のアンケートの上位6曲。1位:「希望の轍」、2位:「TSUNAMI」、3位:「勝手にシンドバッド」、4位:「HOTEL PACIFIC」、5位:「いとしのエリー」、6位「真夏の果実」)が挙げられた[22]が、この時点では「スムーズな乗降に支障をきたす」として却下された。その代案として、凱旋コンサート開催の翌2001年の夏季のみ、駅構内BGMとしてオルゴールの楽曲を流した。
  • その後2014年に市商工会青年部を中心としてサザン楽曲の発車メロディへの起用活動が再燃。署名運動が6月-7月の2週間にわたって行われ、1万を超える署名が集まり、JR東日本横浜支社へ提出された[23]。その結果、同年10月1日より、上記で1位に挙げられていた「希望の轍」が、東海道線ホーム5・6番線で発車メロディとして採用されることになった[8]。5番線にイントロ、6番線にサビのアレンジが用いられている[24][25]。この発車メロディは前述の特急「えぼし」の車内チャイムにも使われている。

そのほかの現在使用している発車メロディ

  • 3番線では『JRE-IKST-021-10』を使用しているが[26]、上りの特急「湘南」専用ホームであるため流れるのは平日の朝のみである。
  • 4番線では『JRE-IKST-021-08』を使用しているが[26]、下りの特急「湘南」専用ホームであり、さらに大半の列車は旅客線を経由するため、現行ダイヤでの使用機会は平日夜の2本(湘南21・23号)のみである。

過去の使用状況

  • 3番線では2025年6月まで「JR-SH6」を使用していた。
  • 4番線では2025年6月まで「JR-SH7」を使用しており、使用終了時点では当駅と本庄駅でしか使用されていない珍しいメロディーであった。
  • 以前の6番線のメロディは他の駅では使用されていないオリジナル曲であった。かつては5番線でも同じ曲を使用していたが、どちらが発車するのかを区別させるため、2002年7月より東洋メディアリンクス製の「Gota del Vient」に変更されていた。
  • 1・2番線では2021年9月28日より、茅ヶ崎市出身の加山雄三の「海 その愛」に変更された。茅ヶ崎商工会議所青年部の署名活動を通じ6000人の市民の要望を受け、相模線開業100周年事業の一つとして実現した[27][12]。しかしながら、相模線のワンマン化のため2022年3月11日限りで使用を停止し、使用期間は約半年弱とJR東日本の発車メロディの中でも比較的短命な曲となった。
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その他

  • 1926年(大正15年)に相模鉄道(現JR相模線)ホーム付近で、側線路敷設のために行われていた工事中に「石神古墳 (茅ヶ崎市)」が発掘された。現在、古墳の石室に使われていた石が東海道線との分岐付近に置かれている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JT 東海道線
特別快速(湘南新宿ライン経由)
藤沢駅 (JT 08) - 茅ケ崎駅 (JT 10) - 平塚駅 (JT 11)
普通(東京方面発着・上野東京ライン)・快速(湘南新宿ライン経由、下り列車は戸塚駅から「普通」扱い)
辻堂駅 (JT 09) - 茅ケ崎駅 (JT 10) - 平塚駅 (JT 11)
東海道貨物線
藤沢駅 - 茅ケ崎駅 - 相模貨物駅
相模線
茅ケ崎駅 - 北茅ケ崎駅

脚注

関連項目

外部リンク

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