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尾田栄一郎による漫画短編集 ウィキペディアから
『WANTED! 尾田栄一郎短編集』(ウォンテッド おだえいいちろうたんぺんしゅう)は、尾田栄一郎による漫画短編集。
WANTED! 尾田栄一郎短編集 | |
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ジャンル | 少年漫画、漫画短編集 |
漫画:WANTED! | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | ジャンプ・コミックス ※以下の作品も同様につき省略 |
巻数 | 全1巻(短編集『WANTED!』) ※以下の作品も同様 |
漫画:神から未来のプレゼント | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『月刊少年ジャンプオリジナル』 1993年10月号 |
漫画:一鬼夜行 | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』 1994年Spring Special |
漫画:MONSTERS | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』 1994年Autumn Special |
漫画:ROMANCE DAWN(SS版) | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』 1996年Summer Special |
その他 | 『ONE PIECE RED』に収録 |
漫画:ROMANCE DAWN(WJ版) | |
作者 | 尾田栄一郎 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』1996年41号 |
その他 | 短編集『WANTED!』に収録 |
アニメ:MONSTERS 一百三情飛龍侍極 | |
原作 | 尾田栄一郎 |
監督 | 朴性厚 |
シリーズ構成 | 朴性厚 |
キャラクターデザイン | 小島崇史 |
音楽 | 堤博明 |
アニメーション制作 | E&H production |
配信サイト | Netflix、Amazon Prime Video |
配信期間 | 2024年1月22日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
1998年に発行された、尾田にとって初となる短編集。連載デビュー作である『ONE PIECE』よりも前に描かれた作品が収録されている。なお本項では、同短編集に未収録の『ROMANCE DAWN(SS版)』についても記述する。
1992年下期手塚賞準入選受賞作。尾田の高校時代に描かれた[1]。
西部劇を題材にして画かれた短編漫画。行く先々で賞金稼ぎから命をつけ狙われるガンマン、ギル・バスターが、類い稀な銃センスと才略で、苦難を乗り越えて行く。
『月刊少年ジャンプオリジナル』1993年10月号掲載。尾田が大学在学中に描いた作品[3]。
主人公のスリ・ブランは、盗人稼業から足を洗おうと心に決めたものの、結局はスリを続けてしまっていた。「運命のペン」で人間の運命を書き綴っている天界の神様は、そんなブランの姿にあきれ果て、彼に天罰を加えようとする。だが神様は、「ブラン家(ブランち)に隕石が落ちる」と運命を書き換えようとしたところを、誤って「ブランチに隕石が落ちる」としてしまった。このままでは百貨店「ブランチ」に隕石が落ちてしまう。それを何とか回避するために神様は、「ブランチ」にいる人々を隕石の危機から救ったらブランへの天罰を無しにすると、ブラン本人に持ち掛ける。
『週刊少年ジャンプ』1994年Spring Special掲載。第104回ホップ☆ステップ賞入選作。
主人公の坊主・愚公は、失踪した師匠・恒心を探すため、当て所ない旅を続けていた。愚公は、旅の途中立ち寄った集落で、人々を脅かす化け物「人食い」の退治を頼まれ、否応なしに引き受けさせられてしまう。
『週刊少年ジャンプ』1994年Autumn Special掲載。尾田が甲斐谷忍の元でのアシスタントを終え、徳弘正也の元で『ジャングルの王者ターちゃん♡』のアシスタントを務めていた頃の作品[4]。タイトルは、ドリフターズやサザンオールスターズのような「 - ターズ」と言うタイトルをつけたいと考えた尾田が、竜や怪物級に強い奴が出てくるからと無理矢理につけたもの[4]。
『ONE PIECE』と世界観を共有する作品であり、「スリラーバーク編」においてリューマが登場する。
2021年9月にボイスコミック化[5]、2024年1月にアニメ化された。
最強の剣豪「キング」との戦いを夢見る侍・リューマは放浪の末、野垂れ死に寸前で町に辿り着き、フレアという女性に助けられる。そこでリューマは、竜(ドラゴン)の襲撃事件に巻き込まれる。
リューマは、一流剣士シラノと三流剣士ディーアールが、町を壊滅させるために竜を呼んで火事場泥棒を繰り返していた事を知る。口封じをしようとしたシラノをリューマは一瞬で返り討ちにし、更にディーアールの命乞いも聞き入れずに倒す。そして、襲い来る竜を一刀のもとに両断して仕留め、町を去る。本人は気づいていないが、剣豪キングとは「リューマ・ド・“キング”」の名を付けられたリューマ本人であった。
担当声優はアニメ版 / ボイスコミック版。
2023年7月、アニメ化が発表された[8]。タイトルは『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』(モンスターズ いっぴゃくさんじょうひりゅうじごく)[8]。2024年1月22日より、NetflixとAmazon Prime Videoにて配信開始[6]。
尾田の代表作『ONE PIECE』のプロトタイプとなった作品。「ROMANCE DAWN」の題名で描かれた作品は、『WANTED!』収録作(以下「WJ版」)と、『ONE PIECE RED』収録作(以下「SS版」)の2つがあり、本項では両方を記述する。なお、「ROMANCE DAWN」という題は『ONE PIECE』第1話及び第601話の副題としても使われている。
いずれも『ONE PIECE』とは設定が若干異なっており、世界設定を共有してはいないが、主人公ルフィが特殊な能力を得られる木の実を食べてゴム人間となっている設定は、既にこの両読切で固まっている。また、両読切における海賊は、無法に略奪する海賊「モーガニア」と、モーガニアをカモにして冒険を続ける海賊「ピースメイン」の2種類が存在している。
『週刊少年ジャンプ』1996年Summer Special掲載。「ROMANCE DAWN」の題名で初めて発表された作品。単行本のページ数の都合と、あまりに『ONE PIECE』との共通点が多いことから『WANTED!』への収録が見送られ、後に『ONE PIECE RED』に収録された[9]。
2008年には本作を原案としたアニメ『ONE PIECE ロマンス ドーン ストーリー』が製作されている。
『週刊少年ジャンプ(WJ)』1996年41号掲載。『WANTED!』に収録。尾田が『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のアシスタントをしていた時期に描かれた作品[9]。
『WJ』本誌に掲載されることから、後の連載時のインパクトを意識し、「SS版」で完成していたルフィとシャンクスとの麦わら帽子のエピソードを変更して描かれた作品[11]。このため「SS版」とは色を変えて描かれた作品であり、「SS版」と比べると『ONE PIECE』との共通点は少ない。
2019年10月20日、『ONE PIECE』アニメ化20周年を記念し、本作のアニメ化作品が放送された[12][注 2]。キャストには麦わらの一味の声優陣が起用されている[13][注 3]。2020年1月24日にBD・DVDが発売[15]。
全て作者は尾田栄一郎、集英社のジャンプ・コミックスより発行。
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