トップQs
タイムライン
チャット
視点
おもてなし武将隊
ウィキペディアから
Remove ads
おもてなし武将隊(おもてなしぶしょうたい)では、日本各地で戦国武将などに扮してPR活動を行う集団について述べる。

中央には葵武将隊の徳川家康、左は名古屋おもてなし武将隊の織田信長。後列に直江兼続や伊達政宗らの姿が見える。
概要
従来より城などの観光地で鎧武者姿で観光案内などを行う例などはあったが、2009年(平成21年)4月、名古屋市長河村たかしが公約の一つ「名古屋市の情報発信力の強化」として掲げていた[1]『武将都市ナゴヤ』キャンペーンが始まり[2]、同年11月に名古屋おもてなし武将隊が結成された[2][3]。名古屋おもてなし武将隊の成功により、全国各地で同様の集団が結成されることになる。
これらの武将隊は、歴史上の武将を城などと同様、ひとつの「観光資源」として捉えて観光客を呼び込むもので、名古屋おもてなし武将隊の活動を委託された三晃社は以下の3つの基本コンセプトを挙げている[2]。
- 徹底的に本物にこだわり、お客さまに「武将の世界」を提供すること。
- 雨の日も、風の日も、いつでも名古屋城へ行けば「武将に会える」こと。
- 武将6名+陣笠4名が、独自のキャラを確立し、エンターテイメントを磨くこと。
「拠点となる城などに行けばいつでも武将に会うことが出来る」というコンセプトは、2010年に結成された伊達武将隊などその後に結成された武将隊の多くで踏襲された。
これらの武将隊は「おもてなし」として演舞や寸劇などのパフォーマンスや来場者との記念撮影を行なうほか、各種のイベントにゲストとして参加したり、地元ラジオ・テレビ局の番組への出演、インターネット放送を行うなど、一種のローカルタレントとして活動するものも見られる。多くが戦国時代の武将とその配下(足軽・忍びなど)によって構成されているが、戦国武将の妻・娘など女性のみで構成されている「あいち戦国姫隊」や、幕末の志士たちによる「土佐おもてなし勤王党」、各地の武将隊から選抜されたメンバーによる「おもてなし武将隊JAPAN」などその形態も様々である。なお、行政主導によるものやボランティアによるものなど、運営形態はかならずしも定まっておらず、短期間で活動を停止・終了した武将隊もある。
Remove ads
一覧
要約
視点
Remove ads
武将隊による合同イベント
要約
視点
各地の複数の武将隊が一堂に会するイベントは、2010年の世界コスプレサミットの共催イベントとして行われた『世界SAMURAIサミット』をはじめとして複数回行われている。
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads