Loading AI tools
ウィキペディアから
『夏雲あがれ』(なつくもあがれ)は、宮本昌孝作の長編青春時代小説。同じ作者による『藩校早春賦』の続編として、2002年8月に集英社より刊行された。江戸時代、東海地方のある小藩の青年藩士たちの友情と旅立ちを描く。
夏雲あがれ | ||
---|---|---|
著者 | 宮本昌孝 | |
発行日 | 2002年8月 | |
発行元 | 集英社 | |
ジャンル |
青春小説 時代小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 478 | |
前作 | 『藩校早春賦』 | |
コード |
ISBN 978-4-08-774596-2 ISBN 978-4-08-747857-0(文庫判〈上〉) ISBN 978-4-08-747858-7(文庫判〈下〉) | |
ウィキポータル 文学 | ||
|
もしくはそれを映像化したTVドラマ。TVドラマはNHK総合の木曜時代劇枠で2007年6月7日から7月5日まで放送された。全5回。
江戸の後期、東海の小藩。幼なじみの筧新吾・花山太郎左衛門・曽根仙之助・恩田志保にも別れのときが訪れる。仙之助は藩主の御供衆として、太郎左は将軍家高覧の武術大会出場のためそれぞれ江戸へ立つ。それを見送る新吾と志保。新吾は志保と引かれあう仲だが、軽輩の厄介者という身では嫁に来いとも言えない。
ある日、新吾と志保が恩師・鉢谷十太夫を訪ねた折、刺客に出くわす。十太夫は藩主乗っ取りを狙う藩主の叔父・蟠竜公の仕業と推測する。その後、江戸で騒動を起こした太郎左の代役として武術大会に出場せよとの命が新吾に下り、新吾は江戸に出ることになる。
太郎左との騒動の元となった旗本家の息子。それは思わぬところで蟠竜公の陰謀につながっていた。藩政乗っ取りのシナリオはどんなものか。誰が敵で誰が味方か分からぬ中、お家存続のため、新吾らが必死にそれを探り出す。
なお、原作とドラマでは事件の背景・登場人物・結末などが一部異なる。
NHK総合の木曜時代劇枠で2007年6月7日から7月5日まで放送された。全5回。
3人の青年武士を石垣佑磨、崎本大海、青山草太が演じ、安倍なつみがヒロインを務める[1]。
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
第1話 | 2007/6/7 | 旅立ちのとき | 9.6% |
第2話 | 2007/6/14 | 風雲うごく | 9.5% |
第3話 | 2007/6/21 | 迫りくる影 | 8.1% |
第4話 | 2007/6/28 | 戦いのまえに | 9.6% |
最終話 | 2007/7/5 | 明日に飛べ! | 7.8% |
平均視聴率 8.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.