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かつて日本の富山県富山市にあった富山地方鉄道の鉄道駅 ウィキペディアから
富山北口駅(とやまきたぐちえき)は、富山県富山市畑中にあった富山地方鉄道射水線の駅(廃駅)である。射水線の廃線に伴い1980年(昭和55年)4月1日に廃駅となった。
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の西側(新港東口方面に向かって左手側)に存在した[7]。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[7]。駅舎側ホーム(西側)が下り線、対向側ホーム(東側)が上り線となっていた。使われなくなった対向ホーム側の1線は、交換設備運用廃止後は撤去されたが、ホームは残存していた[7]。
業務委託駅となっていた[7]。駅舎は構内の南西側に位置しホーム南側に接していた[7]。周囲より若干高台にあり、駅舎入口へは階段を上る必要があった[8]。入口はホームに対し90度の角度で駅舎の南側に設置されていた[8]。ホームに待合所代わりの上屋を有した[7]。
附近に学校があり、通学客が多く利用した[7]。
廃線後は代行バスの停留所となった[3]。1997年(平成9年)時点では、附近の線路跡は富山地鉄バス専用道路となっており、上下線の2つのホームが、ともに道路脇に雑草が生い茂った、朽ち果てた姿で残存していた[9]。その後当駅跡附近の地鉄バス専用道路は廃止され、2006年(平成18年)5月時点では駅跡は駐車場となっており[8]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[10]。
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