ジョン・ロールズ
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ジョン・ボードリー・ロールズ(John Bordley Rawls、1921年2月21日 - 2002年11月24日)は、アメリカ合衆国の哲学者。主に倫理学、政治哲学の分野で功績を残し、リベラリズムと社会契約の再興に大きな影響を与えた。
概要 生誕, 死没 ...
生誕 |
(1921-02-21) 1921年2月21日 アメリカ合衆国・ボルチモア |
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死没 |
(2002-11-24) 2002年11月24日(81歳没) アメリカ合衆国・レキシントン (マサチューセッツ州) |
時代 |
20世紀の哲学 21世紀の哲学 |
地域 | 西洋哲学 |
学派 | 分析哲学 |
研究分野 |
倫理学、正義 政治哲学、社会契約 社会哲学 |
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1971年に刊行した『正義論』(A Theory Of Justice)は大きな反響を呼ぶ。当初は、アイザイア・バーリンらが「政治理論はまだ存在するのか?」(1962年)と吐露するほどに停滞しきっていた当時の政治哲学業界を再興させるのに大きく貢献した。そのため、英語圏における正義論以降の政治哲学(規範政治理論、normative political theory)業界は「ロールズ・インダストリー」(Rawlsian industry)などとしばしば呼ばれる。