桂三木助 (3代目)
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三代目 桂 三木助(かつら みきすけ、1902年3月28日〈戸籍上は1903年2月17日〉 - 1961年1月16日)は、日本の落語家。本名∶小林 七郎。出囃子∶「つくま」。日本芸術協会所属だったが最晩年に脱退し、フリーを経て落語協会に移籍。
概要 本名, 別名 ...
三代目 | |
『サンケイグラフ』1954年12月26日号 | |
本名 | |
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別名 | 田端の三木助 芝浜の三木助 |
生年月日 | 1902年3月28日 |
没年月日 | (1961-01-16) 1961年1月16日(58歳没) |
出身地 | 日本・東京都文京区湯島 |
師匠 | 六代目春風亭柳橋 二代目桂三木助 八代目桂文楽(内輪) |
名跡 | 1. 春風亭柏葉 (1918年 - 1921年) 2. 春風亭小柳 (1921年 - 1926年) 3. 桂三木男 (1926年 - 1927年) 4. 春風亭橋之助 (1927年) 5. 四代目春風亭柳昇 (1927年 - 1932年) 6. 五代目春風亭小柳枝 (1932年 - 1937年) 7. 花柳太兵衛 (1937年 - 1943年) 8. 二代目橘ノ圓 (1943年 - 1950年) 9. 三代目桂三木助 (1950年 - 1961年) |
出囃子 | つくま |
活動期間 | 1918年 - 1961年 |
配偶者 | あり(2022年没) |
家族 | 四代目桂三木助(長男) 五代目桂三木助(孫) |
所属 | 日本芸術協会 (1918年 - 1959年) フリー (1959年 - 1960年) 落語協会 (1960年 - 1961年) |
主な作品 | |
芝浜 | |
受賞歴 | |
文部省芸術祭奨励賞(1954年) | |
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当時さほど注目されていなかった落語「芝浜」を独自に練り上げ得意にした。それ以降「芝浜」は夫婦の情愛を美しく描いた名作落語として認識されるようになり、多くの落語家が口演するようになった。現在でも三代目桂三木助のものが傑作と云われることから通称「芝浜の三木助」。他にも通称は「田端の三木助」、「隼の七」。